・インデックス型とアクティブ型との純資産総額比率
・インデックス型投資信託の純資産総額ランキング
・インデックス型は海外株式の強さが光る
おはーん、ペーパー先生です。
先日の収支・運用状況でもご紹介した通り、
先生は個別株や暗号資産などの個別投資をやめ、
全世界株投資信託1本にしました。
身の回りをどんどんシンプルにしていく一貫です。
詳しくは以下で述べていますのでご興味があればご覧ください。
現在は、法定通貨とのバランスだけを念頭に置いておけばよく、
毎日積み立てで月30万円をコツコツ続けていくことにしてます。
さて、この数年でS&P500やMSCIなどの指数に連動する運用成果を目指す
インデックス投資に注目が集まっているわけですが、
そんなインデックス型投資信託の純資産総額が、2021年5月末に初めて15兆円を突破しました。
このブログの内容はこちらの動画でも解説しています。
個人的に驚いたことと言えば、主流だと思われているインデックス型も、
アクティブ型との比率でいくとまだ2割弱に留まっているんですね。
【出典】インデックス型投信の純資産総額、15兆円突破(日経電子版)
2021年6月24日 12:00
今日は、存在感が増すインデックス型投資信託の純資産総額ランキングをやわらか紹介します。
インデックス型投資信託の純資産総額ランキング
さっそくランキングを見てみましょう。
順位 | 商品名称 | 運用会社 | つみたてNISA対象 | 純資産総額(億円) | 資金流入1年(億円) | 実質信託報酬(%) | 設定日 |
1位 | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 三菱UFJ国際投信 | 〇 | 4384 | 2511 | 0.0968 | 2018/7/3 |
2位 | ダイワJ-REITオープン(毎月分配型) | 大和アセットマネジメント | × | 4191 | 1364 | 0.7920 | 2004/5/18 |
3位 | ニッセイ 外国株式インデックスファンド | ニッセイアセットマネジメント | 〇 | 2866 | 362 | 0.1023 | 2013/12/10 |
4位 | 楽天・全世界株式インデックス・ファンド | 楽天投信投資顧問 | 〇 | 2741 | 1053 | 0.1620 | 2017/9/29 |
5位 | SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド | SBIアセットマネジメント | 〇 | 2128 | 1371 | 0.0938 | 2019/9/26 |
6位 | eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | 三菱UFJ国際投信 | 〇 | 2081 | 535 | 0.1023 | 2017/2/27 |
7位 | インデックスファンド225 | 日興アセットマネジメント | × | 2070 | ▲543 | 0.5720 | 1988/6/17 |
8位 | DIAM世界リートインデックスファンド(毎月分配型) | アセットマネジメントOne | × | 2000 | 7 | 0.9350 | 2006/6/12 |
9位 | ニッセイ日経225インデックスファンド | ニッセイアセットマネジメント | 〇 | 1892 | ▲97 | 0.2750 | 2004/1/28 |
10位 | eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 三菱UFJ国際投信 | 〇 | 1822 | 1233 | 0.1144 | 2018/10/31 |
QUICK資産運用研究所調べ。対象は国内公募追加型株式投資信託(ETF、DC専用、投資一任専用除く)。データは2021年5月末時点。▲は資金流出。
この1年の資金流入でいくと
の強さが目立ちます。
いづれも「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2020」で上位にランキングされる
低コストで海外へ投資できる人気商品ですね。
一方で、資金流出が目立つのは日経平均の連動を目指す商品。
ランキング上位の中で、もっとも歴史の長い「インデックスファンド225」は
543億円の流出ということで、昨年末までの株高による利益確定売りに押されていることが伺えます。
投資信託では同じ指数との連動を目指す商品でも、成り立ちや設定時期によって、コストに違いが出たりします。個人投資家のコスト意識が高まっている背景もあり、後発商品はこの辺りが優れていますよね。こういう健全な競争はどんどん進んで欲しいところです。 https://t.co/fqYlG6eHVN
— ペーパー先生@ホテル暮らし投資家 (@papercapinfo) June 29, 2021
10年単位の長い期間で投資信託を運用されている方は、
一度棚卸をしてみても良いかもしれません。
もちろん、利益確定した際にかかる税金と、コスト抑制との天秤をしっかり吟味する必要はありますね。
こちらの記事もよろしければどうぞ。
では、ごきげんよう。
沈む国内株式型、昇る海外株式型。