・ぺいぱはなぜ貧乏臭いか
・ゼロから始める貧乏臭さ
・貧乏臭くても内面は豊かに
ごきげんよう、ぺいぱです。
このブログの内容は動画でも解説しています。
先月末、純資産ベースで億り人を達成しました。その感想と振り返りをまとめた動画を配信した際に、こんなコメントがついていたんですよね。
👤「億り人なのに話し方は貧乏くさいね。よく言われるしょ?」
「貧乏臭い」という言葉の持つ意味ですが、
【貧乏臭い】
見栄えや行動で第三者からお金がない印象を与える状態を指す。
基本的にはネガティブに使う表現ですから、一見すると悪口にも思えるこのコメント。ただしぼくからすれば最大の褒め言葉です。何故ならば、お金持ちであればあるほど、貧乏臭く見えることは大変重要だからです。むしろメリットしかない。
では、貧乏臭く見えることにどのようなメリットがあるのか?ぺいぱは実際にどのようなことを取り組んだり考えているのか。今回はそれがテーマです。全部で7つ紹介をしますが、すべてぼくの実体験から来ています。
現在、資産形成を進められているすべての方にとって色々な面で防衛手段になる情報だと思いますので、ぜひ最後までお付き合いください!
① 貧乏臭いと、不要な営業がこない
② 貧乏臭いと、恨み嫉みの対象にならない
③ 貧乏臭いと、犯罪の対象になりづらい
④ 貧乏臭い方が、他人の目を気にせず本音で生きられる
⑤ 貧乏臭い方が、家計としては健全
⑥ 貧乏臭い方が、良質な人間関係を築ける
⑦ 貧乏臭い方が、創意工夫するスキルが上がる
貧乏臭く生きた方が良い7つの理由
では、早速いってみましょう!
通常、営業活動のターゲットになるのは、「この人なら買ってくれるかも」という期待を持たれる人です。営業パーソンからすれば「お金を引っ張って来れる人」、言葉を選ばず言い換えると「金づる」を常に探しているわけです。
ぼくが実体験としてよく例に挙げるのは銀行。銀行は利用者の口座内容を把握していますから、ボーナスなどで大きな入金があった場合、すぐ営業電話が来ます。資産運用の営業です。コールセンターからなので知識のない人から、平日こっちが仕事をしている時間に問答無用でかかってきます。
ぼくはすぐ「時間ないんで」と言って切りますが、この対応時間やイライラ。そして何よりもこういう人件費の使い方が銀行業の利益低下を招いていると思うと、不要なストレスも溜まります。そう、お金は貯まらずストレスが溜まる。もう最悪です。見てるか!みずほ銀行!!(笑)
営業は他にも、
・保険
・不動産
・高級車
・ブランド品
・エステ
・美容整形
・高額な健康食品
・サプリメント など
このように金融商品から自己投資系商品まで多岐に渡ります。また、時には高額な会員制クラブや投資セミナー、ネットワークビジネスへの勧誘なども含まれることがありますね。これらは富裕層など余裕がある人をターゲットにする傾向があり、高価な持ち物や贅沢な生活の一端が見えるとすぐさまターゲットになります。
世の中は「お金のある人からどうやって奪っていくか」。そういうゲームだからですね。企業が行うマーケティング活動というのは、その響きこそカッコいいですが、結局はお金をどう集めて利益にするかの戦略を指すわけです。
我々が普段目にするWebやテレビ、新聞、雑誌、電車などで見る広告は、お金を使うように誘導していくための一手です。ぼくも勤務先でこうした宣伝活動に携わっていたことがありますが、広告を打つ側は使い手のベネフィットなんて考えていません。どうすれば手に取ってもらえるか、買ってくれるか。そこだけです。
こうした取引、対面の場合は営業トークで不要な物欲や出費につながる可能性が大いにあります。お金を出す側にじっくり考えさせる時間を与えないためですね。なのでできるだけそういう場面に出くわさない方がいいわけです。
戦地では、派手な格好で暴れるよりも迷彩服で潜伏してい方がターゲットにされにくい。これと同じです。貧乏臭く見える人はこうした営業の範囲外と判断されることが多い。相手に期待を持たせない。そこが貧乏臭さの強みというわけです。
というわけで1つめは「貧乏臭いと、不要な営業がこない」でした。
人間関係を壊すのはだいたいお金にまつわることだったりします。こんなことが挙げられます。
・結婚相手との金銭感覚の不一致
・離婚原因としての借金や浪費癖
・お金の貸し借りによる友人関係の破綻
・遺産相続を巡る家族間の争い
・職場での給料やボーナスの不公平感
・ギャンブル依存による家族関係の崩壊
・ビジネスパートナー間の利益配分の対立
・贈り物やお祝いの金額を巡るトラブル
・借金の連帯保証人を巡る問題
・奨学金や教育費を巡る親子間の対立
これは個人に限りませんね。過去から現在に至るまで、戦争・紛争の原因になるのも元を辿るとお金だなんてことはあります。
・資源の争奪
:石油、金、ダイヤモンドなどの天然資源を巡る争い。
・植民地支配
:経済的利益を求めて他国や地域を支配下に置く。
・貿易摩擦
:関税や市場の開放を巡る国家間の対立。
・負債問題
:国家の借金や経済制裁が引き金となる紛争。
・領土の奪い合い
:農地や水資源など経済活動の基盤となる土地を巡る争い。
・経済制裁
:特定の国を経済的に孤立させる行動。
・技術や知財の争奪
:産業革命以降、技術的優位性を巡る戦争。
・国際通貨/金融支配
:通貨の覇権を巡る争い。
・奴隷や人身売買
:労働力を巡る過去の戦争。
結局、国だろうが個人だろうが、豊かそうに見えることは恨み嫉みを生むわけです。
つまり逆説的に、貧乏臭いと見られることで周囲から「自分より豊か」と思われる可能性が激減。そのため嫉妬や恨みの対象になりにくいというわけです。目立たない生活は他人からの不要な攻撃を避ける防御策として大変有効です。
というわけで2つめは「貧乏臭いと、恨み嫉みの対象にならない」でした。
昨今、闇バイト強盗が大きな社会問題となっていますね。対象は高齢世帯が中心ですが、このようなことが理由として考えられます。
・社会的に孤立しがち
・認知機能や判断力の低下
・詐欺や犯罪に対する防御手段の不足
・一軒家住まいの多さ
・財産や年金の現物保有が多い
先ほどの営業に関する話にも通じますね。極論ではありますが、合法が違法かの違いだけで「お金を持っている人から奪う」という構図は同じだからです。ターゲットにならないためには、お金を持っているように見えないことが大事。
それは普段着ている服装だったり、住んでいる家、乗っている車、着けている時計など。もちろん、銀行の通帳や証券口座を不用意に第三者へ開示するなんていうのはもってのほかです。ぼくを含めて、多くのお金系インフルエンサーが資産額を出しつつも、顔出しはしていない理由でもあります。
なので、顔出しして資産額も出しているような人たちは、尋常じゃなく高い有名税を課せられているわけです。個人的にはなかなか理解しづらい面がありますが、顔出しの方が親近感が湧きやすいからファンが増える、とかなんでしょうか…。
話を戻しまして、ぼくはホテル暮らしを経由して賃貸暮らしになったこともあり所有している服の数が少ないです。つまりいつも同じ格好をしているし、時計は5年ほど前のApple Watchだし、財布は持ってないし、コートも着ないし、いつもスニーカーです。
不潔には見えない。そこだけを意識しています(笑)別に貧乏臭く見えるように衣服を選んでいるわけではありませんが、結果的にお金を持ってなさそうには見えていると思います。あと、会社員時代からなぜか初対面の方に自営業だと思われることが多かったです。フリーランスっぽいのかな。
いずれにしても貧乏臭く見えることで「リスクを冒して金品を奪っても利益が少なそう」と犯罪者に判断され、狙われにくくなるということです。
というわけで3つめは「貧乏臭いと、犯罪の対象になりづらい」でした。
お金持ちを遠ざける生活習慣が「見栄」とよく言いますね。人間は承認欲求がありますから、リアルでもバーチャルでも「いいね!」が欲しいわけです。ぼくがYouTubeやブログを運営する中で、コメントやチャンネル登録者数を欲するのも、近いものがあると思います。
第三者から「いいね!」をもらうために、自分にとって必要のないブランド品で身を固めたり、映えるレストランや観光地に行く、なんて方は多いのでしょう。ぼくも四六時中SNS(当時のツイッター)をやっていた時がありましたが、休日は「自分が何をしたいかではなく、たくさんいいねをもらえること」を念頭に行動していました。フィルター越しにしか生活していなかったとも言えます。
貧乏臭いというのは「見栄えや行動で第三者からお金がない印象を与える状態」を指すというのは先に紹介した通りです。つまり素っ裸の状態から、生活に必要最小限のアイテムを身につけた状態。ドラクエで言えば「ひのきのぼう・ぬののふく・かわのたて」的な。
これを貧乏臭い状態だとするなら、むしろ自分らしい状態とも言い換えられるわけです。自分が心地よいと思う範囲に収まっているからです。自分という素材そのまま。ありのまま。自分が主役。そんなことです。
生きていると他人の意思で動かされていくこと、よくあると思うんです。
・職場で上司の指示に従う:
自身の意見とは異なっても、業務を遂行するために従わざるを得ない。
・取引先の要望に合わせる:
ビジネス関係を維持するために相手の意向を最優先にする。
・家族の希望する進路を選ぶ:
親や配偶者の期待に応えるため、自分の夢や希望を後回しにする。
・友人との予定を相手に合わせる:
友人関係を維持するために自分の予定を調整する。
・子どもの学校や習い事の都合に合わせる:
親として子どものために自分の自由時間を犠牲にする。
・近隣住民の慣習に従う:
地域のルールや伝統を尊重して行動する。
・他人の感情を気遣って意見を変える:
対立を避けるため、相手に同調する。
・配偶者のキャリアに合わせて転居する:
家庭の全体的な利益を考えて、生活の拠点を移す。
・親の介護を優先する:
自身の生活を犠牲にして親の面倒を見ることが求められる。
・イベントや集まりに参加する:
自分が気が進まなくても、人間関係を維持するために出席する。
これらが悪い、ということではありません。これだけ日常生活の中で自分よりも周囲を立てるようなケースが多いという事例です。
世の中、どうしても自分以外を優先しなければならないケースはあります。でもだからこそ「他の誰の意見でもない、自分自身がどうしたいか」。そんな信念や直感に従うことを中軸に据えることをブラしてはいけないのだと思います。これを無意識にやれるようになって一人前。
周りの目を気にしすぎて、身の回りを自分の意思に反するもので固めているよりも、常にニュートラルでいる方が行動や考え方で自分らしさがより発揮される。不純物なし。100%ジュース。プロ貧乏。FIREの生き方が憧れを持って見られるというのは、そういうところからなんでしょう。
というわけで4つめは「貧乏臭い方が、他人の目を気にせず本音で生きられる」でした。
貧乏臭く見えるということは、つまり低コストな生き方だということです。先ほどの見てくれ(外見)の話にも通じますし、所有しているものすべてにも言えます。貧乏臭い人は一般的には支出が少ない。そういう生活スタイルになるでしょう。
高級なスーツや靴、車を乗り回している人が負債を抱えていて、全身カジュアルウェアで過ごして、移動は歩きか自転車という人が資産家、なんてケースは多く存在します。
資産形成をやる上で支出管理は最初に手をつけるべき部分。支出を下げて、収入を上げて、その差分を資産運用に回す。そうしたサイクルが資産を増やすための王道だからです。どんな人でも、まず最初に着手すべき部分。それが支出管理。
■資産の方程式
(収入 - 支出) + (資産 × 運用利回り)
フロー ストック
当たり前ですが、単月黒字化していれば、自然とお金は増えていきます。資産運用しなくても増えます。
さて、ここで少し視点を変えまして、
「貧乏臭い生活をすることで健全な家計になる」のか
「健全な家計で回していたら貧乏臭くなる」のか
皆さんはどっちだと思いますか?ニワトリ・たまご論のような感じですね。
どちらも正解なんだと思いますが、ぼくの場合は後者でした。2014年に貯蓄率ゼロの時代があり、そこから2020年・21年に6割まで上昇させた過程で、生活スタイルが一変したからです。
最初は、不要なサブスクの解除からでしたが、その後に
・部屋の不用品整理
・保有している金融商品の整理
・趣味や娯楽の整理
・人との付き合い整理
・仕事で消費する時間整理
このようにその範囲を拡大させていき、最終的に今に辿り着きました。
たしかに今のぼくは、友人は少ないし、部屋の荷物も少ないし、趣味や娯楽も少ないですが、お金は増えます。この4年でがっつり増えたというのは以前の動画でも紹介した通りです。
10年前のぼくの方が、確実にお金を持ってそうに見えていたと思います。身なりやお金の使い方からです。ただ保有資産はほとんどなく、現在とは天と地ほどの差があります。ひっそり生きている方が家計は安定するわけです。
派手な生き方を望むのか、満足する資産を望むのか。万人がどちらも手に入れるのは難しいですが、どちらか一方だけであれば誰にでも手に入れることはできると思います。人生というのは本当に絶妙なバランスでできているなと感じます。
というわけで5つめは「貧乏臭い方が、家計としては健全」でした。
先ほど、お金持ちであることを悟られると不要な営業攻勢を受けるという話をしました。これは、お金があると何かと人が寄って来やすいという典型例なんですね。
以前に、結婚相談所を運営するツヴァイによる記事からの引用で、男性が結婚するためのコツを年収別で紹介したことがありました。
女性から見た時の男性人気年収帯は「年収600~800万円」。「年収800〜1,000万円」の場合だと、自分から積極的に動かずともかなりの数の女性からアプローチを受けることができる。こんな情報でした。
男性は稼ぐ力があってなんぼ。婚活市場に限らず、金融機関の融資や、賃貸物件の信用調査など、ストックよりフローが重視されることも多い社会。フローが大きい人もすり寄られやすいわけです。
「生涯の友人を複数名つくる」
これはぼくが以前につくった「バケットリスト(生きているうちにやっておきたいリスト)」の中の1つ。
今後、自分が50歳・60歳・70歳と年齢を重ねていった際に、なんでも話せる気心知れた友人を数名は作りたい。人間、生きている上で趣味や勉強などを通じたコミュニティを持つことは大事ですが、その中で最も大事にすべきもの。それが「生涯の友人」です。
「金の切れ目が縁の切れ目」なんて言葉がありますが、「お金持ちであるぺいぱ」という存在と「貧乏臭いぺいぱ」という存在がいた場合、どっちを好いてくれる人が大事なのか。
無論、後者を好きになってくれる人の方が長続きするわけです。だってお金を失ってもありのままを受け入れてくれるから。そういう相手をしっかり探しておく、見つけた人は生涯大事にしないといけません。そのうちの1人がパートナーである、という環境が理想的ですね。
というわけで6つめは「貧乏臭い方が、良質な人間関係を築ける」でした。
大人になると色々なシーンを「お金で解決してしまうこと」があります。お金は、人を使えるし、物を導入できるし、時間を買うこともできる。自分一人の力ではどうにもならないことを、まるで魔法のように動かしていくことができます。資本家が自分の志を完遂させるため、会社を設立して人を雇用するというのは、まさにこうした構図ですね。
たしかにこれをやれば、二馬力・三馬力です。ただ、依存しすぎると自分自身で直接物事を動かしていく力は弱まりますね。
例えば、ぼくは会社員時代、アシスタントがついてました。スケジュール調整や、各種申請ごとなどを代わりに受け持ってくれるわけです。そのおかげでぼくは担当部門の業務に集中することができるわけですが、一方でやってもらっている実務は自分で一切覚えません。そのため、会社の細かい庶務ごとは、若手社員の方がやり方も進め方も効率良くやれると思います。
結局、人や物やお金を使って何かを動かしていくというのは、自分では直接手を下さないので、そこに創意工夫は生まれません。使う頭が違うからです。ガンプラを1から組み立てるのと、出来上がっているやつを買うのぐらい差があります。後者は学びが何もありません。
ぼくは来年からFIRE生活となります。どこにも所属をしないし、当たり前ですがアシスタントもいません。なんでもかんでも自分でやらないといけません。でもそれで気付くことって多いですね。日常生活の細い部分に目が行き届きますし、気付きやアイデアが生まれます。
貧乏臭いということは、ありのままであると先ほど話しましたが、限られた手持ちのアイテムでその場その場を切り抜けていくしかない。まさにサバイバル。シンプル生活ほどそういう環境になります。
「ないものはつくるしかない」
これは以前のサッポロビールのブランドCMコピーです。
この言葉には、何もかもが揃っている環境では、人はただ与えられたものを消費するだけで終わってしまう。けれど不足や制約があると、人は考え、工夫し、行動せざるを得ない。その過程で、自分の中に眠っていた可能性に気づいたり、物事の本質を掴んだりすることができる。このように受け取れます。
FIRE生活において、これまで頼っていた会社環境の便利さがなくなるというのは不便なようでいて、実は成長のきっかけそのもの。冷蔵庫に少ししか食材がない時に創作料理が生まれるように、必要なものがなければ頭をひねって新しい方法を見つけ出せる。
限られた手段の中で何をどう選ぶのか。その判断こそが生活そのものを楽しむ醍醐味と言えるのではないでしょうか。
シンプルに生きることで、今までは見過ごしていた「ありがたさ」や「本当の価値」に気付く。そして、不足や不便を埋めるために自分なりの工夫を重ねた結果、満たされた環境以上の豊かさを感じられる瞬間が訪れるとぼくは考えます。
貧乏臭いと思われる生活は、実は究極のクリエイティブな生き方。ないなら作る、やってみる。この繰り返しでスキルが向上していく。社会を生き抜く力が高まっていくように思います。
というわけで7つめは「貧乏臭い方が、創意工夫するスキルが上がる」でした。
おしらせ
キャラクター”ぺいぱ”がデザインされた「資産運用学園やわらか中学校」公式アイテムがついに販売開始!トイレットペーパーを模したキャラデザの由来は、古くなったお札が再利用されてトイレットペーパーになることや、ウン(運)がつく縁起ものだからなど、諸説あり。いずれのアイテムも日常使いできるシンプルデザインです!ぜひお買い求めください!
さいごに
今回は「資産があっても貧乏臭く生きた方が良い7つの理由」について話をしてきましたがいかがだったでしょうか?
① 貧乏臭いと、不要な営業がこない
② 貧乏臭いと、恨み嫉みの対象にならない
③ 貧乏臭いと、犯罪の対象になりづらい
④ 貧乏臭い方が、他人の目を気にせず本音で生きられる
⑤ 貧乏臭い方が、家計としては健全
⑥ 貧乏臭い方が、良質な人間関係を築ける
⑦ 貧乏臭い方が、創意工夫するスキルが上がる
決して間違ってはいけないのが、周囲から貧乏に見られたとしても内面は豊かであり続けないとダメ。これが大事です。
外見が貧乏だと、内面まで貧乏になる。そんなことも起こり得ます。例えば、
・勤務先が倒産して年収が下がったので生活レベルを落としたら、気持ちまで貧しくなる。
・趣味や交友関係を控えるようになると、楽しみや刺激が減り日々の生活に張り合いがなくなる。
・経済的な事情で家族との時間を制限しすぎると、大切な絆が薄れていく。
・自分は不幸だと思い込むと、幸福そのものを感じられなくなる。
こんな悪循環に陥る場合もあります。これでは本末転倒ですね。
内面さえ豊かに生きることができれば、外見は貧しくてもいいんじゃありませんか?が今回の核になる部分。いや、むしろ内面を本当に豊かにするためには、外見をゼロの状態にする。素の状態でいるべき。そんな考え方ですね。
ぼくはこの4年間で、山ほどの荷物から解放され、無数に広がった人脈も整理をし、そして最大の山場であった会社員という立場にも区切りをつけました。真の豊かさはフローではなくストックにあり、外見ではなく内面にあり。そんなことが今回の結びに相応しいでしょうか。
他にもこんな考え方があるよ!わたしはこう思いますよ!などご意見・ご感想大歓迎ですので、ぜひコメントをお寄せください。
人生はノーコンティニュー!悔いのないようにやっていきましょう。
では、ごきげんよう。
目立たず豊かに生きろ。