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はじめての資産運用「投資信託・ETF」で悩んだらこれを買っとけ!

はじめての資産運用「投資信託・ETF」で悩んだらこれを買っとけ!
この記事で分かること

・投資信託とETFの違い
・はじめての投資信託「これを買っとけ!」
・はじめてのETF「これを買っとけ!」

おはーん、ペーパー先生です。

昨年8月から資産運用や仕事術の情報発信をはじめて半年になります。

ネット上の大先輩方の考え方やアプローチなどを拝見しながら、

知識と引き出しを増やしていけており、

いつもありがとうございます。

そんなまだまだ学びの途上にある先生でも、

日常生活に場が変われば一転。

金融リテラシーの超絶低い日本においては、真っ当な知識を持つ一握りに変わります。

プライベートでは身バレを防ぐため、ペーパー先生の片鱗を見せずに生活していますが、

昨今、もうどうにも口を出さざるを得ないシチュエーションが増えてきました。

例えばお子様が生まれる同僚が、何も考えずに学資保険を組もうとしていたり、

銀行から勧められた手数料の高い投資信託を、そのまま購入しようとしていたり。

資産運用は目的やステージなどで手段が変わりますので、

一元的に語るのは難しいのですが、

「変なもん摑まされるんならこの中から選んで買っとけ!」

というものが一覧になっているほうが親切だなとも思いまして、

今日は、はじめての「投資信託・ETF」悩んだらこれを買っとけ!をやわらか紹介します。

もくじ

はじめての投資信託編

まず投資信託についての説明です。

投資信託とは

投資信託は上場しておらず、証券会社や銀行などの金融機関の窓口で購入する。通常、注文を出した当日ではなく注文の翌営業日に売買金額(基準価額)が公表される。運用方法には、指数(日経平均やダウ平均など)に連動することを目指すパッシブ運用(=インデックスファンド)と、これを上回る成果を目指しているアクティブ運用(=アクティブファンド)がある。

こういう人にオススメ:
①つみたてNISAやiDeCoを活用したい。
②積み立て投資をしたい。
③少額から購入したい。

対象を「🌏全世界株」→「🏙先進国株」→「🇺🇸米国株」の順に絞って紹介します。

なお、個人的にはどの地域を選んでも米国企業のウエイトが大きいため誤差だと考えています。

詳しくはこちらをどうぞ。

全世界株式インデックス投資は万能なのか
全世界株式インデックス投資は万能なのか投資信託やETFを通じたインデックス投資をしている方は大きく「全世界株式」「先進国株式」「米国株式」このいずれかの対象かと思います。そうした中で最近、先生の周囲ではこんな声を耳にすることが多くなりました。「経済の主役が中国になろうが米国のままだろうが自分は全世界に投資してるんで大丈夫っす!」今日は米中対立に揺れるいま、果たして全世界株式インデックス投資は万能なのかをやわらか解説します。...

それでは「これを買っとけ!」リストです。

投資信託「これを買っとけ!」リスト

<🌏全世界株>
名称:SBI・全世界株式インデックス・ファンド
運用会社:SBIアセットマネジメント
設定日:2017年12月06日
指数:FTSE グローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)
購入時手数料:なし
信託報酬:0.1102%程度(年率・税込)
信託財産留保額:なし

名称:eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
運用会社:三菱UFJ国際投信
設定日:2018年03月19日
指数:MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本、配当込み、円換算ベース)
購入時手数料:なし
信託報酬:0.1144%(年率・税込)
信託財産留保額:なし

<🏙先進国株>
名称:<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
運用会社:ニッセイアセットマネジメント
設定日:2013年12月10日
指数:MSCI コクサイ インデックス(配当込み、円換算ベース)
購入時手数料:なし
信託報酬:0.1023%以内(年率・税込)
信託財産留保額:なし

名称:eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
運用会社:三菱UFJ国際投信
設定日:2017年02月27日
指数:MSCI コクサイ インデックス(配当込み、円換算ベース)
購入時手数料:なし
信託報酬:0.1023%以内(年率・税込)
信託財産留保額:なし

<🇺🇸米国株>
名称:SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド
運用会社:SBIアセットマネジメント
設定日:2019年09月26日
指数:S&P 500(円換算ベース)
購入時手数料:なし
信託報酬:0.0938%程度(年率・税込)
信託財産留保額:なし

名称:eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
運用会社:三菱UFJ国際投信
設定日:2018年07月03日
指数:S&P 500(配当込み、円換算ベース)
購入時手数料:なし
信託報酬:0.0968%以内(年率・税込)
信託財産留保額:なし

はじめてのETF

まず、ETFについての説明です。

ETFとは

ETFは”Exchange Traded Fund”の略で、日本語では上場投資信託のことを指す。証券会社を通じて証券取引所に買付や売却の注文を売買単位ごとに注文する。価格は株式同様に市場にてリアルタイムで値動きしており、注文方法は指値注文と成行注文のどちらでも出すことができる。指数(日経平均やダウ平均など)に連動するよう運用され、株式のほか、債券、REIT(リート:不動産投資信託)、通貨、コモディティ(商品)の指数もある。一般的に投資信託よりもETFの方が手数料が安い。

こういう人にオススメ:
①リアルタイムの市場価格で購入したい。
②より低コストで投資をしたい。
③幅広い商品や地域に投資をしたい。

それでは「これを買っとけ!」リストです。

証券取引所により扱う商品に差があるため、

「東京証券取引所」(東証)と「ニューヨーク/ナスダック証券取引所」(NYSE/NASDAQ)それぞれで紹介します。

ETF「これを買っとけ!」リスト

(東証編)

<🌏全世界株>
名称:MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信
証券コード:2559
運用会社:三菱UFJ国際投信
設定日:2020年1月8日
指数:MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(円換算ベース)
購入時手数料:販売会社が定める額
信託報酬:0.0858%以内(年率・税込)
信託財産留保額:換金申込受付日の翌営業日の基準価額に0.1%をかけた額

名称:上場インデックスファンド世界株式(MSCI ACWI)除く日本
証券コード:1554
運用会社:日興アセットマネジメント
設定日:2011年3月8日
指数:MSCI ACWI ex Japanインデックス
購入時手数料:販売会社が定める額
信託報酬:0.264%程度(年率・税込)
信託財産留保額:換金時の基準価額に対し0.3%

<🏙先進国株>
名称:MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信
証券コード:1550
運用会社:三菱UFJ国際投信
設定日:2010年11月22日
指数:MSCI コクサイ インデックス(円換算ベース)
購入時手数料:販売会社が定める額
信託報酬:0.165%以内(年率・税込)
信託財産留保額:換金申込受付日の翌営業日の基準価額に0.1%をかけた額

名称:NEXT FUNDS 外国株式・MSCI-KOKUSAI指数(為替ヘッジなし)連動型上場投信
証券コード:2513
運用会社:野村アセットマネジメント
設定日:2017年12月7日
指数:MSCI コクサイ インデックス(円換算)
購入時手数料:販売会社が定める額
信託報酬:0.187%(年率・税込)
信託財産留保額:換金時に、基準価額に0.10%以内

名称:iシェアーズ・コア MSCI 先進国株(除く日本)ETF
証券コード:1657
運用会社:ブラックロック・ジャパン
設定日:2017年9月27日
指数:MSCI コクサイ インデックス(国内投信用 円建て)
購入時手数料:販売会社が定める額
信託報酬:0.209%以内(年率・税込)
信託財産留保額:なし

<🇺🇸米国株>
名称:MAXIS米国株式(S&P500)上場投信
証券コード:2558
運用会社:三菱UFJ国際投信
設定日:2020年1月8日
指数:S&P 500(円換算ベース)
購入時手数料:販売会社が定める額
信託報酬:0.0858%以内(年率・税込)
信託財産留保額:なし

名称:SPDR S&P 500 ETF
証券コード:1557
運用会社:ステート・ストリート
設定日:1993年1月22日
指数:S&P 500
購入時手数料:販売会社が定める額
信託報酬:0.0945%(年率)
信託財産留保額:なし

名称:iシェアーズ S&P 500 米国株 ETF
証券コード:1655
運用会社:ブラックロック・ジャパン
設定日:2017年9月27日
指数:S&P 500(TTM、円建て)
購入時手数料:販売会社が定める額
信託報酬:0.165%程度(年率・税込)
信託財産留保額:なし

ETF「これを買っとけ!」リスト

(NYSE/NASDAQ編)

<🌏全世界株>
名称:バンガード・トータル・ワールド・ストックETF
ティッカー:VT
運用会社:バンガード
設定日:2008年6月24日
指数:FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス
購入時手数料:販売会社が定める額
信託報酬:0.080%(年率)
信託財産留保額:なし

名称:iシェアーズ MSCI ACWI ETF
ティッカー:ACWI
運用会社:ブラックロック
設定日:2008年3月26日
指数:MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス
購入時手数料:販売会社が定める額
信託報酬:0.32%(年率)
信託財産留保額:なし

<🏙先進国株>
名称:iシェアーズ MSCI コクサイ ETF
ティッカー:TOK
運用会社:ブラックロック
設定日:2007年12月10日
指数:MSCI コクサイ インデックス
購入時手数料:販売会社が定める額
信託報酬:0.25%(年率)
信託財産留保額:なし

<🇺🇸米国株>
名称:iシェアーズ・コア S&P 500 ETF
ティッカー:IVV
運用会社:ブラックロック
設定日:2000年5月15日
指数:S&P 500
購入時手数料:販売会社が定める額
信託報酬:0.03%(年率)
信託財産留保額:なし

名称:バンガード・S&P500 ETF
ティッカー:VOO
運用会社:バンガード
設定日:2010年9月7日
指数:S&P 500
購入時手数料:販売会社が定める額
信託報酬:0.03%(年率)
信託財産留保額:なし

名称:SPDR S&P 500 ETF
ティッカー:SPY
運用会社:ステート・ストリート
設定日:1993年1月22日
指数:S&P 500
購入時手数料:販売会社が定める額
信託報酬:0.0945%(年率)
信託財産留保額:なし

手数料について

最後に手数料について触れておきましょう。

投資信託やETFでは下記のような手数料が発生します。

①✍️購入時手数料
→販売会社に支払う費用。

②🏢信託報酬
→運用会社・販売会社・受託会社に支払われる費用。

③🎫信託財産留保額
→解約した時に差し引かれる費用。

一時的に発生するのが①と③、継続的に発生するのが②です。

③については通常ETFでは発生しませんが、株式同様に証券会社での売買手数料は別途発生します。

また、記載内容は本ブログ更新時のもので、適宜変更されていきますのでご注意ください。

購入前に目論見書で確認をしておきましょう。

投資の基本は「長期」「積立」「分散」と言われます。

運用というのは日々の積み重ねなわけです。

つまり手数料も積もれば山となります。

手数料も積もれば山となる
手数料も積もれば山となる皆さん、「塵も積もれば山となる」(ちりもつもればやまとなる)ということわざご存知でしょうか。塵のようにごくわずかなものでも、積もり積もれば山のように大きくなる。小事をおろそかにしてはならないという戒めの意味があります。これは投資をするときにもすごく大事な考え方です。今日は「手数料も積もれば山となる」についてやわらか解説します。...

今回はその辺りを十分意識して、この中から選んでおけばハズレなし!という視点でリストアップしました。

ほとんどが同じ指標をベンチマークに運用されていますが、

どの取引所で買うか、どの種類の投資信託にするか、どの運用会社から買うか、

によって手数料にも差がでます。

メリット・デメリットを照らし合わせながら

ご自身がこれだ!と思うものを決める資料になれば幸いです。

投資は自己責任でね。

では、ごきげんよう。

今日のまとめ

詰まるところ資産運用では「株式」+「米国」+「インデックス」は鉄板。

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