・ボーナス支給日が迫る
・世の中のボーナス平均支給額
・今年のボーナスの使い道
おはーん、ペーパー先生です。
6月もそろそろ終わりを迎え、1年も半分が過ぎますね。
ぼくの勤務先は7月10日がボーナス支給日となっていまして、
この時期が来ると
・6月25日(給与支給日)
・7月10日(ボーナス支給日)
・7月25日(給与支給日)
日を置かずにどんどんお金が口座に舞い込んでくる
まさにボーナスステージに突入します。
求人情報・転職サイトdoda(デューダ)が、
15,000人を対象に調査をしたところによると、
2020年9月~2021年8月の1年間に支給された
ボーナス年間平均額は100.2万円でした。
<ボーナス平均支給額>
夏のボーナスが47.0万円
冬のボーナスが48.5万円
その他が4.7万円
<ボーナス平均支給額が高い職種ランキングTOP10>
1位:内部監査
177.1万円
2位:法務/知的財産/特許
166.0万円
3位:研究開発/R&D
164.9万円
3位:MR
164.9万円
5位:基礎研究
161.6万円
6位:融資審査/契約保全
157.6万円
7位:研究/開発
153.2万円
8位:品質管理
150.8万円
9位:製品企画
148.5万円
10位:リサーチ/市場調査
145.8万円
職種によってもかなりばらつきがありますね。
特にコロナ禍以降は、業界によっても好不調が大きく分かれましたから、
調査期間を踏まえると、以前よりもその支給差は拡大していると思われます。
さて、以前に「夏のボーナスの使い道を今から考えておく」という話題をお届けしました。
その際の紹介したぼく自身の夏のボーナスの使い道は以下の3つでした。
①現金のまま保有
②コモディティ投資信託を保有
③MacBook ProとiPhoneを買い替え
そしてついに結論は出ました!
「①現金のまま保有」に決定です!!
当時、この選択肢を紹介した際のコメントが以下です。
「今年は円安に株安、エネルギー高、インフレ、ウクライナ危機、景気減速懸念など、世界経済の変わり目にあります。こういう時は『動かない』と決め込むのも大事かなと感じます。」
ほんまこれ(笑)
アメリカでは物価上昇が止まらず、長期金利も3%を超え、株式相場は不安定。
短期金利が長期金利の水準を上回る逆イールドが発生し、景気後退の前触れが囁かれます。
2021年12月、YouTubeチャンネル「日経テレ東大学」の中で、
2022年予想として、経済アナリストの森永卓郎(もりなが・たくろう)さんがこんなこと言われていました。
「恐慌へ向かう。株価は下がる、不動産も下がる、金も下がる、原油も下がる、暗号資産も下がる。全面崩壊。ドーンと落ちて、1929年の再来みたいなこととか、グローバル資本主義、一気に崩壊のようなことが起こるんだろうなと、私は思います。」
【出典】森永卓郎×モーリー・ロバートソン×山崎元:2022年上半期の“経済ニュース”をあらゆる角度からぶった斬る!|FACT LOGICAL Season2(日経テレ東大学)
原油や金は地政学的な事情があり上昇をしたものの、言っている本質は当たってますよね。
森永さんはこの動画の中で、恐慌になる根拠をこのように触れています。
「先週までNYダウは8週連続の下落で、これ90年ぶりの出来事なんですよ。でも、実はそうなるだろうっていうのは、エコノミストの皆さん、みんな裏では言ってたんですよ。だけど証券系、銀行系、それから生命保険系のエコノミストはみんな口を揃えて『上がります!』って言ってたんです。これ、商売上そう言わざるを得ないんですね。ま、山崎さん(番組共演者の山崎元さん)は楽天証券のアウトローなんで、下がるって言ってたんですけど。みんなね、ずるいんですよ。みんな分かってたと思います。あまりに高すぎた。例えばバフェット指数って、株式の時価総額をGDPで割ったものなんですけれども、これ80%から100%ぐらいが正常って言われてるんですけど、3倍までいったんです、今年の頭。まぁどう考えたって、普通に考えたって、1/3に下がるだろう。で、オーバーシュートしますから、ものすごいことがこれから起こってくると思います。」
いやー、いいですね。
痛快でいつも森永さん出演の動画は笑いながら見ているんですが、
過激そうに聞こえつつも、非常に的を得ています。
ぼく自身もしばらくはこんな感じだろうなと思ってるので、
①現金比率を高める。
②コアの全世界株式は買い増し続ける。
ひたすらこれしかないな、と。
そういう点で、今年は夏も冬も支給されたボーナスは現金保有していきます!
まぁ、円安がさらに進行することも考慮する必要がありますから、
場合によっては②の全世界株式買い付け額を一時的に大きくする、
という打ち手もあるかもしれません。
では、ごきげんよう。
よろしければこちらの記事もご覧ください。
嵐が過ぎ去るまで現金で身を守ろう。