・ボディーブローのようにじわじわ後悔
・価値観というのは、時間と共に変化する
・その時の思い出は大事にしよう
ごきげんよう、ペーパー先生です。
お金を使って「失敗したな」と後悔することありませんか?
ぼくは浪費家だったころには良くありました。
こうした失敗は、買った瞬間からそう感じるものと、
時間の経過と共に感じるものと、2パターンあるように思います。
ぼくは貯蓄率が、2014年の0%から、2021年には60%まで改善しました。
支出管理の在り方を大幅に見直したからですね。
節制を始めたからこそ、過去の支出に対して
「なんでこんなものにお金を使ったんだ…」と
ボディーブローのようにじわじわ後悔が襲ってくる、
なんてことも増えてきたわけです。
そこで今日は節制することにも役立つ、
「お金を使って後悔をした7つのこと」について紹介をしていきます。
お金を使って後悔をした7つのこと
では、早速いってみましょう!
これまではカットだけで7,000円前後のお店に通ってました。髪の毛は伸び続けるものだし仕方のない支出だ、と思い込んでいたんですね。ぼくは染めてもいないしパーマをあてるわけでもない。目的はただ伸びた髪の毛を切るだけです。そんなこともあり、試しに1度「QBハウス」に行ったんです。そしたら1,200円で安いし、カット時間も10分程度と早い、掃除機でカット後の細かい髪の毛を吸い上げてくれるので、服に残ってチクチクすることもない。安かろう悪かろうどころか、満足感がむしろすごく高かったんですよね。これはあくまで一例ですが、自分が「あり得ない」と思い込んでいるものにも、1度だけチャレンジしてみると、新しい価値観が生まれるかもしれませんのでオススメです。
ぼくはファミコン世代を生きてきた人なので、〇周年特別パッケージとか、〇周年限定コレクションといったような、ゲーム新商品の誘惑に常にさらされています(笑)例として挙げると、『ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ』を皮切りに、当時の家庭用ゲーム機をミニサイズで復元した商品が、それは雨後タケノコのように生まれていきました。『メガドライブミニ』『PCエンジン mini』『プレイステーション クラシック』『NEOGEO mini』などなど。予約開始されたものなら、すかさず”プレイする用”と”保存用”の2つを購入していました。もう、必ずです。そして、それらはその後どうなったかというと、自宅に配送された後は、封を空けずにクローゼットの奥深くに眠ることになります。買って満足しちゃうんですよね。もっともダメな買い物のパターンです。
これは大学生から社会人3年目ぐらいまでのころですが、当時はめちゃくちゃガジェット好きで、特に携帯電話はその対象の中心でした。ドコモでいうところの「P」シリーズ。松下通信工業製の端末にゾッコンでして、回線契約のないいわゆる白ロムの保有だけでは飽き足らず、ドコモ以外にIDOやアステル東京など、複数回線を契約して端末保有をしていました。当時の携帯電話はやれても簡易なメッセージやブラウジングぐらいですから、まったく複数所有する意味はありません。ただの所有欲を満たすためだけに通信費を払っていたわけです。ちなみに数ある機種の中でもぼくのお気に入りは「ドッチーモ」という端末。高速通信のPHSと、広範囲の通話エリアを持つ携帯電話とが一体化した、夢のようなシリーズでした。ほんと一部のガジェット好きのためのおもちゃです。
「メンズエステ」というのは大きく2つの意味で使われています。1つは、ダイエットや脱毛などの男性向けのエステティックサロン。もう1つは、マンションの一室でオイルマッサージを受けられるギリギリ風俗ではないサービス。ぼくの場合はこのどちらも指します。前者はお腹周りを引っ込めたくて何十万円もするコースに入り、楽して痩せようというしょーもない理由から。後者は指圧やリンパマッサージ、垢すりなどを1回1万~2万円で施術を受けてリフレッシュするためです。特に後者に一時ハマっていたときは、毎週末のように万単位でお金を使っていましたが、今となっては何の肥やしにもなっていません(笑)時間潰しとしては最高の贅沢でしたが、それなら街歩きやランニングなど、タダで色々な手法があります。いやはや、ようやく大人になりました。
一世代前のサブスク、といったところですね。当時は経済紙などを複数定期購読していまして、毎月同じ日にポストへ投函されるんですよね。単品で購入するよりも少しお安くなっています。これ、経験ある人多いと思うんですけど、「読みたい!」という気持ちってムラがあるんですよね。最初の1、2回は「買いに行かずに家に届くなんて便利だなぁ」と思いながら読むんですが、そのうち袋を空けなくなり、だんだん未開封の束がクローゼットに溜まってく。ぼくは定期購読のほとんどがその結末を迎えました。アプリのサブスクと違うのは、お金がかかる以外に、場所も取るということです。まぁ、時代的に今は雑誌を定期購読する文化も薄くなってきたかもしれませんが、どうしても欲しいものはその場だけスポット購入する方が費用対効果は高いです。
「宝くじ公式サイト」では、クレジットカード決済でめちゃくちゃ手軽に宝くじの購入と、当選確認が行えるんですよね。年に数回の「ジャンボ宝くじ」のほか、自分で数字を選ぶ選択式宝くじ「ロト」「ナンバーズ」「ビンゴ5」などラインナップも豊富。これを毎週のように購入していた時期がありました。投じた金額は100万円ぐらい軽くいってると思います。一方で、概算ではありますが「年末ジャンボ」の1等は当選確率がおよそ2,000万分の1、「ロト7」はおよそ1,030万分の1と言われています。非常にシビアですよね。こんなところにお金を突っ込むぐらいなら、インデックスファンドでジワジワ複利の力を育てていった方が健全であることにぼくが気付くのはこの数年後のことです。スマホで手軽に買えてしまうのは射幸心を結構煽られますので、皆さまお気を付けを。
ぼくはIT業界勤務の会社員です。最近こそ業界間の垣根がだいぶ下がり、仕事上でも他業種とのコラボレーションが増えてきたと感じますが、今から10年ほど前までは、顔を広げるために、こうした交流会に顔を出すのが最も早かったんですよね。1回の会費は5千円~1万円程度。会場を貸し切って、立食形式で行われるものが多かったように思います。もうただひたすらに名刺交換をし続けるんですが、結局その後、それが何かに繋がったのかというと、一緒に仕事をする仲間になったとか、新しい見識が広がったとか、このような自己投資には全然なりませんでした。参加している時こそ、謎の達成感、高揚感があるんですが、それはまったくの幻想です(笑)お金もかかる、時間も体力も奪われる。少なくてもぼくは価値を見出せませんでした。
さいごに
今日は「お金を使って後悔をした7つのこと」について紹介してきました。
いかがだったでしょうか。
これらの支出を全て抑えていたら、いま一体どのぐらいの金額になるのかは想像がつきません。
人の持つ価値観というのは、時間と共に変化をしていくものです。
当時は「これがベスト!」と考えていても、今は全然違う。
そんなことは良くあるものです。
もしかすると今の節制生活も、将来の自分が振り返った時には、
また違った見方をしているかもしれません。
支出のあり方に正解など無し。
今日紹介した7つの後悔は、あくまで今時点で思うこと。
もしかすると、購入したミニゲーム機が、
20年後にとんでもなく高値で売ることができるかもしれませんし、
異業種交流会で出会った知り合いから連絡を受けて
彼女を紹介してもらえることがあるかもしれません。
投じたお金に意味があったのかどうかは、
その都度、振り返って判断をしてくしかないわけです。
いずれにしても、今は後悔をしているお金の使い方だとしても、
当時に対価として得た思い出だけは大事にし続けたいなと思います。
皆さんは後悔をしたお金の使い方、どのようなものがありますか?
ぜひ、コメント欄で教えてください。
人生はノーコンティニュー!
悔いのないようにやっていきましょう。
では、ごきげんよう。
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お金の価値だけでなく、自身の価値観も時間と共に変わりゆく。