・お金化してみるということ
・プライスレスについて考える
・先生のホテル暮らしをお金化してみる
おはーん、ペーパー先生です。
2年間の世界一周を終えて、世界幸福度ランキング1位の
フィジー共和国に2007年から移住した永崎裕麻(ながさき・ゆうま)さんの
寄稿が注目を集めています。
このブログの内容は動画でも解説しています。
このブログの内容はラジオでも解説しています。
テーマは「すべてをお金化してみる」。
今日は、お金に不安を持つすべての人たちに伝えたい
お金の考え方について紹介していきます。
お金化してみるということ
お金化してみる、というのが具体的に何を指すのか。
記事から一部を抜粋してみます。
私自身、29歳でフィジーに移住し、年収が1/3になりました。「30歳ももう目前なのに…」と不安になったことを覚えています。人生はお金じゃない。当時はそう言い聞かせるべく、お金のことを考えないようにしていましたが、それでは不安は拭えませんでした。
フィジーに移住した理由は様々ありました。「幸せに生きる秘訣を学びたい」や「寒いのが苦手なので常夏の場所で住みたい」「英語環境で生活したい」など。ある時、これらの欲求を実現できているという「無形の価値」をお金で換算してみたらいくらぐらいになるのだろうと値付けをしてみました。
・幸せに生きる秘訣が学べる → 100万円/年の価値
・常夏で暮らせる → 80万円/年の価値
・英語環境で生活できる → 130万円/年の価値
・見知らぬ人たちがすれ違いざまに気持ちの良い挨拶をしてくれる → 500円/回の価値
等々。
給与のようにハッキリと客観数値化されているものにアドオンする形で、上記のようなプライスレスなものを敢えて主観数値化したものを加えれば、「年収は1/3に下がった」ではなく、「何倍にも跳ね上がった」と解釈することができます。私自身はそう捉え直すことによって、心の平静を取り戻していました。
【出典】「金がすべてじゃない」から「すべてをお金化してみる」へ 〜お金の不安から脱する方法〜(FINDERS)
2021.12.07
プライスレスについて考える
このブログではよく、金融投資と自己投資について振れています。
金融投資は、株式や債券、不動産など資産性のあるものへ資産を投じることです。
自己投資は、大学や資格、趣味など自己成長に繋がるものへ資産を投じることです。
これらは、目に見えるか見えないかの違いはありますが、
いずれにしても投じる「お金」という単位は共通しています。
クレジットカードのグローバルブランド、マスターカードは
キャッチフレーズとして「プライスレス」を用いています。
旅行や趣味、帰省などの非日常的な状況の中に、
「お金では買えない価値があり、そうしたシーンをサポートしますよ。」
そうした意味買いが込められています。
このプライスレスの考え方を、あえてお金の価値に置き換えてみる、
とういうのが永崎さんの言われている「お金化」というわけです。
先生のホテル暮らしをお金化してみる
自分の生活でお金化してみたいと思います。
フィジーに住んでいるわけではないので、
ホテル暮らしをテーマにやってみましょう。
・通勤の概念が消滅。→40万円/年の価値
・消耗品要らず。→30万円/年の価値
・睡眠不足知らず。→100万円/年の価値
・勉強時間の増加。→100万円/年の価値
・都心のど真ん中に在住。→100万円/年の価値
通勤については、先生の時給を750円換算で
日に2時間とした場合の年間概算。
消耗品もトイレットペーパーやティッシュペーパー、
シャンプーやタオルなどの年間概算。
それ以降はロジックを組んでお金化するのが難しいため、
・十分な睡眠を取れていることで体調不良にならない
・勉強を通じてFP2級を取得したことによるメリット
・都心のど真ん中での利便性
この辺りから、体感で得してそうな金額をざっくり置いてみました。
と、いうことでホテル暮らしで浮いている金額はおよそ年間370万円!
支出としては宿泊費が年額で150万円ほどですから、
もう、元が取れているどころの騒ぎじゃありませんね(笑)
たしかにこうしたベネフィットは目に見えず、幸福感に
ダイレクトに働きかけるものですから、普段はその価値を見過ごしがちです。
改めて、身の回りにおけるプライスレスを無理くりお金化してみると、
生活の課題を洗い出したり、質を向上するのにも役立ちそうですね。
では、ごきげんよう。
よろしければこちらの記事もどうぞ。
永崎さんが、お金よりも価値があると感じているものは「家族」「身体的健康」「精神的健康」「思い出」「キャリア」「自由」「成長・学び」「つながり・仲間」「変化ある生活」「趣味・遊び」「後悔がない状態」など。