ペーパー先生は英語が嫌いです。
パクチーよりも、通勤電車よりも嫌いです。
中学1年の時に教科として加わりましたが、当時はローマ字と英語の違いすら分からず、苦手意識が出てからは、もうからっきしダメです。
そうしてすでに40歳を超えましたが、特に極めて困ることもなく、生活出来ているわけです。
そう、必要に迫られないのがいけないんですよね。
日本人はアジアの中でもダントツに英語が話せないと言う調査結果が、TOEFLスピーキングの結果からも明らかになっています。
しかしながら、その原因として学校教育が悪いだとか、そういう崇高なる考えを先生は有していません。
今回は、先生が2018年11月から、決死の覚悟で取り組んで来た英会話学習の歩みをご紹介します。
数年に一度のトランス状態
先生は変化が全然好きじゃありません。
一度走り始めたレールの上を雨の日も風の日も、巡航速度を守りながらただひたすら老いていく、というのが定石です。
しかし、なんと言いましょうか、「このままではダメ!」という直感はものすごくありまして、めちゃくちゃいきなり突然トップギアが入ることあります。
もうそれは突然人が変わったかのように、乗っていたトロッコをバラバラに壊れて、それを組み立て直して、別のレールで滑走していくということがあるんです。
この状態を「トランス」と呼ぶことにしましょう。
数年に一度、この時が来ますが、直近だと先月ですね。
身辺を身軽にすることを目的に、終活の勢いで家の不要なものを山ほど捨てました。
さらには、PLを全面的に見直して、月々の固定費を大改革。
見もしない動画配信サービスとか、全く使いきれていないゴールドカードとか、四半世紀も同じ番号で契約し続けて来たけど何もお得なことはないキャリア契約を格安SIMに変更したりとか。
とにかく月々の支出を10万円以上見直して、年間でざっと160万円削減!
ま、どんだけ先生は無駄な支出しとんねん、って話なんですが、つまりはこのぐらい7月はトランスに入っていたわけです。
いざ「スタディサプリ」の門を叩く
18年11月、英会話トランスに入った際に始めたのは、リクルートマーケティングパートナーズが運営している「スタディサプリENGLISH TOEIC® L&R TEST対策コース パーソナルコーチプラン」です。
コロナ禍にあって、「スタサプ」はCMガンガン流れてたのが記憶に新しいですが、恐らく相当な会員増で事業貢献にも繋がっていると思われます。
このパーソナルコーチプランというのは何なのかと言いいますと、学習は「ベーシックプラン」で利用可能な学習プログラムをPCもしくはスマホアプリで行います。それと合わせて、
・専属コーチが学習プランを作成
・専属コーチによる学習進捗管理
・専属コーチによる2回の音声カウンセリング
・2回の実力チェック
・紙テキスト8冊
・「日常英会話コース」利用
・終了後12ヶ月間の「ベーシックプラン」利用
これらがセットでついて来ます。
価格は6ヶ月プログラムの一括払いで98,000円。
めちゃくちゃ高く感じるかもしれませんが、英会話スクールに通うことを考えれば、月換算で16,000円程度ですから、まぁ思い切ってやってみることにしたわけです。
テキストを使い、TOEICの過去問をやり、点数を出してからコーチとの音声カウンセリングを行う、というのが初回になります。
基本的には毎日1時間以上、アプリを使って学習を進める、ということになりますが、このプランのポイントは、コーチに学習報告を毎日送る必要がある、という点です。
お金払ってさらにコーチへの報告義務まで課せられて、先生ってホントにドSっすねー、とか自分で思いながらも、これを皮切りに英会話学習の道に入っていったわけです。
なんか、プロローグみたいな感じになっちゃいましたが、今回はここで終わります。
一応、今どうなっているのかを軽く触れておくと、
何と、
「スタサプ」終了後も、
まだ、
勉強してます笑。
しかも毎日。
先ほども日本語がわからないネイティブスピーカーと、1時間ほどのオンラインレッスンを終えたばかりです。
とにかく、時間も質もバラバラですが、それでも毎日欠かさず英語教材を何らかやるようにしてます。
もう、歯磨きと同じぐらい習慣ですね。
でもね、
先生は、
やっぱ好きじゃないです、英語。
では、ごきげんよう。
先生は、英会話よりもパクチーが好き。