・マウンティングとは
・上には上がいる
・自身が良いと思うかどうか
おはーん、ペーパー先生です。
人間というのは何でも比べたがりな生き物です。
このブログの内容はラジオでも解説しています。
同期入社の役職だとか、友人の年収だとか、パートナーの有無だとか、
挙げていくと枚挙に遑がありません。
マウンティングが発生する理由も、何らかで順位をつけて
有利な立場でありたいという、競争意識がベースにあります。
自分の方が相手よりも立場が上であること、また優位であることを示そうとする行為や振る舞いのこと。 特に対人関係において、自分の優位性を示そうと自慢したり、相手をけなしたりすることを指す。(Weblio辞書より)
このブログのテーマでもあるお金。
お金を基準に他者比較をすると、これはもうキリがありません。
いくら稼ごうが、いくら貯蓄しようが、いくら運用利回りをだそうが、
上には上がいるからです。
以前にこちらの記事でも紹介をしたことがありました。
先ほど紹介したマウンティングに躍起になる人ほど、
お金が自分の手元から逃げていきます。
支出管理の最大の敵は自分の欲望だったりしますが、
その欲望も元を辿ると第三者との見栄の張り合いというケースも少なくありません。
洋服や装飾品などは、一緒に行動している仲間よりも少しでも
良いものを身につけたいという見栄。
移動する対価としてはベネフィットが不釣り合いな高級車は、
自分をより大きく見せたい、イケてる人間なんだと周囲に認められたいという見栄。
付き合っているパートナーを、普段行かないような高級レストランで
かつもっとも高いコースでもてなすのも見栄。
このようなお金を大量に投じることによって、
あたかも自分自身がバージョンアップしたかの錯覚に陥る。
しかし現実、中身は何も変わらないわけです。
こうやってマウンティングの行き着く先は負債の山。
バランスシートが資産で溢れている人というのは、
これまで紹介してきたようなお金の使い方は絶対しません。
身に付けるものは自身が心地よいもの。
車はシェアリングなどを活用。
デートは安くて美味しい隠れ家的お店を。
共通するのは「他人からどう見えるか」ではなく
「自身が良いと思うか」を重視します。
お金持ちは見栄を張らない。
見栄を張らないからお金が貯まる。
そんな法則が見え隠れしますね。
では、ごきげんよう。
よろしければこちらの記事もどうぞ。
見栄は高くつく。