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ワーケーションするならこの国・地域はやめておけ!ワースト10

ワーケーションするならこの国・地域はやめておけ!ワースト10
この記事で分かること

・外国人が住みたくも働きたくもない日本
・日本の平均年収の推移
・爆買いされる側になった日本

おはーん、ペーパー先生です。

最近は「ワーク」と「バケーション」を組み合わせたワーケーションなる造語を耳にする機会が増えました。

在宅勤務の普及により、自宅の場所を都心部に固定することなく、

観光地やリゾート地などでテレワークを活用して働きながら休暇を取る過ごし方です。

こうした生き方が定番化すれば、将来的には日本国内だけではなく、

世界のどこでワーケーションしたいか、という非常に夢のある話になっていきますね。

では、果たして日本は世界中からワーケーションで注目を集める国になるのか?

答えは「No」です。

なんと下から数えた方が早いという悲しい現実がありました。

そんな今日は、外国人が住みたくない・働きたくない地域ランキングをやわらか紹介します。

外国人が住みたくも働きたくもない日本

海外に住む外国人のためのコミュニティ形成支援サイト「インターネーションズ(InterNations)」が、

毎年まとめているランキング「外国人が住みたい・働きたい国ベスト・アンド・ワースト」の最新版を公表しました。

つまり最下位から辿っていくと、ワーストランキングになるわけです。

<調査概要>
対象:世界59カ国・地域に住む、174カ国からの外国人居住者1万2420人を対象
時期:2021年1月
手法:滞在先での生活を37の観点から7段階で評価し、それらを組み合わせて13のサブカテゴリに仕分け。「生活の質」「定着の容易さ」「仕事環境」「家計の状況」「生活費」という5つの指数を導き出してランキング化。

さっそく結果を見ていきましょう。

ワースト10

1位:🇰🇼クウェート
「生活の質」は世界最下位、サブカテゴリの「レジャーの選択肢」「個人の幸福」「旅行・移動」がいずれも最下位といった評価。

2位:🇮🇹イタリア
最悪なのは世界59位(ワースト1位)の「家計の状況」。生活費は世界32位とさほど高くないのに、「仕事環境」が世界58位(ワースト2位)とひどい。

3位:🇿🇦南アフリカ
「仕事でやってくる外国人が居住できるのは特定の地域、壁に囲まれた土地と建物、移動はときに防弾ガラス装備の車両」(日本人駐在員)と指摘されることからもわかるように、サブカテゴリの「安全性」は最下位。

4位:🇷🇺ロシア
「生活の質」は世界49位(ワースト11位)。「仕事環境」は世界52位(ワースト8位)となっているほか、とくに外国人にとってはロシア語の難しさが壁になっている。

5位:🇪🇬エジプト
「生活の質」は世界57位(ワースト3位)で、それより下はクウェートとインドだけ。アフガニスタン人の居住者は「空気が悪くて、緑地が少ない」と酷評。

6位:🇯🇵日本
「仕事環境」は世界50位(ワースト10位)で、あるアメリカ人居住者は「ワークライフバランスは世界最悪だ」と答えている。

7位:🇨🇾キプロス
政治的不安定性以上に、本調査で目立ったのは「仕事環境」の厳しさ。対立するトルコは世界最下位だが、キプロスも負けず劣らずの世界57位(ワースト3位)。

8位:🇹🇷トルコ
国政に対する疑問が投げかけられており、本調査でも「政治的安定性」の評価で世界54位(ワースト6位)と最低レベルの結果。

9位:🇮🇳インド
「生活の質」は最下位のクウェートに次ぐ58位(ワースト2位)、サブカテゴリの「環境の質」では世界最下位。

10位:🇲🇹マルタ
リゾート地として知られるが、外国人にとっての生活環境はあまり好ましくないようで、「生活の質」は世界54位(ワースト6位)で最低レベル。

なおこちらは参考まで。

ベスト5

1位:🇹🇼台湾
2位:🇲🇽メキシコ
3位:🇨🇷コスタリカ
4位:🇲🇾マレーシア
5位:🇵🇹ポルトガル

【出典】日本は“納得”のワースト6位。「外国人が住みたい、働きたい国」ランキング【2021年版】(BUSINESS INSIDER)
Jun. 03, 2021, 06:55 AM

日本の平均年収の推移

なんと日本はワースト6位!

特に以下の数字が低くなっています。

「定着の容易さ」=世界58位(ワースト2位)
「仕事環境」=世界50位(ワースト10位)
「家計の状況」=世界54位(ワースト6位)

“仕事に時間をかけるわりに収入が伴わない”

そういった評価が外国人居住者から多く上がっています。

これは耳が痛いけど、本当にその通りですね。(笑)

国税庁の民間給与実態調査によると、令和元年における日本人の平均年収は約436万円。

過去の推移は以下の通りです。

日本の平均年収の推移

令和元年度 436万円 -1.0%
平成30年度 441万円 2.0%
平成29年度 432万円 2.5%
平成28年度 422万円 0.3%
平成27年度 420万円 1.3%
平成26年度 415万円 0.3%
平成25年度 414万円 1.4%
平成24年度 408万円 -0.2%
平成23年度 409万円 -0.7%
平成22年度 412万円 1.5%
平成21年度 406万円 -5.5%
平成20年度 430万円 -1.7%
平成19年度 437万円 0.5%
※カッコ内は対前年伸び率

【出典】2021年最新版:日本人の平均年収は436万円!10年分の年収推移や割合、男女内訳など徹底調査(CLABEL)
最終更新日: 2021/03/18 12:19

これぞ”ザ・横ばい!!”

平成19年度(2007年度)から現在までの物価や税金の上昇を考慮するとマイナスですね。

爆買いされる側になった日本

コロナ前までは、日本はアジアからの爆買い観光客が話題になることがありました。

訪日客が増える一番の理由は日本の物価が安いから。

バブル期には三菱地所さんがニューヨークのロックフェラーセンターを買収するなど、

日本人が世界の先進国で爆買いしていたわけですから、時の流れを感じますね。

経済は低迷し、働いても裕福にはなれず、英語が通じない。

これでは人が離れてしまっても仕方ない。

さらには、コロナ過で投資を始めた日本人が多いですが、その多くの投資先は海外。

人もお金も逃げていく日本の行く末はいかに…。

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では、ごきげんよう。

今日のまとめ

外国株への投資が中心の先生が、あえて「つみたてNISA」だけ日本株投信を選んでいるのは、母国に対する情け。

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