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あまり注目していなかった東京証券取引所ETFの概況

あまり注目していなかった東京証券取引所ETFの概況
この記事で分かること

・東証に上場しているETF銘柄
・東証ETF売買代金ランキング
・東証ETFの傾向

おはーん、ペーパー先生です。

昨日、はじめての資産運用「投資信託・ETF」で悩んだらこれを買っとけ!という話題をお届けしました。

はじめての資産運用「投資信託・ETF」で悩んだらこれを買っとけ!
はじめての資産運用「投資信託・ETF」で悩んだらこれを買っとけ!プライベートでは身バレを防ぐため、ペーパー先生の片鱗を見せずに生活していますが、昨今、もうどうにも口を出さざるを得ない資産運用に関するシチュエーションが増えてきました。例えばお子様が生まれる同僚が、何も考えずに学資保険を組もうとしていたり、銀行から勧められた手数料の高い投資信託を、そのまま購入しようとしていたり。資産運用は目的やステージなどで手段が変わりますので、一元的に語るのは難しいのですが「変なもん摑まされるんならこの中から選んで買っとけ!」というものが一覧になっているほうが親切だなとも思いまして、今日は、はじめての「投資信託・ETF」悩んだらこれを買っとけ!をやわらか紹介します。...

投資初心者がぼったくり商品を掴まされないように、

この辺りから選べば安心というリストを組んだわけです。

先生、普段は国内で株式商品を買う場合は投資信託のみだったもので、

東京証券取引所で扱われているETF(上場投資信託)はまったく注目していませんでした。

外国株を運用している投資家の皆さんもそういう方が多いのではないでしょうか。

今日は、東京証券取引所のETF概況についてやわらか紹介します。

東証に上場しているETF銘柄一覧

以前のブログでも紹介した通りETFは

①市場でいつでも少額から売買できる。
②信託報酬が投資信託と比べて安い。
③選択肢がとにかく豊富。

このようなメリットがあり、投資家に世界中のあらゆる市場へのアクセスを開いたという意味で画期的なんですよね。

リストを眺めているだけでも「え!こんなものまでETFになってるの!?」という発見があり面白いんです。

詳しくはこちらが参考にると思います。

ETFで何でも買える
ETFで何でも買える初めて投資をされる方にオススメをしているのは米国の代表的な株価指数であるS&P 500に連動した投資信託を、つみたてNISAで運用することです。もう少し詳しい方であれば投信よりもさらに信託報酬が安いETF(Exchange-Traded Fund)いわゆる上場投資信託で同タイプのものを勧めています。今回は「ETFで何でも買える」をやわらか解説します。...

米国市場でのETF購入には証券会社で口座を作らなければいけませんので

あまり慣れていない方では敷居が高いですが、

すでに国内で株や投信を運用している方であれば、東証ETFをやってみるというのは一つの手ですね。

現在、国内外の株式・債券・REIT(不動産投資信託)・商品のETFが200種類以上、上場しています。

東証ETF売買代金ランキング(2020年12月)

2020年12月の東証ETF市場全体の月間売買代金(立会内とToSTNetの合計)はおよそ4.9兆円(前月比およそ16.8%減)。

1日当たり売買代金は前月から約28%減少しておよそ2,258億円。

12月の日本銀行によるETFの買い入れはおよそ2,367億円ということです。

ではどのようなETFが購入されているか。

上位10銘柄を見てみましょう。

東証ETF売買代金ランキング

(2020年12月)

🥇NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信(1570)
🥈NEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信(1357)
🥉日経平均ブル2倍上場投信(1579)
④日経平均ベア2倍上場投信(1360)
⑤NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
⑥NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信(1306)
⑦楽天ETF‐日経レバレッジ指数連動型(1458)
⑧楽天ETF‐日経ダブルインバース指数連動型(1459)
⑨ダイワ上場投信-日経225(1320)
⑩国際のETF VIX短期先物指数(1552)

【出典】2020年12月ETF相場表(東証)

1位の「NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信」の売買代金はおよそ2.85兆円。

つまり月間売買代金の半数はこのETFが占めてるんですね。

・日本株式対象が9本。
・ブルベア型が6本。

これがいまの東証ETFのトレンドなのだと言えますね。

この月がたまたまなのかなと思い、通年で見てみましたが傾向はだいたい同じですね。

海外への投資手段としては、そこまで東証ETFは使用されていないようです。

この分野は投信がまだまだ優勢なのかもしれません。

では、ごきげんよう。

今日のまとめ

🐮牛(ブル)と🐻熊(ベア)って闘ったらどっちが強いんですかね。

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