・生活防衛資金とは
・お金は身を守る
・お金が増えると色々増える。
おはーん、ペーパー先生です。
現預金としての保有を「生活防衛資金」と呼んだりします。
このブログの内容はラジオでも解説しています。
例えば突然の事故やケガ、失業や倒産などのほか、
出産や転勤、周囲のご祝儀ラッシュなど、家計のバランスが
崩れるケースは大小さまざま存在します。
そんな時に、身を守ってくれるのは用途に多様性のある現預金。
一般的には月の支出の3か月から6ヶ月分を手元に用意しておくと良いと言われます。
そんなことから”防衛”と名がついているわけです。
先生は「守り一辺倒のために用意するお金」っぽく聞こえるこの言葉が
あまり好きじゃないので、ブログでは使ったことありませんが、
一方で、お金は身を守るというのはその通りだと思います。
例えば住居費。
周辺環境は実際に住んでみないと分かりません。
特にお隣さんなどのご近所などでトラブルがあった場合、
速やかに引っ越すのが良いわけですが、お金があれば解決できます。
食費ではどうでしょうか。
お金があることで、栄養を考慮した食材の選択肢が広がります。
自炊をする方であれば、調理しやすい環境を準備することもでき、
こうした積み重ねが、健康的な身体を形成していきます。
保険でもそうです。
発生することはほとんどないが、発生するととてつもなく困る。
こうしたものにかけておくのが保険ですが、
お金があれば保険に入らなくても(もしくは安い掛け捨てのみで)身を守れます。
そしてカードで高額のリボ払いする、消費者金融で借りる、
こんな余計な借金をして利息を取られる心配も、お金があればありません。
生活を防衛してくれる資金、それがお金というのはまったくもってその通りなのです。
ではどのぐらいのお金があれば良いのか。
これは資金力=防御力だと思います。
50万円の現預金があれば、先ほど紹介したような事例は
ある程度安心できる範囲になってくると思いますが、
できれば100万円、500万円と額が高まれば防御力も高まります。
お金が増えると心のゆとりが増える、という話題を以前にお話ししましたが、
他にも色々な変化を得られます。
・心のゆとりが増える。
・選択肢が増える。
・自信が高まる。
・知識が増える。
・行動力が上がる。
・数字を見る力が高まる。
・資産形成の関心が高まる。
・目標ができる。
ざっと並べてもこれだけありますし、
漏れなく複利効果も付いてきます。
お金はないよりあった方が良いわけですね。
そして、こういうポジティブな側面がたくさんあるのに、
現預金を「防衛」というディフェンシブな言葉で表されることに
先生はあまり納得がいっていません(笑)
普通に「生活費」って呼べばいいじゃん、みたいな。
では、ごきげんよう。
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お金を持つと色々増えるし高まる。