・「飲み会」と「会食」
・「ウィズコロナ」と「貯蓄率」
・「飲み会」と「費用対効果」
おはーん、ペーパー先生です。
3年ぶりに行動制限のないゴールデンウィークが終わって
早くも1ヶ月以上が経過しました。
新型コロナ新規感染者数も下落傾向が続いており
経済再開の機運も高まってきました。
身近なところで言うと、飲み会や会食が復活してきたことです。
ちなみに細かい話ですが、ぼくはこのように定義をしています。
🍻飲み会は、同僚・上司・部下などとの懇親で、カジュアルな場。
🍽会食は、友人・知人・取引先などとの懇親で、フォーマルな場。
前者は人選や店選びをさくっと行い、後者はかっちり行う。
まぁ、そんな違いでしょうか。
ぼく自身、今月はどちらも数件予定が入っています。
飲み会だけではありません。
昨年とは違い、対面での打ち合わせも増えてきていますよね。
まさに”ウィズコロナを体現している2022年”。
そんな言い方ができるかもしれません。
さて、フェーズが一段、変わってきたということで、
貯蓄率7割を目指しているぼくが気にしなければならないのが、
過去2年と比べて支出が増える可能性があることです。
貯蓄額を可処分所得で割った比率です。
「貯蓄額÷手取り収入×100」
以前に、過去8年分の貯蓄率を紹介したことがありました。
コロナ前後2年分の実績を見てみましょう。
■2018年
収入:+10,328,960円
支出:▲6,044,779円
—
差引:4,284,181円
貯蓄率:41.48%
■2019年
収入:+9,424,336円
支出:▲8,730,549円
—
差引:693,787円
貯蓄率:7.36%
🦠新型コロナ発生
■2020年
収入:+14,213,035円
支出:▲5,688,689円
—
差引:8,524,346円
貯蓄率:59.98%
■2021年
収入:+11,161,706円
支出:▲4,401,284円
—
差引:6,760,422円
貯蓄率:60.57%
コロナ前はだいぶバラつきがあるものの、
コロナ後は貯蓄率が安定しています。
2020年4月と5月は、一度目の緊急事態宣言で在宅勤務をしていました。
ぼくはその際に、書籍やSNSなどでのインプットを通じて、
家計改善に目覚めたわけです。
詳しくはこちらでも紹介しています。
支出が絞られた一方で、稼ぎはコロナ後でも大きな変動がありませんでしたから、
当たり前ですが貯蓄率は高い水準で安定をしていきます。
しかし、この安定というのは外出を控えていた、
つまりは旅行費用や交際費をほぼゼロにすることができたため。
そんな”期間限定ブースト”という見方もできるわけです。
つまり通常の経済活動が回り始めるウィズコロナ元年が
遂に来たと仮定すると、飲み会や懇親会での支出増加分を、
他でカバーする必要が出てきます。
方法は以下のいづれかです。
①支出を減らす。
②収入を増やす。
①については正直なところ年間6割の貯蓄率までくると、
節制できる部分はすべてやり切った、という感じです。
一方、出し惜しみをしない支出として、ぼくは以下の3つ挙げています。
①プレゼント
②会食
③健康
こちらの記事で詳しく紹介をしています。
ここを削減するというのは、もはや何のために生きているのか、
お金を持っているのか、が分からなくなるレベルですから、
その選択はあり得ません。
そうなると、飲み会で支出が増える分だけ、
収入でカバーをしていく必要があります。
ありがたいことに、4月以降は月38,000円、
給料が増加しましたので年換算で342,000円アップ。
1回の飲み会代が仮に10,000円だとした場合、34回はこなせる額です。
しかし、今年は貯蓄率をさらに1割高めて、年間7割を目指しているわけですから、
何でもかんでも、飲み会に顔を出すわけにはいきません。
取捨選択をする必要があります。
そうなると、その飲み会の投資対効果でみていくことになりますね。
例えば、職場の同僚と行く場合。
10,000円の投資に対して、
・関係値が深まり今後の仕事が円滑に進む。
・自分自身のストレス解消につながる。
・良いお店を知ることができる。
こんなリターンがあるのかどうか。
ぼくはこれを吟味しながら、行く・行かないを判断しています。
先日、同僚から飲み会に誘われた際に、
行きたくない気持ちが顔に出てしまったのでしょう。
「え?もしかして行きたくないですか?」
と聞かれたので、
「その時間に意味があれば行きますよ」
と、つい本音をポロっと口に出してしまいました(笑)
お金を使うことはすべて投資ですから、
言ったことは確実に正しいですが、
一般には通じない考え方でもあります。
和を重んじる日本では特に。
なので皆さんは、取捨選択をしっかりして
無駄な飲み会には行かないようにしつつも、
その腹の中は探られないように、用心しましょう!
では、ごきげんよう。
ウィズコロナ、支出管理を、試される。(🧻先生 心の俳句)