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ヘアカット専門店「QBハウス」の徹底した経営哲学

ヘアカット専門店「QBハウス」の徹底した経営哲学
この記事で分かること

・シンプルなコンセプト
・効率化が図られたオペレーション
・課題解決のための実証店舗

おはーん、ペーパー先生です。

先日、ヘアカット専門店「QBハウス」へ行ってきました。

先生が行くのはいつも開店直後。

開店の1分前ですでに8名ぐらいが列をなしていました。

都心部の店舗ということもあるのかもしれませんが、

土日・平日に関わらず、常に人が入っているなぁという印象です。

QBハウスは1996年、東京都・神田美土代町(かんだみとしろちょう)に1号店をオープン。

2021年11月末時点で国内に586店舗、

海外は香港の66店舗を筆頭に台湾やシンガポール、

アメリカの4つの地域合わせて135店舗を展開しています。

10分1,200円(創業時は1,000円)というシンプルな価格設定。

それを実現するため徹底的に効率化が図られたオペレーション。

シャンプーやドライヤーもない。

予約を受け付けないため電話もない。

券売機でチケットを購入するためレジもない。

お客さんの生活導線にお店を構え、

とにかく少ない床面積で、効率的に客を捌いていく。

まるで体脂肪率1桁台の完成されたボディを彷彿とさせる経営スタイル。

美容室で当たり前とされていたことをゼロから全て見直していったわけです。

カットするスタイリストも、一般的な美容室と違いとにかく

切って切って切りまくるため、上達が早いのだとか。

場数が大事なのは、どんな仕事でも同じということですね。

近年ではその研ぎ澄まされたシンプルの逆を行く、

レジあり、予約あり、スタイリングありのプレミアム店、

QBプレミアム 大手町メトロピア店」を2020年3月にオープンさせています。

既存店の課題解決のための実証店舗なのだとか。

現状に慢心せず、時代に合わせて、アレンジを加えながら挑戦する。

こうした姿勢は人としても見習うところが多いですね。

さて、先生がQBハウスを利用するのは四半期に1度のペースなので、

だいぶ髪の毛が伸びきった状態で、まとめて切る感じです。

とても10分では終わらず、いつもだいたい倍は時間がかかっています。

仮に2,400円だったとしてもコスパも満足度も最強だと思いますので、

いつも切り終わると恐縮しながら店を後にしてます(笑)

本当にありがとうございます。

参考までに、YouTuberのヒカキンさんが

チャンネル登録者数1,000万人達成記念企画として、

QBハウスを訪れた動画を紹介しておきます。

どのぐらい効率化されているかが一発で分かります。

では、ごきげんよう。

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今日のまとめ

当たり前を徹底的に見直すと新しい市場が生まれる。

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