・ガッツリと学びたいテーマがある方。
・同じ志を持つ仲間を持ちたい方。
・学びの達成感を得たい方。
おはーん、ペーパー先生です。
10年ほど前、先生は会社勤めをしながら社会人大学院に通っていました。
学生をやるというのは、趣味での学びと違い自分のスキマ時間にちょこっと勉強、というわけにはいきません。
社会人と学生を両立する必要がありますから、通っている2年間はほんとにめちゃくちゃ忙しかったです。
一方で、もちろんその対価としてのメリットも多分にあります。
今日は、実際に2年間通って経営管理修士(MBA)を取得した先生が、社会人大学院の良かったことをまとめていきます。
社会人大学院とは
まず基本情報として社会人大学院とは何なのかを解説します。
専門職大学院と呼ばれることもある。既存の大学院に社会人が通学しやすいよう、入試やカリキュラム、設備などの制度を整えた大学および大学院のこと。大学側の入学者掘り起しと、社会人のキャリアアップなどに向けた学ぶ意欲が相まって、2000年代半ばから設置が増え始めた。
こうした社会人大学院を設置している主な大学はこちら。
入試は通常の大学院と異なる方式がとられているケースが多く、筆記のよる入試科目のほか、面接や小論文が課せられます。
コース内容は、マネジメントやマーケティング、アカウンティングなど、ビジネスパーソンの需要に合わせて構成されているほか、会社勤めをしながら通えるように、都心のキャンパスを開放して講義を行うなどの特徴があります。
大抵の大学は2年間で規定の単位を取得すると修了となり、修士号(専門職学位)が授与されます。
先生の大学院生活
大学院選びで重要なことはズバリ「通えること」です。
「自宅」⇔「大学」⇔「会社」を往復するわけですので、まさに大学院はサードプレイスの考え方となります。
このような優先順位で先生は検討を進めていきました。
①立地
②講義時間
③講義内容
④試験日程
⑤教授陣
⑥学費
⑦取得学位
先生の専攻は主にマネジメント。
2年間のうちでもっとも忙しいのは1年目です。
なぜならば2年目は修士論文の調査・研究や執筆に多くの時間を充てる必要があるからです。
19時からスタート。一般の大学と同じ見方をするのであれば6限、7限という感じです。2コマ取っている場合は終了するのが22時です。
土曜日のみで、1限から5限まであります。どの講義もレポート提出が毎回ありますから、何もない日曜日はひたすら翌週提出するためのレポートをやる1日となります。
2年目はゼミに入り、修士論文の執筆に入ります。
先生はコンテンツビジネスに関するテーマを2万字でまとめましたが、修了式の2か月前には椅子に座りすぎて腰を痛めました笑
この2年間、プライベートはほとんどありませんでしたが、それだけに修士号と取得した時の達成感はすごかったです。
通って良かったこと
では最後に良かったことをまとめます。
・学んだことが翌日から仕事にすぐに活かせる。
・同じ志の仲間ができる。
・大学の施設が卒業後も利用できる。
もう本当にこれに絞られます。
先生は、大学からそのまま院へいくパターンに意味を感じません。
やはりビジネスは実践がすべてですので、社会の波に揉まれた上で、不足している部分を補った方が投資対効果は高くなります。
足りてない部分を大学院で学び、翌日職場で実践する。
これが醍醐味です。
そして、社会人大学院に通う方の年齢にはかなり幅があります。
先生は当時30歳ぐらいでしたが、周囲は20代から60代まで、職種や業種も実にバラエティに富んでいました。
ここでの出会いというのは、仕事上での出会いと違いしがらみがありません。
ですので、非常に貴重な繋がりとなります。
ラウンジや図書館などの大学施設は、修了後も手続きをすれば使用可能となりますので、サードプレイスの考え方からすればこれも大きなメリットとなります。
費用は年間150万円ほど。
修了までに300万円近くがかかる計算です。
先日ご紹介したように、いまはYouTubeでも色々な知識人が情報発信をしており、自宅でも十二分な学びを行えます。
一方、人間は基本怠けたい生き物ですから、半強制的に勉強をせざるを得ない環境に身を置くことができるという点も、ある意味で大学院の強みの1つかもしれません。
現在はコロナ禍にあり、オンラインでの講義が中心になっているところも多いと思います。
また、講義体形や費用面なども10年前と現在では変わってきているかと思いますので、ご興味を持たれた方はぜひ各大学のホームページでご確認いただければと思います。
では、ごきげんよう。
先生が大学院で一番深く覚えたのはゴルフ。