・下がる勤務時間
・在宅勤務のメリットデメリット
・動画作成の苦労と結果
おはーん、ペーパー先生です。
ぼくはIT企業勤務の会社員です。
コロナ禍以降、在宅とオフィスとのハイブリット勤務になりましたが、
それ以前と比べると、相対的に社員の勤務時間は下がっている傾向にあります。
では、業績も同じだけ下がったかというと、むしろ上がっています。
これにはいろいろな要因が考えられます。
・在宅で集中して業務が行えるようになった。
・オフィスにいる時の無駄な時間が低下した。
・オンラインツールの整備が効率化を促した。
一方で、50代以上のベテラン幹部によく言われることは、
「勤務時間が低下しているのはけしからん。」
「人が足りないと言う前に勤務時間を増やした方がいい。」
少し間違えばブラック認定されるような発言ですが、
事実、年配幹部はこの手の発言が非常に多いです。
ぼくが頭を悩ましている原因の1つでもあります。
もちろん、在宅勤務はメリットばかりではないでしょう。
・行動評価をすることの難しさ。
・サボり把握ができない。
・情報漏洩リスクの高まり。
こうした点からも、良し悪しを総合的に捉えていく必要があるわけですが、
ぼくは在宅・オフィスのハイブリット勤務は肯定派で、
コロナ収束後も、むしろ加速させていくべきだと考えています。
特にIT業界での仕事はそもそもがほぼデジタルで進みます。
また、個人が大企業に属して一生その中で過ごす、というのはもはや過去の考え方。
企業が必要な時に、必要な分だけ、必要とされている個人と仕事をする。
これが本流になる時代もすぐだと思います。
そうした中おいて、勤務時間の多い少ないが議論に乗ること自体がナンセンス。
かけた時間がそのまま成果に結びつくことなんかないわけです。
例えばYouTubeの動画作成。
ツイッターよりも、ブログよりも、インスタよりも、音声配信よりも、
情報を構成する要素が多いため、編集に多大な時間を要します。
完成まで5時間かかった5分の動画があるとしましょう。
5時間もかけたのだから、5時間分再生される、ということにはなりません。
どのぐらい再生されるかなんて誰にも分からないわけです。
ぼくのYouTubeチャンネルは登録者数が70人を突破した規模だということもありますが、
再生数が1桁なんてざらです(笑)
このように、労働時間と生産性は比例しない時代なのです。
「24時間戦えますか」
という栄養ドリンク「リゲイン」のCMソングのような、
労働時間だけで無理やり生産性を上積みさせていたのは昭和の遺産。
同じ時間をかけるのであれば、
如何に効率的に、凝縮させて、効果的な
アウトプットにしていけるか。
会社の仕事でも、個人の活動でも、この観点を最重要視して、
令和を生きる我々は取り組んでいきたいものです。
では、ごきげんよう。
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労働時間≠生産性。