・会社員が資産形成に向いているわけ
・まずは勤労意欲ゼロを目指せ
・勤労意欲向上にはこれが必要
ごきげんよう、ぺいぱです。
このブログの内容は動画でも解説しています。
皆さん、お仕事を楽しくされていますか?資産形成と会社員の悲喜交交(ひきこもごも)をお届けしている「やわらか中学校」です。ご覧になられている方の中には、出社したくない、早く辞めたい、退職代行サービスに興味ある、なんていう声もあるのではないでしょうか。
人はなぜ働かなければならないのか?その理由は多岐にわたりますが、一般的には社会的、経済的、個人的な要因によるものになりますね。ざっとこんな感じでしょうか。
<人はなぜ働かなければならないのか?>
・生計を立てるため
基本的な生活費を稼ぐために人々は労働を行います。食料、住居、衣服、医療などの必要な資源を手に入れるために収入が必要だからです。
・社会貢献
労働は社会の運営に不可欠です。教育、医療、交通、製造業など、さまざまな分野で働くことにより、社会全体が機能し、人々が必要とするサービスや製品が提供されていきます。
・個人の成長と満足感
労働はスキルや知識の向上を促し、自己実現や達成感を得る手段ともなります。多くの人は、仕事を通じて自身の能力を発揮し、目標を達成することで満足感を得ます。
・社会的なつながり
労働は社会的なネットワークを構築する場でもあります。同僚や顧客との交流を通じて、人々は社会的な関係を築き、孤立を防ぐことになります。
・経済の循環
労働によって生産された財やサービスは経済の基盤を形成します。人々が働くことで所得を得て消費を行い、その消費がさらに他の人々の労働を必要とする経済の循環が維持されます。
5つ例を挙げましたが、ほぼすべての人に当てはまる「食べていくため、生きていくため」という最初の項目がベースに存在し、後半の4つはある意味で意識の高い人向けの視点となります。
社会人なりたての頃は、社会に出ることへの不安と同時に目にすることすべてが新しかったわけで刺激もありました。そのため程よい緊張感と成長意欲が、会社員として馬車馬のように働くという行動を促していたとも言えます。
しかしそれが5年、10年と経過していくと刺激も減りますし、業務負担も増えていきます。もちろん並行して体力が落ちてくるというフィジカル面での変化もあります。
そうなっていくに連れて、社会貢献だとか経済循環だとかの方には目が向かなくなって、結果的に「食べるために働く」というところだけで出退勤を繰り返すようになる。これが現実なのだと思います。
ぼくは2000年、ベンチャー企業への入社を皮切りに社会人となりました。その後2回の転職を経て所属会社の規模が大きくなり、現在の会社はかれこれ20年近くの在籍です。
普通、転職と言えば自身の裁量を求めてこの逆パターン、つまり企業規模はだんだん小さくなっていくものですが、フリーランスで活動していたこともあるぼくは、いまやすっかり大企業の歯車として資本主義の底辺に飲まれてしまいました。
その結果、シンドイと言いながらも指示通りピラミッドに石を積んでいくような仕事を50歳が迫る中でも黙々としているというわけです。
そんな会社員生活を赤裸々に語ったこちらの回『金融資産5,000万円達成まで18年間勤務し続けて分かった会社員の「あるある」30連発!』では、会社の中で気付いたいわゆる”社畜あるある”をドドンと30連発しています。
これから就職をされる方は会社員のいまを知っていただくことができますし、すでに会社員として粉骨砕身されているという方は「あるあるネタ」として楽しんでいただければと思います。
さて、なんだかんだ言いながらも会社員を続けている理由は「信用力の高さ」や「手厚い福利厚生」などいくつかありますが、一番は「資産形成の原資稼ぎに最も適している」ということでしょう。
伸びている業界に身を置き、それなりに成果を上げていれば、安定的にかつ多くの賃金が支払われます。資本家がピラミッドを作るために石を計画的に積んでいくためには、労働者の生活の安定が必要だからですね。
ぺいぱの金融資産の大部分を占める投資信託『eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)』、2024年3月末時点では5,126万円分を保有しています。
さぞかし底値で買い込んで莫大な含み益を得ているんだろう、なんて思われるかもしれませんが実はそんなことないんですね。自分で購入した分と含み益分はこのような内訳になっています。
買付け:3,489万円(68%)
含み益:1,637万円(32%)
–
評価額:5,126万円
※数字は2024年3月末時点の概算
※カッコ内は評価額に占める割合
そう、結局は7割近くを自分で買い付けているんですよね。この3,489万円がなければ1,637万円が生まれていないわけです。
つまり”一発ドカン”を期待する個別株投資とは違い、コツコツ・たんたん・中長期で行うインデックス投資では、この原資を愚直に作り続けることがとても大切であり、その原資を得るために会社員というのは良い制度なわけです。
極端な話、仕事が成功しようが失敗しようが安定的にお金が入ってきます。社会的な信用も高く借金も可能です。福利厚生を活用すればQOLも高まります。こういう仕組みを活かさない限り、資産形成は前進をしていきませんし、経済的な自立も目指せません。
ぼくはこうした仕組みをうまく活かして先日、純資産8,000万円を突破することができました。辛いと言いながらもすべては会社員をやっていたおかげでもあります。
だからこそ、年々勤労意欲の低下を続けていく会社員は、色々な苦難がありながらもこの仕組みにしがみ続けるというわけですね。ぼくはまさにそうです。
「やわらか中学校」をご覧いただいている方の中には、仕事も楽しくて充実しており、かつ資産形成も盤石。そんな方が少なくありません。これは大変恵まれていることで、ある意味で人生の歩み方としては最強だと思います。ぜひ、その道を邁進していただければと思います。
今回はそうではない方。会社員がしんどい、いまいち肌に合ってない、できるだけ早期に辞めたい。そんな風に感じていらっしゃる方々に向けて「純資産8,000万円を築いた会社員が語る「勤労意欲」低下との向き合い方」をテーマに話を進めていきます。
紹介する内容はぼくが実際に行っている実体験でもあります。すべての方には当てはまらないかもしれませんが、なんらか会社員生活を続ける上でのヒントには必ずなるとも思います。
ぜひ最後までお楽しみください!
① 一年単位で勤務を考える。
② 集中できる趣味を見つける。
③ パートナーを作る。
④ とにかく人と話す。
⑤ 休暇を使って実家に帰る。
「勤労意欲」低下との向き合い方
では、さっそくいってみましょう!
これはぼくがこの7,8年ぐらい前から導入している考え方です。会社員を定年までイメージして日々を過ごすというのは正直なところ地獄だと思います。大学をストレートに出て就職をすればおよそ38年間。ぼくはいま40代半ばですからそれでもあと15年ほど。
これだけの期間を延々と走り続けなければならないというのは、心理的な負担が重すぎます。重すぎて途中で気持ちが折れてしまいかねません。
ぼくは1992年から1996年までモータースポーツの最高峰「F1世界選手権」をテレビでよく見ていました。そう、レース中の事故で亡くなったブラジルの世界的スーパースター、アイルトン・セナさんが活躍されていた時期と重なります。
実はここに「一年単位勤務」の考えに至ったヒントがあったんですね。
1993年にセナさんが所属をしていたチーム、マクラーレンは前年にエンジン供給から撤退したホンダに変わり、非力なフォードエンジンを搭載していました。しかも他チームの型落ちです。
レースに詳しくない人でも、この93年が非常に厳しい戦闘力のマシンで戦わなければならなかったことは伝わるかと思いますが、そんなマシンに乗りながらもセナさんは、シーズン前半のモナコGPまでに3勝、2位が2回と、下馬表を覆す活躍を見せます。
その理由の1つになったのが契約体系でした。通常F1ドライバーはチームと単年や複数年契約を行います。そうすることで、チームはマシンをそのドライバーに合わせ作り込む、またドライバーもマシンをより良くしていくための改良提案を重ねていけるわけです。
ところがセナさんはこの年、異例となる1戦ごとの契約をチームと交わしていました。「俺はいつでも出ていくぞ」そんな緊張感を与えてチームを鼓舞をするためだったとも言われています。
一方で、1戦1戦を集中して勝ちにいく、次があるとは思わない。そうした考え方があったからこそ、非力なマシンで勝利を重ねることができたと見れなくもありません。
ぼくはこの出来事を今でも鮮明に覚えていまして、ある時から会社員生活を1年単位で考えるようになったというわけです。1年、1年注力していく。その先のことは考えない。こうした割り切り方ですね。
もちろん、雇用契約上は正社員ですので何事もなければ定年まで道は続くわけですが、こうした考え方の変化によって今でもなんとか会社員を続けられているというわけです。
もちろん、そこで得られた原資が資産運用での成長に大きく貢献しているというのは言うまでもありません。
人はボーッとしていると嫌なことを思い出してしまうものです。会社での仕事と言うのは切れ目がありません。常になんらかの課題や事象に追い回されていきます。
休日なのに会社のことを思い出して気持ちが落ち込むなんてことを経験したことがある人は多いでしょう。でもそんなことをしてもその時間に給料は払われませんから損ですね。
だからこそ頭を切り替えるために趣味を持つと言うわけです。ぼくの周りには色々な趣味を持っている人がいます。ダンスだとかロードバイク、マラソンやキックボクシング、レゴやイラストまで実に幅広いです。
趣味を持つと言うことはその分野での見識も広がりますから、人生が豊かになっていく効果もあります。もちろん趣味を通じて友人が増えたり、時にはパートナーを見つけるようなこともあるでしょう。
「趣味」という言葉の意味ですが「専門としてでなく楽しみとして愛好する事柄」という意味となります。それを念頭にするとぼく自身はこのようなものが挙げられますね。
<ぺいぱの趣味>
・街歩き
・筋トレ
・二度寝
・ブログ
・YouTube
「街歩き」は、計画なくぶらぶら歩くのが好きですね。昔はよくそうした行動を通じて、隠れた名店を見つけていたりしました。街並み、広告、人混みなど、視覚・聴覚から次々に情報が飛び込んできますから刺激があります。
「筋トレ」は、近年ですと1年半ほど続けています。30代以降は断続的にパーソナルトレーナーをつけてやっていますね。ぼくの周りにもビジネスパーソンで筋トレに精を出している人は多いです。身体作りは=自己管理、仕事の基本なのかもしれません。
「二度寝」は、正直いって控えめに言ってます。三度寝、四度寝ぐらいまではいけます(笑)。寝落ちする直前の多幸感がたまらないですね。時間は取られますけどお金は減りません、いや運用で増えているかもしれませんから経済的でもあります。
「ブログ」は、2020年8月からやっています。「やわらか中学校」という場所や「ぺいぱ」というもう一つの姿は、情報発信する基盤になっています。YouTubeはGoogleという企業に場所を借りているだけですが、ブログはまるっと自分の場所だという違いもあります。
「YouTube」は、チャンネル運営の観点で最も時間を投じている趣味かもしれません。ぼくがプライベートで人と最も関わっている場所にもなっています。最近は原稿なく好き勝手喋るサブチャンネル「ぺいぱのひとりごと」を最高に楽しんでます。もちろんそれだけではなくYouTubeの色々なチャンネルを一視聴者として利用をすることも多いです。
これらは、先ほど紹介したようなきらびやかな趣味ではありませんが、ぼくが会社員であることを忘れることのできる趣味はこれだけ存在します。そう、別に「趣味っぽい趣味」を無理に見つける必要なんかないんです。
オルカンやS&P500の投資信託を積み立てることを楽しんでいる方はもうそれ自体が趣味だと思いますし、ゲーム実況を見る、ポイ活をする、部屋掃除をする。一見すると趣味には思えないようなものも、楽しんでいれば趣味なのです。
これは生活環境やリズムを大きく変えていく、変化を加えてみると言う点で意味がありますね。ぼくも今は彼女がいませんがコロナ前まではいました。たまたまですがお付き合いする方は医療系が多かったですね。
パートナーがいますと行動範囲がガラッと変わります。自分一人では絶対に足を運ばないお店だったり食事だったりと、得られる刺激はとても多いです。
一人で生活をしていると、自分の好きな物や場所にしか気持ちが向かいませんから、一期一会のようなことが減りますね。ぼくが普段から良く履いているスリッポンとか、四半期ごとに歯のメンテナンスに行くとかは、当時お付き合いしていた彼女の影響によるものです。
一人では知り得なかった事象をどんどんと取り込んでいくという点で、人間というのはつくづく群れで生活をする生き物なんだなと思い知らさせます。
以前にサブチャンネルでも触れたことがありますが、パートナーがいれば夜の営みも豊富になりますね。
プリンストン大学がテキサスで働く909人の女性を対象に「人に幸福をもたらすもの」を調べた結果がこちらです。
<人に幸福をもたらすもの>
👍Best5
1.セックス
2.仕事帰りの友人とのおしゃべり
3.夕食
4.リラックス
5.昼食
👎Worst5
1.朝の通勤(電車など)
2.仕事
3.夕方の帰宅(電車など)
4.子供の世話
5.家事
やや、極端なのかもしれませんが分からない結果でもありません。神経伝達物質「オキシトシン」はその量が増えることで幸せを感じ不安やストレスを和らげてくれる効果があるとされています。「幸せホルモン」「愛情ホルモン」などとも呼ばれていますね。
ハグやセックスなどのいわゆるスキンシップでオキシトシンの分泌が増えるということですから、つまりは良質なパートナーとのセックスは幸せを増やすために必要だとも言えるわけです。
たしかに、ぼくもパートナーがいたときはそうだったなとも思います。ベットで一緒に寝ているだけでも多幸感ってありますよね。
一方で、これは相手があって成立するものです。すぐにパートナーを作れるわけでもないでしょう。そんな時にぼくが良く活用していたのがメンズエステです。
メンズエステは男性へのリラクゼーションを目的としたマッサージを行うものです。個室で女性セラピストがセクシーな衣装を着て施術することでリラックス効果を得ることができます。
脱毛をはじめとした全身美容を目的とした店も同様にメンズエステと呼ばれることがありますが、両者の位置付けは全然違います。
また、メンズエステと風俗との違いも分かりにくいですが、サービス内容や業務形態、禁止されている行為などに明確な違いがあります。
最も分かりやすく言うと、メンズエステでは性器に触れる行為や抜き行為、本番行為などの性的なサービスを一切行いませんし、セラピストが脱衣もしません。
開業の際に各種許可や届出の提出をする必要がないため、メンズエステと風俗では業務形態が全く違うということになります。
多くのお店がマンションの一室を利用してサービスをしています。施術直前にはシャワーを浴びますので、ぼくが良く行っていた時は、ジムで身体を動かして汗をかいた後にその足で利用していました。
なお、メンズセラピストによるレディースエステもあるそうです。パートナーがいなくてスキンシップが足りていない方はご検討の1つにどうぞ。
良く悩み事があった際に「人に話を聞いてもらっただけで少しスッキリした」なんてことがありますよね。これには心理的および生理的な要因が関係しているのではと思います。例えばこんなことですね。
<人に話を聞いてもらっただけで少しスッキリする理由>
・感情の表出:
話をすることによって、内に秘めていた感情や考えを外に出すことができます。これにより、心の中に溜まっていたストレスや不安が軽減され、気持ちが楽になります。これは「カタルシス効果」として知られています。
・社会的支援:
誰かに話を聞いてもらうことで、その人からの理解や共感を得ることができます。これにより、自分が一人ではないと感じられ安心感が得られます。また、他者の視点や意見を聞くことで新しい視点や解決策が見つかることもあります。
・自己理解の促進:
話すことで自分の考えや感情を整理することができ、自己理解が深まります。言葉にすることで問題を客観的に見ることができ、問題の本質や解決の糸口を見つけやすくなります。
・問題の分担:
話を聞いてもらうことで、問題を一人で抱え込む必要がなくなり、心理的な負担が軽減されます。話を聞いてくれる人が問題を一緒に考えてくれるという意識が、心の負担を和らげます。
ぼく自身も他の誰かに対し、抱えている悩みを話すことは多いです。それの逆パターンをさらに一歩進めて、何も話題がなくても周囲の人に「最近どう?」「元気にしている?」と声をかけることも多いですね。
これは相手が同じレイヤーの人に対してでもそうですし、部下であればなおのことそうです。こういうなんてことのない会話から新たな発見がぼろぼろと出てくるようなことも多いんですね。
人と話すことはその人の人生を垣間見ることだとぼくは思っています。人間というのは1人の寿命は数十年と短いわけですが、共有を繰り返しすることを通じて知見が倍々ゲームで増えていきます。また、書籍などを通じて後世に残すことも可能ですね。
ドイツの金細工職人(きんざいくしょくにん)ヨハネス・グーテンベルク伯爵が発明した活版印刷術により、多くの書物が海を超えて世界中に伝搬されていったように、インターネット技術が一般に普及したことで世界中の情報が瞬時に手の平に届くようになったように、人類は常に誰かと関わり合いながら生まれる集合知を強みに生きているわけです。
この強みを個人でも活かすのであればとにかく徹底的に人と話すこと。これが会社員生活の荒波を乗り切るためには必要です。
ぼくはこの数年、かなり頻繁に実家へ帰省しています。これは両親が高齢になってきており、家族団欒をする時間がどんどん少なくなってきているということもありますが、もう一方では自分自身のためでもあります。
会社員生活での疲労は蓄積されていきます。そして①から④で紹介したような取り組みをすることでその解消の手助けにもなります。ただし真にその解消を行うにはぼくは実家が一番だと感じます。
ぼくが小学生の頃から住んでいた家です。会社や世の中の情報に日々揉まれながら生活してきた身体を休めるのに、実家はとても役に立っているんですね。このような理由が考えられるでしょう。
<会社員生活での疲労が実家帰省で解消する理由>
・安全と安心感:
実家は多くの人にとって、成長してきた場所であり、心の拠り所となる場所です。このため、実家にいると自然と安心感を得ることができます。安全な場所にいるという感覚が心身のリラックスに繋がります。
・なじみのある環境:
実家の環境は、自分が慣れ親しんだものであり、ストレスを感じることが少ないです。慣れた場所での生活は、新しい環境や状況に適応するためのエネルギーを節約することができ、その分リラックスしやすくなります。
・日常のストレスからの解放:
実家に帰ることで、日常の仕事や責任から一時的に解放することができます。実家にいる間は、仕事や日常のルーティンから距離を置くことができ、心身をリフレッシュさせられるためです。
・過去の良い思い出の再体験:
実家には多くの良い思い出が詰まっており、その場所にいるだけで過去の楽しい記憶がよみがえります。これにより、ポジティブな感情が喚起され、リラックス効果が生まれます。
・食習慣の変化:
実家での食事は、子どもの頃から慣れ親しんだ味や栄養バランスの取れた食事であることが多く、体にとってもリラックス効果があります。健康的な食事は、心身をサポートします。
・バイオフィリア効果:
多くの実家は自然に近い場所にあることが多く、自然環境が心身のリラックスに寄与するバイオフィリア効果があります。自然の中で過ごすことはストレスを軽減し、精神的な回復を促します。
前回出した動画の中では、両親の終の住処をどうするかについて検討したプランの中で、自宅を売却してぼくが住む都心部に引っ越してもらう、なんてことを言っていた中で、舌の根も乾かないうちにこれです(笑)
ま、でもぼく自身のことだけを考えれば実家はあって欲しいし、これからもあり続けて欲しい。しかし現実はそういうわけにいきませんね。人間には寿命があるからです。だからこそ実家をどうするべきか、という課題は非常に難しいわけです。
お時間があればこちらの回『老いる両親「終の住処」をどうするべきか?:どうなる!? 介護の2025年問題』もご覧ください。
もちろん「やわらか中学校」をご覧になられている方の中には、すでにご両親が他界されている、幼少期に過ごした実家がない、そんな場合もあるでしょう。
その場合は旅行が代替手段になるかと思います。先ほど挙げた実家がリフレッシュできる理由として挙げた項目をいくつかクリアすることができるからです。可能であれば旅行先が思い出の地であるとなお良いでしょうね。
おしらせ
キャラクター”ぺいぱ”がデザインされた「資産運用学園やわらか中学校」公式アイテムがついに販売開始!トイレットペーパーを模したキャラデザの由来は、古くなったお札が再利用されてトイレットペーパーになることや、ウン(運)がつく縁起ものだからなど、諸説あり。いずれのアイテムも日常使いできるシンプルデザインです!ぜひお買い求めください!
さいごに
今回は『純資産8,000万円を築いた会社員が語る「勤労意欲」低下との向き合い方』をテーマに話を進めてきましたがいかがだったでしょうか?
① 一年単位で勤務を考える。
② 集中できる趣味を見つける。
③ パートナーを作る。
④ とにかく人と話す。
⑤ 休暇を使って実家に帰る。
ぼくの事例を何一つ包み隠さず紙パンツ一丁で赤裸々に紹介をしてきました。ここで紹介したものはすべて「勤労意欲」低下を阻止する、ゼロに戻すだけであり、向上をしていくものではありません。
そもそも向上をするためには心身ともに整っている必要がありますから、少なくてもプラスマイナスゼロの状態まではなんらかの行動を通じて引き戻していく必要があります。そうした一手にぜひこれらアイデアを活用いただければと思います。
では「勤労意欲」向上をしていくにはどうするべきなのか。そのキーワードとなるのは「自己実現」です。
「会社貢献」と「自己実現」という2つは、会社員にとってバランスが重要な概念です。それぞれを詳しく解説し、その両輪がどのように連携し合うかを見ていきましょう。
🏢会社貢献
会社貢献とは、社員が自分の役割や業務を通じて会社の目的や目標に貢献することを指します。具体的には、このような活動が含まれます。
・チームワーク:
同僚や上司と協力し、チームの目標達成をサポートすること。
・イノベーション:
新しいアイデアやソリューションを提案し、会社の競争力を高めること。
・効率化:
プロセスの改善やコスト削減を図り、業務の効率を高めること。
・業績向上:
これら3つを通じて、売上や利益を上げるための業務を遂行すること。
😄自己実現
自己実現とは、社員が会社という場所を活用しながら、自身の能力や可能性を最大限に発揮し、個人の目標や夢を実現することを指します。具体的には、以下のような要素が含まれます:
・キャリア成長:
スキルアップや昇進を目指し、自分のキャリアを積み重ねること。
・パーソナルデベロップメント:
自己啓発や学習を通じて、自己の成長を促進すること。
・バランスの取れた生活:
仕事とプライベートのバランスを取り、全体的な幸福感を追求すること。
・仕事の満足感:
これら3つを通じて、会社での仕事にやりがいや意義を感じ、満足感を得ること。
会社貢献と自己実現が両輪でしっかりと回り続けるということは、持続的に高いパフォーマンスを発揮し、会社と個人の両方が成長を続けるという点で必要不可欠です。
企業側が、社員の自己実現をしっかりサポートすることで、より高い成果を引き出し、会社全体としての成長を促進することができるわけですが、ここが置き去りになっていることが多いのではないでしょうか。
勤労意欲の向上には、社員1人1人が自己実現できる場として受け皿になれる仕組み、機能、そしてそういうことを正面から受け止めてくれるマネージャーの度量が必要です。
社員をただの労働力としてしか捉えていないと、このステージに上がることができませんから、如何に「勤労意欲」を向上させていくということが難しいかが分かります。
冒頭でも述べたように、仕事にやりがいを感じ楽しくやれていて、かつ資産形成も抜かりなくやってる。そういう最強な環境を持っている人が一握りであるというのも頷けますね。
皆さんは労働意欲の低下に対してどのような工夫でそれを乗り越えていますでしょうか?ぼくの事例以外にも色々な取り組みがあると思いますので、ぜひコメント欄で紹介いただけると嬉しいです。
ぼく自身もぜひ参考にさせていただきます!
人生はノーコンティニュー!悔いのないようにやっていきましょう。
では、ごきげんよう。
兎にも角にもまずはプラスマイナスゼロを目指そう。