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金融資産があると視座が上がる:最強の組織づくりに向けた一手とは

金融資産があると視座が上がる:最強の組織づくりに向けた一手とは
この記事で分かること

・「視座」とは何か?
・仕事をオフェンシブに打ち込める理由
・組織の競争力を高めるためには金融教育

おはーん、ペーパー先生です。

「視座」という言葉があります。

個人が、その置かれた状況から社会を見る視点、

転じて「物を見る姿勢・視点」といった意味があります。

つまりビジネスにおいて「視座が高い」というのは褒め言葉であり、

既成概念に囚われずに、発言できる、提案できる、行動できる。

そんな人物に対して使われます。

先日、なんとぼくが役員からこの言葉をかけられたんですね。

「ペーパー先生は、視座が高い。話をしていて自分でも視座が引き上げられた。」

これ以上ない褒め言葉だったわけですが、

今日は自慢話をしたいわけではありません。

なぜ視座が上がったのかを深掘りしていった時に、

最終的に辿り着いた答えが「金融資産があるから」だった、

ということをお伝えしたかったのです。

では、なぜ金融資産があると視座が上がるのか。

答えは簡単。

会社に居続ける必要がないからです。

思えば、昨年秋頃に金融資産が3,000万円後半に突入してから

このスイッチが入りました。

嫌になればいつでも辞めてサイドFIREな生活をする。

いつも、そういう心構えでいるようになりました。

聞く人によっては、

「なんていい加減な人間なんだ!手を抜いて仕事してるのでは!?」

なんて思うかもしれません。

これ、実際は全く逆です。

十分な金融資産がない人は、会社員を続けなければいけません。

労働力を提供することでしか、お金を得ることができないからです。

なので必然的に「会社に居続けなければいけない」という守りに入ります。

守りに入ると、

・今の業務の範囲を維持してやっていこう。
・余計なことを言い出して仕事が増えたら嫌だから黙ってよう。
・自分の仕事以外のことは一切触れないでおこう。

こういう思考になっていきます。

なぜ分かるのかと言うと、以前のぼくがまさにそうだったからです(笑)

企業が大きくなればなるほど相対的にこういうディフェンシブな人が増え、

新しい取り組みや、次の成長に向けたチャレンジなどを

一緒にやっていこう!なんて雰囲気にはなりません。

こうした構造から、

・金融資産がある人は常にオフェンシブ。
・金融資産のない人は常にディフェンシブ。

ということが言えるわけです。

では、ディフェンシブな人にオフェンシブになってもらうためにはどうすべきか。

答えは、社員全員が十分な金融資産を持つことです。

「給与が少ないんだから無理!」

といった声が上がりそうですが、世の中には年収が300万円でも、

金融資産を1,000万円、3,000万円と、達成している人はたくさん居ます。

なぜなら、給与が高いことが必ずしも多くの金融資産を築くことにはつながらないからです。

資産というのは「(収入ー支出)×利回り」で示せます。

まずは、無駄な支出を抑えていく。

その浮いたお金を投資に回す。

ここまでであれば給与の高い低いに関係なく、

どなたでも取り組むことができます。

こうした、家計を強くしていく資産設計の考え方について、

会社でもしっかり教育をしていくことこそが、

すべての人がオフェンシブで仕事に打ち込む組織づくりにつながる。

ぼくはそう考えています。

日々の仕事の中で、成果を上げるために色々な課題解決に取り組むわけですが、

社員が本当にいきいき仕事をしていくのに必要なのは、

組織論や制度改革ではなく、

「いつでも会社を辞めれるという安心感」

ここの提供なんじゃないかと思います。

では、資産設計の知識を得たのち、

「金融資産を手にした社員がみんな会社を辞めたらどうするのか?」

という問いには、

「組織で働く魅力を感じさせる制度設計」で対応する。

ここでようやく、こうした打ち手が活きてきます。

会社組織は面倒くさいことも山ほどありますが、

一方で、個人ではやれないスケールでビジネスに参加できます。

もちろん、社会保険料を会社が半分支払ってくれるという特典もあります。

そして何より人は何らかのコミュニティに属していたい生き物です。

ですので、仮に社員全員が十分な金融資産を得たとしても、

会社には残り続けますし、オフェンシブな人の集団となれば、

それはものすごい集合知を発揮するのではないでしょうか。

今日は少し雑記っぽくなりましたが、

以上が、「金融資産があると視座が上がる」の考察でした。

まぁ、もっとその先の「金融資産があると強い組織が生まれる」まで行きつきましたが(汗)

ということで、まずは実践あるのみ。

自分の部門でそうした資産形成にまつわる講座をやってみようかなと思います。

では、ごきげんよう。

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