・「赤」か「緑」で思うこと
・事例調査から分かること
・日本と海外でなぜ違うか
おはーん、ペーパー先生です。
「赤」か「緑」か。
これ、別に『日清のどん兵衛』について話をしたいわけではありません。
ちなみに、ぼくは”あとのせサクサク”『天ぷらそば』派です(笑)
さて、今日の本題ですが、我々は市況を把握する際に、
色々なサイトやツールを用いて騰落率を確認します。
最近、自身のYouTube動画を編集をしている時に、
騰落率の表示で毎回悩むことがあるんです。
それは、
上昇したら「赤?緑?」、下落したら「赤?緑?」
です。
今日はそんな謎に迫ります。
まずは事例からいきましょう。

↗️上昇:赤
↘️下落:緑
………

↗️上昇:緑
↘️下落:赤
………

↗️上昇:緑
↘️下落:赤
広く浅くの確認範囲とはなりますが、
傾向は何となく読み取ることができました。
結論はなんと日本と海外とで差があるということです。
<🇯🇵日本>
↗️上昇:赤
↘️下落:緑
<🌏海外>
↗️上昇:緑
↘️下落:赤
唯一、
米国企業が手掛ける「Googleファイナンス」と
日本企業が手掛ける「Yahoo!ファイナンス」が、
上記の設定と逆になっていましたが、
それを除くと今回調べたものは上記の定義で揃っています。
さらに調べていくと、なんとこんな見解に行き着きました。
値上がりは赤、値下がりは緑。実はこれは日本だけのものです。米国では逆に値上がりは緑、値下がりは赤で表示されることが通常です。そもそも、どのように表示しなければならないという国際的な取り決めや、ルールはありません。この表示は日本独自の商慣習なのです。
【出典】なぜ株価ボードは値上がりが「赤」で値下がりが「緑」なのか(dmenuマネー)
2022/02/12 17:30
国際的な取り決めがないため、考察通り日本と海外ではバラバラ。
では、なぜ赤と緑なのか。
この記事ではその色のルーツについても触れられています。
紙の伝票を切って顧客からの注文を受けていた時代、
買い注文と売り注文を取り違うことのないよう、
買い注文は赤い伝票
売り注文は青い伝票
が使われていたなごり、とのことです。
さて、ここからは、ぼくの解釈ですが、
日本と海外で騰落率に使われる色があべこべになっている背景。
色にどのような意味を持たせたのかの違いと言えるのではないでしょうか。
<🇯🇵日本では>
↗️上昇:赤=興奮
↘️下落:緑=冷静
<🌏海外では>
↗️上昇:緑=安全
↘️下落:赤=危険
しかしまぁ、紛らわしいので統一してほしい気もしますね。(笑)
それで困る人いないと思いますし。
では、ごきげんよう。
よろしければこちらの記事もどうぞ。



人生色々、騰落率のカラーも色々。(小泉純一郎さん風)