・モノを持たない生活
・モノを大量に捨てたことで感じること
・モノを持つ=管理コストが上昇する
おはーん、ペーパー先生です。
ぼくは2021年3月に、自宅マンションを賃貸に出して、
勤務先オフィス近くでホテル暮らしを始めました。
もっとも大きく変わったのは、モノを持たない生活に移行したことです。
マンションの部屋に溜まっていた多くのモノを大量に処分し、
現在はキャリーケース1つで生活をしているわけですから
その身軽さはお分かりいただけるんじゃないかなと思います。
そんな今日は、身の回りのモノを大量に捨てたことで感じることを紹介していきます。
身の回りのモノを大量に捨てたことで感じる7つのこと
それでは早速みていきましょう!
マンション暮らしをしていた際は、クローゼットが言わば物置になっていたのですが、それはもう色々な箱がテトリスのように積み重なっている状態で、モノのために家賃を払っていたぐらいでした。いまは自分で持ち運べる量のモノしか保有していませんから、当たり前ですが置き場所に困ることがありません。これ、些細なことですが無駄な時間の削減にも効果ありです。
何がどこにあるのかを、把握できる量のモノしか保有していませんから、管理コストも激減します。資産運用のポートフォリオとも似ているかもしれません。50商品の場合と1商品だけの場合だとその手間に雲泥の差がありますが、荷物に関してもまったく同じことが言えます。部屋がモノで溢れるというのは、自分で管理しきれなくなった段階から始まるものです。
先日、会社のオフィスが引っ越しをしました。これ、通常であれば住まいとか定期券とか、あらゆるものに影響が及ぶわけですが、ぼくはモノが少ないのでそうした煩わしさがありません。定住しているホテルを変えるだけで良いからです。これ、オフィスのデスクでも同じことが言えまして、ぼくはデスクにもモノが一切ありません。通勤する際のバックパックにPCなど必要アイテム一式をまとめているためです。オフィスの引っ越しよりも頻繁に発生するデスクの引っ越しにも迅速に対応が可能です。
通常、eコマースでモノを購入する際、置き場所のことを想像してポチッとするようなことは、家具の購入以外ではないかと思います。ただ、最小のモノで生活していると、新規購入で総数を増やせば管理に手間がかかりますし、移動も億劫になっていきます。そのため両親や知人へのプレゼント以外では、ほぼモノを買わなくなりました。身の回りのモノを整理すると、自ずと必要最小限の支出が身に付いてきます。
ミニマリストの生活をするのにあたり、一番厄介なのは紙の書類です。生活していると本当に色々な紙が手元に届くものだなと実感します。そこで活躍するのがPDFです。ぼくは必要だと思われる書類についてはiPhoneの「Adobe Scan」という無料アプリで撮影して、PDF保存するようにしています。テキストを自動認識してくれるのもすごく便利。もちろんその後に書類は破棄します。
少ないモノで生活をしていると、その1つ1つに愛着が湧いてきます。つまり大事に使おう!という気になるんですね。これ、長持ちにもつながりますし、実際に物持ちが良いです(笑)物持ちが良いということは、無駄な支出が削減されるのと併せて、新規購入時に新しいモノを使いこなす、身体に馴染むまでに要する時間、いわゆる買い替えコストも発生しません。
これまで触れてきたことが、結局何に繋がるのかというと、それは貯蓄率の向上です。通常、収入を上げるか支出を下げるかをしてこの数値を向上させる努力をするわけですが、最小のモノで生活をすることが快適だからそうしているだけなのに、ついでに貯蓄率が上がっていくわけですから、本当に一石二鳥。ある意味でモノを手放したからこそ貯蓄率6割を達成している、とも言えます。
さいごに
いかがだったでしょうか、身の回りのモノを大量に捨てたことで感じる7つのこと。
こればっかりは、実際にやってみないとその良さが分からない部分もあるかと思います。
そして人によって何が快適か、というのは千差万別でもあります。
気になる方はまず、身の回りのモノを一斉処分してみる。
そして自分の適温がどのぐらいのサイズ感なのか、その後の生活で
増えていくモノの量との天秤に掛ける。
そんな進め方をオススメします。
会計上の考え方では、モノを持つ=管理コストが上昇する
というように捉えます。
お仕事で数字管理をされている人の方が、
ミニマリスト生活による効果を理解しやすいかもしれませんね。
では、ごきげんよう。
よろしければこちらの記事もご覧ください。
モノが少ないとストレスも少ない。