・東証に上場しているETF銘柄
・東証ETF売買代金ランキング
・東証ETFの傾向
おはーん、ペーパー先生です。
昨日、はじめての資産運用「投資信託・ETF」で悩んだらこれを買っとけ!という話題をお届けしました。
投資初心者がぼったくり商品を掴まされないように、
この辺りから選べば安心というリストを組んだわけです。
先生、普段は国内で株式商品を買う場合は投資信託のみだったもので、
東京証券取引所で扱われているETF(上場投資信託)はまったく注目していませんでした。
外国株を運用している投資家の皆さんもそういう方が多いのではないでしょうか。
今日は、東京証券取引所のETF概況についてやわらか紹介します。
東証に上場しているETF銘柄一覧
以前のブログでも紹介した通りETFは
①市場でいつでも少額から売買できる。
②信託報酬が投資信託と比べて安い。
③選択肢がとにかく豊富。
このようなメリットがあり、投資家に世界中のあらゆる市場へのアクセスを開いたという意味で画期的なんですよね。
リストを眺めているだけでも「え!こんなものまでETFになってるの!?」という発見があり面白いんです。
詳しくはこちらが参考にると思います。
米国市場でのETF購入には証券会社で口座を作らなければいけませんので
あまり慣れていない方では敷居が高いですが、
すでに国内で株や投信を運用している方であれば、東証ETFをやってみるというのは一つの手ですね。
現在、国内外の株式・債券・REIT(不動産投資信託)・商品のETFが200種類以上、上場しています。
東証ETF売買代金ランキング(2020年12月)
2020年12月の東証ETF市場全体の月間売買代金(立会内とToSTNetの合計)はおよそ4.9兆円(前月比およそ16.8%減)。
1日当たり売買代金は前月から約28%減少しておよそ2,258億円。
12月の日本銀行によるETFの買い入れはおよそ2,367億円ということです。
ではどのようなETFが購入されているか。
上位10銘柄を見てみましょう。
(2020年12月)
🥇NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信(1570)
🥈NEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信(1357)
🥉日経平均ブル2倍上場投信(1579)
④日経平均ベア2倍上場投信(1360)
⑤NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
⑥NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信(1306)
⑦楽天ETF‐日経レバレッジ指数連動型(1458)
⑧楽天ETF‐日経ダブルインバース指数連動型(1459)
⑨ダイワ上場投信-日経225(1320)
⑩国際のETF VIX短期先物指数(1552)
1位の「NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信」の売買代金はおよそ2.85兆円。
つまり月間売買代金の半数はこのETFが占めてるんですね。
・日本株式対象が9本。
・ブルベア型が6本。
これがいまの東証ETFのトレンドなのだと言えますね。
この月がたまたまなのかなと思い、通年で見てみましたが傾向はだいたい同じですね。
海外への投資手段としては、そこまで東証ETFは使用されていないようです。
この分野は投信がまだまだ優勢なのかもしれません。
では、ごきげんよう。
🐮牛(ブル)と🐻熊(ベア)って闘ったらどっちが強いんですかね。