・実現したドラえもんの秘密道具
・音速を超えていけ!
・大気圏を超えていけ!
おはーん、ペーパー先生です。
ドラえもんの秘密道具ではテクノロジーが追い付いて実現されたものがいくつかあります。
【📱糸なし糸電話】
お互いに持っていれば糸が繋がっていなくても話すことができる。
→携帯電話
【🚀宇宙探検ごっこヘルメット】
これをかぶると周りの景色が宇宙空間に見える。
→VRゴーグル
【🎅サンタメール】
希望するプレゼントを書いてポストに投函するとサンタが届けてくれる。
→eコマース
ただ、実現したものは、およそ1000とも2000ともされる秘密道具のうちのごくわずか。
先生が待望するのは「どこでもドア」です。
これがあれば、在宅勤務とオフィス勤務の溝を上手く埋めてくれそうな気がしますよね。
そんな今日は「どこでもドア」にどこまで近づくことができるか注目の超音速旅客機のいまをやわらか紹介します。
音速を超えていけ!
米ユナイテッド航空さんは3日、米航空機ベンチャーのブーム・スーパーソニックさんから
超音速旅客機「オーバーチュア」15機を購入する計画を発表しました。
2029年の就航を目指すとのことです。
【出典】超音速旅客機、空に再び スタートアップ先導 米ユナイテッド、29年商用化目指す(日経電子版)
2021年6月4日 23:01 [有料会員限定]
オーバーチュアの速度は現状の航空機の2倍。
「米ニュージャージー – 英ロンドン間」を3時間半、「米サンフランシスコ – 東京間」を6時間で結ぶことができます。
これで思い出すのは1975年に就航し、2003年に退役した「コンコルド」。
定期国際航空路線に就航した唯一の超音速旅客機として知られ、
「米ニューヨーク – 英ロンドン間」を2時間52分59秒で結んだ記録を持っています。
しかしながら、燃費も収益性も悪く、かつ事故も相次いだことから退役となりました。
移動にかける時間をどれだけ短縮できるかというのは、
技術だけではなく収益や環境などあらゆる面で試されるわけです。
大気圏を超えていけ!
「米サンフランシスコ – 東京間」が6時間であれば、
週一の打ち合わせで渡航なんてこともありそうだなと思いますが、
実は上には上がいます。
2017年、スペース・エクスプロレーション・テクノロジーズ(スペースX)さんのCEO、イーロン・マスク氏が
新型ロケット「BFR」を宇宙旅行ではなく、通常の国際線旅客機として利用する構想を発表しています。
「BFR」は完全再利用型ロケットで、人工衛星の打ち上げのほか、
宇宙ステーションへの貨物および人員輸送、月や火星への植民も想定し設計されています。
まずはイメージ映像をご覧ください。
【出典】Starship | Earth to Earth(SpaceX)
2017/09/29
「東京 – ニューヨーク間」がわずか37分!!!
地球上のほとんどの場所に30分以内、あらゆる場所に1時間以内で到達可能という人知を超えた移動。
ここまでくると通勤できるレベルですね。
もちろん、離発着までの手間や、利用料金などを考えると、まだまだ一般利用までの道のりは長そうですが、
だんだん「どこでもドア」に近づいてきている感じがしますよね。
さいごに
『センター・オブ・ジ・アース』や『アトランティス 失われた帝国』などの映画でもお馴染み、
フランスの有名なSF小説家ジュール・ヴェルヌ氏。
先生は『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』の劇中で引用されるシーンが強烈な印象に残っていますが(笑)
そんなヴェルヌ氏が父親に宛てた手紙の一節だとされている言葉がこちら。
“Tout ce qu’un homme est capable d’imaginer, d’autres hommes seront capables”
「人間が想像できることは、人間が必ず実現できる」
ほんと、その通りですね。
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では、ごきげんよう。
ある意味、在宅勤務でのテレビ会議は「通りぬけないフープ」といったところか。