・個人投資家6年間を振り返る。
・テック株一択の個別株時代
・全世界株式一本化時代
おはーん、ペーパー先生です。
2017年から外国株投資を始めて、今年で6年目になります。
IT企業勤務ということで、同業種のことはそれなりに知識も理解もありましたから、
最初はアメリカおよび中国のテック個別株を購入したわけです。
その後、銘柄や地域を増やし、
原則売買をせずに保有し続ける、
場合によっては買い増しする、
というスタイルで2021年6月までやってきたわけです。
その当時、2021年5月末時点の金融資産額はおよそ2,953万円。
2018年1月末時点では1,384万円でしたから、
前年のコロナ相場の波にガッツリと乗っかって
資産を増やしてきました。
この時期は、コロナで瀕死状態にあった経済を下支えするため、
各国の中央銀行による金融緩和策で市中にお金がばら撒かれ、
それに伴って株価はどんどん上昇していくという、
いわばボーナスステージでした。
「ぼくは個別株を選定をする目利きがある!」
どれを買っても、ほぼ値上がりしていた時期なのに、
こんな勘違いをしてしまうものです。
投資というのは、当初決めたマイルールを長く続けることが難しい分野でもあります。
ぼくは先ほど触れたように、自身の詳しいテック銘柄。
もう少し詳しくいうと、
■モットー(日常における行動指針):
→コツコツ・たんたん・中長期。
■ポリシー(物事を行う際の考え方):
→eコマース・SNS・金融・ゲーム・広告”のうち3つ以上を事業の柱として持つテック銘柄から選定
これをマイルールとして2017年以降の投資を行ってきました。
ところが、2021年6月に、持ち株を全売却し
『eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)』に一本化することになります。
理由はこの年の3月から、自宅マンションを賃貸に出し、
自分は勤務先オフィス近くのホテル暮らしを開始したことです。
なぜホテル暮らしと資産の1本化が関係あるのかというと、
「Simple is best.」
これにつきます。
キャリーケース1つでの生活になったおかげで、
身の回りのものを大整理したんですね。
モノを整理すると、複雑になっているものが目立ち始めます。
その一環で金融資産もシンプルに1つ、ということで、
■モットー(日常における行動指針):
→コツコツ・たんたん・中長期。
■ポリシー(物事を行う際の考え方):
→Simple is best.
この新しいマイルールを基に全世界株式にまとめたわけです。
2,500万円分を一括購入後は、毎月30万円分をコツコツ買い増しているわけですが、
今度はどれだけ長くやり続けられるのか。
前回は5年ほど。
今の思いでは、会社勤めをしているうちは続けることを考えていますが、
人の意思なんてものは水もの。いつ変わるか分かりません。
「継続は力なり」というのは間違いがありませんが、
「継続すること自体にも力がいる」とも言えます。
なお、2022年まで個別テック株で運用をし続けていた場合、
暴落相場に思いっきり巻き込まれてましたので、
現在の金融資産額が半額以下になっていたことを考えると、
なんだか複雑な気持ちです。
“続け方”も重要なポイントの1つなのかもしれませんね。
では、ごきげんよう。
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続けることは難しい。だから資産形成は難しい。