・お金が無くなってしまった理由
・「固定費」と「変動費」
・着目したい継続性
おはーん、ペーパー先生です。
皆さん、お金を主に何に使っているでしょうか?
家計簿を付けている人であればパッと答えられますよね。
この辺りからも、お金が貯まりやすい人か否かの差がついていきます。
このブログの内容はラジオでも解説しています。
さて、今日は保険相談サービスを提供する保険マンモスが調査した
「お金がない状況に関するアンケート」を紹介していきます。
要は、お金が無くなってしまった!…と感じた時に
振り返ると何が原因でそうなったのか。
そんな素朴な疑問をぶつけたアンケートです。
<調査概要>
調査対象:お金がない状況を経験したことがある20歳以上の方
調査日:2022年2月7日
調査方法:インターネットによる選択・記述式回答
調査人数:500人(女性347人/男性153人)
<回答者の年齢>
31歳~40歳 41%
20歳~30歳 31%
41歳~50歳 22%
51歳~60歳 7%
61歳~ 2%
<回答者の職業>
正社員 34%
主婦・専業主婦 23%
パート・アルバイト 19%
自営業・フリーランス 10%
無職 5%
派遣社員 4%
学生 3%
その他 2%
<お金がない状態になった理由>
1位 食費(食料・飲料・菓子など) 173
2位 外食・交遊費・交際費 109
3位 子供や親族にかけるお金 89
4位 ファッション用品 71
5位 その他 64
6位 自分の医療費(検診・歯医者・予防含む) 59
7位 コスメ・美容グッズ 56
<その他の回答>
旅行・アクティビティ
ギャンブル
預金・貯金
通信費(電話・携帯電話・インターネットなど)
オタク活動、推し活(グッズ・遠征費など)
嗜好品(酒・タバコなど)
ゲーム、アプリなどへの課金
家電・家具
本・漫画・雑誌
ペット用品
スキルアップ・自己教養
<お金がない状況から、何か策をしたか、またはする予定か>
できる限り節約 76%
副業 35%
ものを売る 28%
交遊費・交際費を減らす 26%
日雇い単発のアルバイト 13%
親や友人にお金を借りる 7%
お金を借りる 7%
【出典】みんなのお金がない理由ランキング!男女500人の”金欠なワケ”が意外でおもしろかった(FNNプライムオンライン)
2022年3月7日 月曜 午後0:00
家計を見直ししていく際の最初のステップは、
「固定費」と「変動費」、そして「必須」と「任意」のそれぞれで整理することです。
例えば
【出典】家計簿の項目は固定費と変動費に分けよう!メリットや書き方を紹介!(マネーキャリア)
2022-02-27
このように仕分けができます。
その上で、2つの軸で改善を試みることができます。
・「必須」をどこまで減らせるか
・「任意」のどれをゼロにするか
どちらも少しずつ減らしていくという考え方もありますが、
一方で大胆にゼロにした上、本当に必要なのかどうかを確かめてみる。
そういう選択肢を取る方が真実は見えてきます。
あと、手間の観点ではこのように言えますね。
・固定費は一度改善すれば効果が継続する。
・変動費は継続的な改善が必要。
貯蓄率を上げていくためにはまず支出を下げることが重要です。
手間がかかると人間は継続させることが難しくなっていきます。
住宅ローンの借り換えや保険の見直し、格安SIMの切り替えという
3大固定費の改善がテッパンと言われる所以も、
手続きは面倒だが、一度やってしまえば大きな効果が継続するからです。
今回ご紹介したアンケート結果に登場する科目は、
「必須」の「変動費」が多くを占めていましたので
節約をするには、忍耐強くコントロールをしていく必要がありそうですね。
一方で、その他の回答に登場する科目は思い切ってゼロにしても
何とかなりそうなものも含まれます。
こういう切り分けを頭の中で瞬時に行えることが、
蓄財に向けた第一歩ですね。
では、ごきげんよう。
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