・自己投資も分散が大事
・二刀流の強み
・脳内一人ブレストができる
おはーん、ペーパー先生です。
投資の世界ではこんな格言があります。
「卵は一つのカゴに盛るな」
卵を一つのカゴに盛ると、そのカゴを落とした場合、
全部の卵が割れてしまうかもしれません。
しかし、複数のカゴに分けて卵を盛っておけば、
そのうち一つのカゴを落として卵が割れてしまったとしても、
他のカゴの卵は影響を受けずにすむ、ということを指しています。
特定の商品だけに投資をするのではなく、複数の商品にリスクを分散して投資をした方が良い、
つまり銘柄分散に関する教えとなっています。
これは何も金融商品だけに限りませんね。
自己投資でも同じことが言えます。
この数年のトレンドになっている副業・兼業はその一例ですし、
スポーツやアートなどで趣味を保たれている方も
ある意味では分散投資にあたるでしょう。
複数の取り組みを並行して進めていくと、
時間配分が難しいというデメリットの一方で、
シナジー効果が発生するメリットも生まれます。
例えば、ぼくはIT企業勤務の会社員ですが、
匿名でブログやYouTubeなどのSNSもやっています。
仕事での気付きや学びを、SNSで発信をしていく。
SNSで発信することで考え方が整理をされて、また仕事にも活きる。
こんなサイクルが発生するわけです。
自己投資と、金融投資でも同じことがあります。
ぼくはかつては個別株を複数で運用をしていました。
つまり自分自身で銘柄分散、地域分散、通貨分散を行っていたわけです。
実はこうしたアセットマネジメントの基本的なお作法が、
仕事での組織マネジメントにもそのまま活きています。
人材の差配、ビジネスの対象地域や対象ユーザー、プロジェクトごとの投資配分などにです。
つまり、人生は複眼的に物事を捉える方が、発想が広がりますし、
最終的な精度が高まるわけです。
いま風に言えば「二刀流」と言ったところでしょうか。
こうした生活は小さいところから始めて、徐々に大きな二刀流に育てていく。
そんな進め方がオススメです。
ぼく自身、飽き性だということもあり、これまでの人生を振り返っても
比較的二刀流をやり続けてきたな、という印象です。
ちょっと振り返ってみました。
・小学生時代は、サッカークラブに入りながら漫画を描く。
・中学生時代は、野球部に入りながら学級新聞を作る。
・高校生時代は、テニス部に入りながらゲーム三昧。
・大学生時代は、アルバイトをしながら専門学校通い。
・社会人初期は、ベンチャー企業で働きながらフリーランスでも活動。
・社会人中期は、IT企業で働きながら大学院で勉強。
・社会人現在は、IT企業で働きながらペーパー先生として情報発信。
高校時代はご愛嬌として、
このように幼少期から一貫して複数のことを並行してきました。
何かをアウトプットするためには、その材料となるような
インプットが欠かせません。
“コロンブスの卵”的な話になりますが、
良質なインプットがあれば、良質なアウトプットに繋がるし、
良質なアウトプットができれば、さらに良質なインプットにも繋がる。
こんなことが言えます。
二刀流での生活というのは、まったく違う2つの事柄へのチャレンジですから、
脳トレにもなります。
アイデアが行き詰まったときに、複数人でブレストをして、
突破口を見つけたりしますが、
二刀流生活をしていると、ある程度のところまでは脳内一人ブレストも可能です。
全く違う知見を持った自分自身同士でアイデアを詰めていくということです。
すでにこうした二刀流に取り組まれている方で、
「他にこんな良さもあるよ」
「工夫をしてさらに効果を高めてるよ」
などのコメントをいただけると、ぼくも参考になるので嬉しいです。
では、ごきげんよう。
よろしければこちらの記事もご覧ください。
複数視点を合わせ持てれば人間力が高まる。