・ヒカキンさんの金銭感覚
・行動経済学におけるプロスペクト理論
・当たり前にしたいお金持ち思考
おはーん、ペーパー先生です。
先日、YouTuberのヒカキンさんに関するこのような記事が掲出されていました。
兄で同じくYouTuberであるセイキンさんのチャンネルに出演し、
現在の金銭感覚について語りあったというものです。
視聴者からの質問に答える企画で「YouTubeドリームを掴んだお二人の金銭感覚がかなり気になっております!!」という投稿が届く。これにセイキンが「変わってないんじゃないかな?」と答えると、ヒカキンも「変わってないと思う。10万円って言われて、高いと思うしね。あと『この10万円は俺の手元に来て価値を発揮するのか』って考えて、発揮しないと思ったら買わない。それを使って得をするかどうかを考える。貯金はお互いしてます」と、堅実な考え方を明かした。
【出典】ヒカキンにとって10万円は高い?それとも安い?YouTubeドリームつかんだ現在の“金銭感覚”(スポニチ)
2022年3月12日 20:58
これって、お金との向き合い方に対する真理だなと思いました。
2つ大きな意味が含まれています。
1つ目は収入額の大小に関わらずお金は同じ価値ということ。
年収1億円だろうが、1,000万円だろうが、100万円だろうが、
手元の1万円は同じ1万円。
お金持ちに対して「あなたにとって自動車を買うのはコンビニでジュース買うようなものでしょ?」
というような話が雑談の中で出たりすることがありますが、それはまったく当てはまらないということです。
感情は金額の大きさに比例しない。
これは、利益や損失に関わる意思決定のメカニズムをモデル化した
行動経済学におけるプロスペクト理論です。
例えば新しいiPhoneを10万円で購入するかどうかは凄く悩むのに、
マンションを5,000万円で購入する際、10万円のオプションを付けることは気軽に決めてしまう。
大きな買い物をする際、気持ちも大きくなってしまうケースです。
2つ目は支払った金額が自分に何をもたらすのか、です。
先ほどの記事の中でヒカキンさんが
『この10万円は俺の手元に来て価値を発揮するのか』
と答えられていましたが、支出はすべて投資である、という価値観で
判断をされているわけです。
日常生活でも、
🍽友人と会食に行く
💪ジムでトレーナーを付けて運動をする
✍️大学院で学び直す
🖥パソコンを買ってブログを始める
などなど。
すべての行動は「時間」と「お金」の投資である。
こうした考え方が当たり前になってくると、「お金持ち思考」と言えそうですね。
では、ごきげんよう。
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急にお金を持つと気持ちが大きくなるので気を付けよう。