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祝チャンネル4周年!会社員から無職、ぺいぱの4年ドキュメント

祝チャンネル4周年!会社員から無職、ぺいぱの4年ドキュメント
この記事で分かること

・4年前と現在での生活や価値観の違い
・会社員時代から無職へと移行した心境の変化
・資産形成の没頭期から自己実現を目指すまでの歩み

ごきげんよう、ぺいぱです。

動画解説

このブログの内容は動画でも解説しています。

YouTubeチャンネル「資産運用学園やわらか中学校」が、2021年6月20日の開始から、はやくも4周年を迎えることができました! ここまで続けることができたのは、普段から視聴いただいている皆さまのおかげでございます。本当に本当にありがとうございます!

思えばこの4年間でまったくのゼロからスタートしたチャンネルは2024年末に1万人登録を突破しまして、それなりに階段を登ることができたなと感じています。

最初の投稿動画は「資産運用会社の純資産総額ランキング(2021年5月)」ということで、6分ちょっとの内容だったわけですが、いま見るととてつもなく喋りは拙いし、音は汚いし、ほんとしょーもない動画で恥ずかしさしかないのですが、これも含めて足跡なのでそのまま残してあります。ご興味があればぜひご覧ください(笑)


運用会社の純資産総額ランキング(2021年5月)
資産運用会社の純資産総額ランキング(2021年5月)投資信託協会さんによると、2021年5月の投資信託業界全体(84社)の概況は、設定額=6兆5,772億円、解約額=5兆6,689億円、償還額=約70億円、差引き9,013億円の純資金流入、純資産総額の合計=153兆2,661億円(前月比1兆4961億円増加)となっています。今日は、2021年5月の資産運用会社の純資産総額ランキングをやわらか紹介します。...

さて、今回は資産運用から生き方全般まで色々な項目で、チャンネル運営を始めた4年前の自分と今とをガッツリ比較していこうと思います。4年でも人は大きく変わる。そんなことがわかる内容になっていますので、ぜひ最後までお付き合いください!

ぺいぱの4年ドキュメント

では、さっそくいってみましょう!


<金融資産>

 2021年6月:3,014万円
 2025年6月:5,726万円(+89.98%)

 ※21年は6月末、25年は6月20日時点
 ※数字は四捨五入

チャンネル名が「資産運用学園やわらか中学校」ですので、やはり最初に触れておきたいのは金融資産の変化です。振り返れば、このチャンネルがある程度注目され始めたのも、金融資産が3,000万円を超えた頃のことでした。「3,000万円シリーズ」として、当時の変化や心境をテーマにした動画をよく配信していたのを覚えています。

具体的な数値で比べてみましょう。2021年6月末時点の金融資産は3,014万円。これが2025年6月現在では5,726万円となっており、約2,700万円、率にして約90%の増加となっています。

3,000万円台に乗せたのは2020年の12月。当時は資産形成を始めてまだ半年ほど。年初は1,800万円程度でしたからかなりのロケットスタートとなりました。夏以降から支出の見直しなども徹底的に行い、年間160万円ほど支出を削減し、貯蓄率も6割近くに到達していた記憶があります。特に2020年から2021年にかけての2年間は、資産形成において非常に重要なフェーズでした。

こうした積み重ねの結果が、現在の金融資産の成長につながっていると感じています。改めて、これまでの取り組みを振り返りながら、「よくやってきたな」と自分をねぎらいたい気持ちです。

<純資産>

 2021年6月:3,813万円
 2025年6月:9,685万円(+154.00%)

 ※21年は6月末、25年は6月20日時点
 ※数字は四捨五入

ぼくの場合、ポートフォリオの中に不動産も含まれているため、いわゆる「金融資産」だけでは全体像を捉えきれません。特に大きな変化としては、昨年末に住宅ローンの完済をしたことで、資産と負債のバランスが大きく変わりました。この影響もあり、純資産ベースで見たときの景色は、また違ったものになっています。

具体的には、2021年6月末時点の純資産が3,813万円だったのに対し、2025年6月20日時点では9,685万円。なんと約2.5倍、+154%という結果です。一時は1億円を突破していた時期もありましたが、年初からの株式市場の調整や、円高基調、支出先行もあって、現在はやや減少傾向にあります。

なお、不動産の評価額については、AIによる自動算出サービスを利用しています。これまでは「ハウマ」というツールを使っていましたが、視聴者の方から「やや算定額が高めに出る傾向がある」とのご指摘を受けまして、今月から「イエシル」という別のAIサービスと併用し、双方の平均値を取るようにしています。こうした調整により、前月比で多少評価額が下がっている部分もありますが、それも含めて、より手堅い近い数字を反映できていると思います。

いずれにしても、会社員としての最後の数年間をしっかり走り抜けたことで、この4年間でここまで資産を伸ばすことができた。その成果には、素直に手応えを感じています。

<資産運用>

 2021年6月:オルカン一本化直後
 2025年6月:オルカン+BTC/ETH

次に、資産運用の中身について見ていきましょう。

2021年6月当時、ぼくはちょうど資産の一本化を決断した直後でした。それまでは、米国株や中国株、さらには東南アジア株など、いわゆるハイパーグロース株を中心に、10社ほどの個別株を保有していました。正直、2020年のコロナショック時には大きな痛手を受けたものの、その後の相場回復局面では大きく資産を伸ばすことができたのも事実です。

そんな中、ある日シャワーを浴びていたとき、ふと「一本化すべし」という直感が降りてきました。そこでS&P500と迷いながらもオルカン(全世界株式)を選択。6月上旬に個別株をすべて売却し、集まった資金のうち2,500万円を使って一括でオルカンに投資しました。その約定日が2021年6月16日。そして偶然にも、その4日後の6月20日がYouTubeチャンネル「資産運用学園やわらか中学校」の初投稿日となります。まさにオルカンと共に始まったチャンネルと言えるでしょう。

この4年間、資産運用の軸は基本的に変わっていません。オルカンへの長期投資をベースとしながら、2021年9月には新たに1ビットコイン(BTC)と1イーサリアム(ETH)を購入しました。当時の合計投資額は約500万円。それが現在では約1,500万円にまで成長しており、金融資産全体の伸びを強く後押しています。

途中、住宅ローン返済のためにオルカンを一部解約する場面もありましたが、それでも資産全体で増加基調を維持しています。総じて、資産運用のスタンスは「オルカン+暗号資産」という形で安定しており、大きくブレることなく4年間継続できていることは、ほったらかし投資の体現という点で、自分自身でも評価できる点だと感じます。

<収入の柱>

 2021年6月:給与収入+家賃収入
 2025年6月:家賃収入+広告収入

続いては、「収入の柱」についての比較です。ここは4年間で大きく様変わりしました。

4年前の2021年6月、ぼくは会社員としてフルタイムで働いており、給与収入が生活のメインの柱でした。加えて、ちょうど同じタイミングで家賃収入が入るようになったのがこの頃です。同年3月1日からホテル暮らしを始め、そこから持ち家の入居者募集をスタートしました。当初はなかなか決まらなかったものの、5月にはようやく入居が決まり、6月から満額の家賃が入るようになりました。

今振り返ってみても、2021年6月というのは、資産形成・生活スタイルの両面でいろいろな変化が起きた節目だったなと思います。

そして2025年6月現在。FIREを達成して会社員を辞めた今、収入源は「家賃収入」に加えて、YouTubeメインチャンネルからの「広告収入」となります。その額は大きいものではなく、ごくわずかですが、会社員時代と違って、自分の裁量で作り出している収入源であるという点では、意味合いの大きさを感じています。

給与という太い柱が消えた今、生活のフローはかなりスリムになりましたが、「ゼロではない」「自力で立てている柱がある」というのは、FIRE後の自分にとって大きな存在のひとつでもあります。

<住まい>

 2021年6月:オフィス近くでホテル暮らし
 2025年6月:オフィス近くで賃貸暮らし

住まいのあり方も、この4年で大きく変わりました。

2021年6月当時、ぼくはホテル暮らしの真っ只中でした。スタートは同年3月、通勤したくないけど会社を辞める勇気もない。そんなことから、キャリーケース一つでホテル住まいを始めたわけです。

当時泊まっていたホテルは、オフィスまで徒歩15分ほど。世間的には近いと言える距離かもしれませんが、通勤ゼロを理想としていたぼくにとっては、まだ物足りなさを感じていました。そのため、以降は2〜3ヶ月ごとにホテルを変えながら、徐々にオフィスに近い場所へ移動。なかには半年間ずっと同じホテルの同じ部屋に滞在していたこともあります。

この時期、ちょうどコロナ禍の影響でホテル料金が非常に安かったんですね。月額で13〜14万円ほどで滞在でき、しかもトイレットペーパーやバスタオル、清掃サービス付き。ベッドメイキングもあって、むしろ賃貸より快適でした。

ところが、2022年の年末を境に状況が一変します。クリスマスシーズン、さらにインバウンドが回復し始めた影響もあり、ホテル代が一気に高騰。これまで月14万円だったものが、なんと40万円近くにまで跳ね上がりました。さすがにこれは厳しいと感じ、急遽探し出したのが、今住んでいる賃貸物件です。引っ越しは2023年2月。それ以来、2年以上が経過しています。

<肩書き>

 2021年6月:会社員
 2025年6月:無職(+学生)

この4年間で、最も象徴的な変化といえば、やはり肩書きの変化かもしれません。2021年6月当時は、れっきとした会社員。20年間、ずっと組織に属して働いてきました。けれど昨年、長く務めた会社を自らの意志で退職し、ついにその肩書きを手放しました。

社会人になって以降、人生で無職という状態を経験するのは、実はこれが初めてです。20代の頃に1年間だけフリーランスとして活動していたことはありますが、そのときは外部の方々としっかりお仕事をしていたんですよね。

そういう意味では、正真正銘、現在の「無職」という肩書きは、これまで経験したことのない新しい立場です。とはいえ、今は脚本学校に通う「学生」という肩書きも並行して持っているので、完全な何もない状態というわけでもありません。

これまで「会社員+学生」、あるいは「学生+学生」と、常に何かと何かを掛け合わせた二刀流の人生を歩んできた気がします。今回も例外ではなく、「無職+学生」という、ある意味ユニークな二刀流にたどり着いたとも言えるでしょう。

社会的な肩書きに縛られず、自分の時間と好奇心に向けて素直に生きる。そんな生活の価値を、今あらためて噛みしめているところです。

<人間関係>

 2021年6月:仕事ベース/浅く広く
 2025年6月:趣味・勉強ベース/深く狭く

ちょうど直近、メインチャンネルにアップした動画でも触れましたが、人間関係のあり方も、この4年間で大きく変わったポイントの一つです。

2021年6月当時は、まだ「おうち時間」が主流の時期。飲食店の営業も制限されていて、コロナ禍の影響が色濃く残っていました。ただ、2019年以前の延長線上にあるような付き合い、たとえば、仕事のつながりから生まれた人間関係は、まだ残っていました。内容としては「浅く広く」。職場の同僚や取引先との関係をなんとなく維持しているような、いわば仕事ベースのネットワークです。

それが今では、明らかに趣味・勉強ベースに変わりました。交流する相手の数は減ったけれど、その分、やり取りの質が深くなっています。YouTubeでコメントをくださる視聴者の方々との交流、そして脚本学校での先生やゼミ仲間との関係。どれも、自分の興味関心や学びを軸にしたつながりばかりです。

会社を辞めたことが、この変化に大きく影響しているのは間違いありません。退職後も、かつての人間関係を保ち続ける方もいらっしゃると思いますが、ぼくの場合はあえて、仕事由来のつながりをいったんすべてリセットしました。

その結果、今はとてもシンプルで、自分らしい関係性に囲まれた生活を送れています。人付き合いの密度も、満足度も、確実に高まりました。

<ライフスタイル>

 2021年6月:週5出勤で仕事中心
 2025年6月:毎日がフリー

ライフスタイルも、この4年間で大きく様変わりしました。

2021年6月といえば、コロナ禍の真っただ中。ぼくが勤めていた会社では、スタッフは在宅勤務が中心で、管理職だけがオフィスに出勤しているという、ちょっと異様な状況でした。役職者だけがポツポツと並んで座っている上長席。業務の生産性や意味を考えると、「これ、家でもいいんじゃない?」と感じていたことを思い出します。

当時のぼくは部長職を預かっていて、プレイングマネージャーから完全にマネジメント側へと移行した時期。100人規模の組織を抱え、スタッフの背後にいる家族のことまで責任を負うという立場でした。けれど、心の中ではすでに会社との距離感を測り始めていたんだと思います。

金融資産が3,000万円を超えたことも大きな転機でした。「このくらいあれば、最悪会社にしがみつかなくても生きていけるかもしれない」。そう思えるようになってからは、価値観が徐々に変わっていきました。気がつけば、会社に対しても遠慮のない発言が増えていたと思います(笑)。

その頃から、「あと何年会社員を続けるか」というより、「とりあえずこの1年をどう過ごすか」という発想に変わっていきました。年次の行動計画や目標シートを作成する際も、5年10年のビジョンを踏まえつつも、実際には「今年を乗り切る」が自身最大のテーマだった気がします。

そして2025年の6月の今。ライフスタイルはまったく別物です。毎日がフリー。何時に起きても、何をしても自由。もちろん、その自由さが逆にプレッシャーに感じる日もありますが、満員電車に揺られることも、意味のわからない稟議書を作ることもない。そういう日々から脱した自分が、確かに生まれました。

<ストレス度>

 2021年6月:管理職で疲弊気味
 2025年6月:心身ともに回復中

この4年間で、ストレスとの向き合い方も大きく変化しました。

2021年6月当時、ぼくはまさに疲弊した管理職でした。さかのぼれば、コロナ禍の初動、2020年の2月〜3月あたり。ニュースで、クルーズ船での集団感染が取り上げられ始めた頃ですね。あのタイミングで、ちょうど新しい部署に異動になったんです。

しかも、その部署の責任者としての着任。通常であれば、まずは顔を合わせて信頼関係を築きながらチーム作りをしていくところですが、当時はリモートワークが主流で、メンバーの人柄すらよくわからないまま、日々の業務に追われていくような状態でした。

加えて、感染症対応に関する社内オペレーションの整備や、罹患者が出た場合の対応、機材・備品の管理など、今までになかった課題が次々と降ってくる。そんな中でのマネジメントは、本当に「毎日が戦い」でした。

それでも、なんとか踏ん張って1年、2年と続けてコロナ禍の苦しい時期を脱したものの、心と体の摩耗は確実に蓄積していました。そしてそれが限界に達したのが、昨年2024年の6月。上司に退職の意向を伝えたわけです。偶然かもしれませんが、6月は自分にとっていつも転機となる時期のような気がします。


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ぺいぱ、会社やめるってよ:体調・体力・気力がいよいよ限界についに「ぺいぱ、会社を辞める」という話題について話をしていこうと思います。人間にとって「生まれた時」「社会人になった時」と並ぶぐらいのビッグイベントである「勤め先を辞める時」の生の情報をお届けしようと思い、これをまとめました。ラジオ感覚で話を進めていきますのでぜひ最後までお付き合いください。...

さて、そこから1年が経った今。肩書きは無職となりましたが、間違いなく、心身の状態は劇的に回復しています。この半年ほどを振り返っても、ストレスらしいストレスはほとんど感じていません。強いて言えば、日本証券業協会に対するストレスくらいでしょうか(笑)。それ以外は、ゆったりとした時間の中で、自分のペースで物事に向き合う日々を過ごしています。


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年齢を重ねると、たとえば「かさぶたができるのが遅くなる」といったように、体の回復力が落ちてきます。合わせて心の回復力もまた遅くなっているとも実感するわけです。完全には治らない部分もありますし、無理に元に戻そうとせず、時間をかけて丁寧に、自分と向き合う。そういうケアの姿勢が必要なんだなと感じています。

<思考の変化>

 2021年6月:とにかく資産形成!
 2025年6月:自己実現と他者貢献

思考の軸も、この4年で大きく様変わりしました。

2021年6月当時、ぼくの最大の関心事は「資産形成」でした。なかでも、個別株にハマっていた頃で、まさに熱中の真っ只中。株価の上げ下げに一喜一憂しながら、投資の世界にどっぷり浸かっていた時期です。

今思えば、それは子どもの頃に夢中になったミニ四駆のようなものだったかもしれません。パーツを組み替えて最速を目指す感覚と、ポートフォリオを組み立てる感覚がどこか似ていた。楽しくもありましたが、同時に結果がなかなか伴わないこともある。投資の難しさに直面していた頃です。

そんな中、2021年6月16日を境に、ぼくの資産運用の軸はオルカンへと一本化されました。個別株への情熱は次第に薄れ、給与や賞与といった労働収入のうち、どれだけの割合を投資に回せるか。そうした投資可能額の最大化にフォーカスした時期が続きました。おそらく2023年頃までは、そんなマインドが中心にあったと思います。

ところが、それすらもやがて関心の外へと移っていきます。今では「資産運用は息をするように行うもの」。いちいち相場をチェックすることもなく、ただ粛々と積み立てるだけ、持ち続けるだけ。商品やサービスへの関心はすっかり薄れ、収入も限定的になった今、もはやお金はぼくの関心の中心ではありません。

では今、何を考えて日々を過ごしているのか。それが、「自己実現」と「他者貢献」です。退職前、自分の人生目標を明文化したことがありました。そのとき掲げたのが、「人の役に立つもの書きをする」という自己実現。そして「クリエイターを支援する」という他者貢献です。

この「もの書き」の実践として今取り組んでいるのが、YouTubeチャンネルの運営であり、脚本の勉強です。どちらも自分自身の表現で誰かの役に立つことを目指した行動であり、それが自己実現の一環となっています。

一方、他者貢献の面では、将来的にクリエイター支援のような活動ができればと考えています。ぼく自身がデザイナーとして社会人をスタートしたこともあり、創作や表現に携わる人々へのリスペクトは強いです。人事としての経験もあるので、そうした方々のキャリアや活動を後押しするような支援ができればと、構想を温めているところです。

もちろん、これから年齢を重ねれば、手段は変わっていくかもしれません。でも、おそらくこの「自己実現と他者貢献」という根っこの価値観は、今後もそう大きくは揺らがない気がします。
あの頃は、毎月30万円をオルカンにつぎ込むような無茶な資産形成に全振りしていましたが、今は一転。自分らしく、誰かの役に立ちながら生きること。それこそがぼくにとっての豊かさの定義になっています。

<夢>

 2021年6月:なし
 2025年6月:脚本コンクール入選

最後は「夢」について。

2021年6月当時の自分には、はっきりとした夢も目標も、何ひとつありませんでした。仕事で成し遂げたいこともなければ、プライベートで実現したい何かもない。彼女が欲しいとか、そういう思いすらすでに消えていて、本当に無の状態。今思えば、あそこまで何も考えていなかった時間は、人生の中でも珍しかったかもしれません。盲目的に会社員としての自分を消費していたことになります。

それが4年経った今、明確な夢があります。それが「脚本コンクールでの入選」です。もちろん、入選したからといって、そのままプロとして活躍できるとは限りません。脚本の世界は、コンクールで評価されても、次につながらないことも多い。ましてや、それで食べていけるようになるかといえば、それもまた別の話です。

けれども、それでも評価されたいという気持ちは強くあります。書いた作品に対して、何かしらの結果が欲しい。これは、資格取得にも似ていますよね。資格は合格すれば一目でわかるバッジのようなものが得られる。脚本の勉強には、それ自体に資格のようなゴールはない。学んだからといって、明確に何かが手に入るわけではありません。だからこそ、コンクールでの入選というのが、ひとつの勲章になる。努力の証としてそれが欲しい。今はそう思っています。

この思いを抱きながら、今取り組んでいるのが6月30日の脚本コンクールの締め切り。これに向けては何度も心が折れかけました。「もう無理だな」と思ったのは、一度や二度じゃありません。あと2週間、あと10日。そうカウントダウンが始まる中で、「今回はさすがに間に合わない」と何度も諦めそうになりました。でも、それでも手を止められませんでした。

やっぱり、締め切りに出さずに終わるのは、自分の中で後味が悪い。満足のいく作品ができるかどうかは分からない。それでも「やり切った」と思えることだけはしておきたい。これって、ある種、会社員として長く働いた後遺症かもしれませんね。

スケジュールは守るもの、期日は絶対。そう体に染み込んでいる感覚が、今も自分を突き動かしているような気がします。夢のなかった自分が、いま夢に向かって行動している。この変化こそが、もしかしたらこの4年間で得た一番の収穫なのかもしれません。

おしらせ

キャラクター”ぺいぱ”がデザインされた「資産運用学園やわらか中学校」公式アイテムがついに販売開始!トイレットペーパーを模したキャラデザの由来は、古くなったお札が再利用されてトイレットペーパーになることや、ウン(運)がつく縁起ものだからなど、諸説あり。いずれのアイテムも日常使いできるシンプルデザインです!ぜひお買い求めください!

「資産運用学園やわらか中学校」公式アイテム

さいごに

今回は「祝チャンネル4周年!会社員から無職、ぺいぱの4年ドキュメント」と題してお届けしましたが、いかがだったでしょうか。

チャンネル5周年に向けて……といっても、あまり先のことは正直考えていません。毎日を集中し、その日暮らしで、リラックスしながらやっていくのが一番かなと。「続けよう」と意気込むと、逆に続かなくなるのが人間というもの。だから今は、目の前の動画づくりに集中して、その積み重ねが続いていけばいいかな、くらいの気持ちでいます。

今後のチャンネル運営についてですが、ぺいぱ自身の資産運用については、もはや息を吸うようにやっているのは先ほども触れた通り。特別なことはしていませんし、今後は取り崩しフェーズに入っていくでしょう。FIRE後のリアルな生活、あるいはサイドFIRE的な働き方に移行する可能性も含めて、そのあたりの話題を引き続き綴っていければと思っています。

資産運用に限らず、何ごとも最初は熱量が高くて楽しいんですよね。趣味でも、筋トレでも、恋愛でも、はじまりは夢中になれる。でも、本当に大切なのは飽きたあとどう向き合うか、だと思うんです。飽きてきてからが本番。そこからが本質。資産形成や投資だって同じで、熱が冷めた後にどう生きるのか。そんな慣れの果てを「やわらか中学校」が映し出していけたら、それはそれで価値のあることじゃないかと思っています。

あと、今後の展望としては、いずれ日本各地を1ヶ月ずつ巡る「全国ホテル暮らし」をやりたいですね。会社を辞めて時間ができた今だからこそ、そういう気分転換を兼ねた移動生活にも挑戦したい。ぼくはホテル暮らしの耐性が整っているので、移動しながらでも配信や動画制作はできますし。ただ、いまはまだ「もの書き」として何か爪痕を残したいと思ってもいます。なので、今年いっぱいは脚本に注力して、来年以降にゆったりと日本各地を巡る予定です。

皆さんもこの4年間で変化したことや気づきがあったことなどがあれば、どしどしコメント欄にお寄せください! そして5周年に向けても引き続きよろしくお願いいたします!

最後の最後にお知らせ! 「ぺいぱのひとりごと」というサブチャンネルをやっていまして、原則、平日の朝7時からライブ配信しています。お金や仕事の話題を中心に、直近の出来事でぺいぱが興味のあるものを取り上げ、好き放題喋り倒すラジオみたいな内容です。通勤・通学のお供に最適だと思いますので、ぜひこちらもチェックしてみてください。

人生はノーコンティニュー!悔いのないようにやっていきましょう。

では、ごきげんよう。

今日のまとめ

振り返れば、もはやまったく別の世界線。

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