・ガッツリと資産は減少中
・軟調な市況の時こそ
・原資の大きさがものをいう
おはーん、ペーパー先生です。
先日、2月の収支・運用状況をお伝えしました。
2月末時点の金融資産は3,659万円ということで、
昨年末時点では3,959万円でしたので
ガッツリ▲300万円(▲7.6%)となっております。
2021年末で4,000万円、2022年末で5,000万円を目標としていましたから、
かなりのビハインドで今年はスタートを切っています。
このブログの内容はラジオでも解説しています。
なお、アメリカ主要株価指数の2月末時点、年初来騰落率は以下の通りです。
ダウ ▲8.12%
ナスダック ▲15.91%
S&P500 ▲9.75%
これらよりも下落幅が限定的なのは、
アセットアロケーションに含まれているサテライトである
法定通貨(8.6%)がクッションになっていることと、
暗号資産(14.3%)が逆相関で動いてくれたこと、
コアである全世界株式(77.2%)の購入時より円安に触れていることに起因します。
なお、全世界株式で採用されている指数
MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(MSCI ACWI)で
運用されているETFの年初来騰落率は
ACWI ETF (▲10.49%)
S&P500よりもさらに下げていますから、
全世界株式や米国株式のインデックス運用をされている方々にとって、
なかなかこうした市況下では資産を増やしていくのは難しいですね。
ACWIについてはこちらでも詳しく解説しています。
いづれにしても、長期積立で資産運用をされているすべての個人投資家は、
気にせず毎月決めた額の積立をやり続けることが大事です。
今年いっぱいは低調に推移を続けるかもしれませんし、
もしかするとアメリカのハイパーグロース株が牽引してきた
これまでの10年間のような強い成長は、今後10年間では訪れないかもしれません。
それでも初志貫徹、最初に決めた志を曲げずに、
雨の日も雪の日も嵐の日も、ひたすら決まった積立をやり続けていく。
資本主義や世界経済の成長を信じて、色々な誘惑に負けずにいくことが大事です。
先日もお伝えした通り、ほったらかし投資だとしても、
最強の武器になるのは原資の大きさです。
下落が悔しいの思うのであれば、今の仕事で成果を出して給与を上げる、
副業・兼業で収入を上げる、支出をコントロールして下げる。
これらの工夫で、とにかく原資を大きくして投資にぶつけていきましょう。
そんな先生、今年に入ってからの貯蓄率が、
1月 34.03%
2月 ▲89.7%
—
通期 ▲29.1%
2月は確定申告を行ったこともあり、
通期でも赤字となっています。
ここから年末までに目標の70%(21年は実績で63.98%)を
超えていくのはかなり厳しいですが、
自身の頑張りで変えることのできない市況とは違い、
貯蓄率は自分自身の努力で変えることができます。
残り10ヶ月弱、その意識を持ってしっかりやっていきます!
よろしければこちらの記事もご覧ください。
では、ごきげんよう。
収入を上げる、支出を下げる、運用に回す、をやり続けろ。