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金融資産3,000万円達成のために役立った4つのアイテム

金融資産3,000万円達成のために役立った4つのアイテム
この記事で分かること

・相当な確率で役に立つアイテム
・なぜ4つに絞ったか
・最初の一歩が大事

ごきげんよう、ぺいぱです。

2014年末の金融資産190万円でかつ貯蓄率ゼロだったぼくが、2020年末に金融資産3,000万円を突破し貯蓄率を6割まで上昇させた際のコツなどをお届けしている「金融資産3,000万円シリーズ」。

今回は3,000万円達成のために役立ったアイテムを4つ紹介します。いつもより紹介数か少ないのには理由がありますが、それは後半で触れていきたいと思います。

動画解説

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音声解説

このブログの内容はラジオでも解説しています。

なお、個別株などの金融商品は除いています。これには購入タイミングや商品選びなどの変数が複雑に絡み、皆さんにお届けする情報としては、あまり再現性がないからです。

資産形成初期の段階にいる方が、相当な確率で役に立つであろうものを厳選してまとめてありますので、ぜひ参考にしてください!

金融資産3,000万円達成のために役立った4つのアイテム

では、早速いってみましょう!

①書籍「お金の大学」

ぼくは2020年に家計の大改革を行いました。無駄な支出を徹底的に見直し、前年の貯蓄率7.36%から59.98%まで高めました。これを始めるきっかけになった書籍が2020年6月に発売された「本当の自由を手に入れる お金の大学」です。

・オリコン年間BOOKランキング2021「ビジネス書」第1位
・2021年楽天ブックス年間ランキング 和書部門第1位(2年連続)
・読者が選ぶビジネス書グランプリ2021ビジネス実務部門賞

このようにビジネス書界隈を席巻した泣く子も黙るマネー本。著者はマッチョライオンでおなじみの両学長。YouTubeなどで「リベラルアーツ大学」というコミュニティを提供している企業経営者です。

書籍の概要はこのようになっています。Amazonからの引用です。

<「本当の自由を手に入れる お金の大学」概要>

貯める・稼ぐ・増やす・守る・使う
一生お金に困らない「5つの力」の基本!

◎人生6大固定費の見直し方法
◎必要な保険は3つだけ
◎マイホームより賃貸をおすすめする理由
◎おすすめの副業8選
◎初心者でもプロに勝てる資産運用法
◎やってはいけない投資の見抜き方

生活・仕事・老後のお金の不安を減らし、自由に生きるためのノウハウがぎっしり!累計再生数4億回超!チャンネル登録者数191万人!日本一わかりやすいお金の教養チャンネル「リベ大」の誰も言わないけど、やれば人生が変わる『お金の勉強』超実践型バイブル!

両学長の考え方は一貫しており、YouTubeやブログなどでも

・5万円を節約する
・5万円をさらに稼ぐ
・その10万円を投資に回す

こうしたサイクルを生み出すことで、誰もが資産5,000万円の小金持ちを目指せるようにしていく。シンプルにこれだけ。そのためのアプローチを「5つの力」に分けて紹介されています。

いづれの項目も至極当然のことが書かれているんですが、世の中って当たり前すぎることが、おざなりにされてしまうものでもありますから、どれも目から鱗。

ぼくは読み終わった直後から固定費の見直しに入ったわけです。結果として2020年は前年比で166万円を削減することに成功し、その後の資産形成が飛躍的に加速していったことは言うまでもありません。

なお、参考までにこの書籍を読む直前の2020年6月末と、昨年末時点の純資産状況は以下の通りです。普段ご紹介しているのは金融資産額ですが、こちらは所有不動産も含んだ純資産額です。ご覧の通り、いわゆる小金持ちに1年半で到達したわけです。

<純資産の推移>
2020年06月末:3,135万円
2022年12月末:5,516万円

※純資産:
総資産から負債(住宅や車、クレジットカードなどのローン残高)を除いた額。

※金融資産:
流動性(換金性)の高いすべての資産を合算した額。すぐに現金化が難しい不動産は除く。

ぼくにとって資産形成においての原点、そしてその足跡をSNSで情報発信し始めたきっかけでもある書籍「お金の大学」。まだ読んだことがないという方はぜひ、手に取ってみてください!

②家計簿アプリ「マネーツリー」

資産形成を進めていく上で、何か1つだけしかツールを使えないとしたらあなたは何を使いますか?ぼくは迷わず「家計簿アプリ」と答えます。

家計簿アプリは、銀行口座やクレジットカードなどと紐づけて、収支を自動記録してくれるものです。家計簿と言うと、毎晩その日のレシートを集めてノートに記録していく、なんて時代もあったわけですが、これだと手間がかかりすぎて万人がやり続けられません。

一方で、お金がいつ・何に・どれだけ出ているのか、入ってくるのか。これらを当たり前のように把握する習慣をつけなければ、資産形成はそもそもスタートを切れません。そんな課題を解決してくれたのが家計簿アプリです。

ぼくは『マネーツリー』を2014年から使用しています。銀行口座や証券口座などと連動させるほか、支払いをクレジットカード決済に集約することで、全ての入出金を自動記録をしてくれますから、本当に手間なく家計の見える化が可能です。

なお、世の中ではこのように家計の見える化をしっかりやっている人はまだ少数派です。全国の20〜50代の会社員462人を対象した家計簿に関する調査ではこのような結果になっています。

<Q. あなたの世帯では家計簿はつけていますか?>
自分でつけている 36.8%
配偶者がつけている 13.0%
その他の家族がつけている 6.5%
家計簿はつけていない 43.0%
わからない 7.1%
(複数回答)

【出典】家計簿はつけている? 役に立っている?(東証マネ部!)
2021/10/17

なんと「つけていない」という回答が4割を超えるんですね。人任せにしているケースを含めると実に6割以上。お金への関心は誰しもが高く持っているのに、家計簿への関心は著しく低い状況が見て取れます。

資産形成に限らず、どんな事象に取り組む場合でも現状把握ができていなければ、改善のしようがありません。もっと言うと改善する必要にも気づかないわけです。

ぼくの場合、①で紹介した書籍「お金の大学」を読んで家計改善を行いましたが、そもそもこの「マネーツリー」がなければ取り組むことすらできませんでした。

特に、登録したけどすっかり忘れてしまっている、いわゆる「隠れサブスク類」や、単体で見ると少額だけど年単位で見るとなかなかの金額になる「チリ積も消費系」を一網打尽にしていくためには必須です。

類似の家計簿アプリは『マネーフォワード ME』を始めたくさんありますから、まだ使っていないという方は、ぜひ今すぐダウンロードしてみてください!

③株クラの「SNS」

①②で紹介をした流れを受けて、ぼくはブログ、YouTube、ツイッターで資産形成に関する情報とよく接するようになりました。株式投資をはじめとする資産形成にまつわる情報発信をしている人たちの総称として、ツイッターでは「株クラスタ(株クラ)」なんて呼ばれていたりします。

ぼくがYouTubeでいつもお世話になっているのはこの辺りですね。

自分と同じ普通の会社員の方が運営しているアカウントが多いです。それぞれが行っている資産形成における工夫や知恵は日々、ぼくの血肉になっていますし、また同じ志をもって歩まれている方の話を聞くとモチベーションにも繋がります。

ぼくは2020年8月23日にブログ開設したことを皮切りに、ツイッターやスタエフ、インスタ、YouTubeと、SNSでの情報発信を広げてきました。自身の資産形成の歩みの備忘録という点もありますし、それが他の方の資産形成の一助になればもっと良いな、という観点からです。

今では少しずつですが、SNSを通じてコメントをやり取りする方なんかもできまして、それがSNSを続けるモチベーションにも繋がる。そんな具合に良い循環が生まれています。

もう1つ付け加えますと、この株クラ界隈の皆さんは金融資産額や貯蓄率、入金力などがもう異常です(笑)もちろんこれ、褒め言葉です。スポーツでも勉強でもそうですが、自分よりも上手い人、結果を出している人に師事した方が、高く成長できる可能性が強まります。資産形成でも同様です。

通常では考えられないスキルや行動力を持つ人と常に接点を持ち続けることで、視座を高く維持しておける。今に満足しない。先を見続ける。こうした生き方ができます。

資産形成において、ぼくはSNSがなければこの環境は得れませんでしたし、また自分自身がSNSで情報発信していなければ、このメリットを最大限享受できなかったかもしれません。

なお、ぼくがコメントなどでよく顔出しするのは先程ご紹介したチャンネルですが、2年前からずっと同じというわけでもありません。こうしたSNSの運用というのはなかなか続かないもので、好きなアカウントが更新されなくなったり、好きだったのに途中で方向性が変わってしまったり、そもそもつまらなくなってしまったりなど、移り変わりが激しい世界でもあります。

家計改善や家計簿にも通じる部分がありますが、何事も続けるというのはとにかく大変です。資産形成もSNSも続けるのはシンドイ。その支えになっているのが、株クラのSNSというわけです。

皆さん、いつもありがとうございます!

④未使用だった「MacBook」

皆さんが見たり聞いたりしているぼくの情報はすべて「MacBook」から生まれています。しかしこの「MacBook」は2020年にブログを開始した際、購入したものではありません。実はもっと前から所有をしていたのに、使わず埃をかぶっていました。

振り返りますと、購入したのは2016年11月15日。モデルは「MacBook Pro (Retina, 15-inch, Mid 2015)」です。当時、すでに新モデルが出ていましたが、ポートがUSB-TypeCのみになり、天板のAppleマークが光らなくなったんですよね。そのため、旧モデルをポイントフル活用して92,293円で購入しました。

なぜ買ったのかというと、日本テレビで放送されていたドラマ「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」の影響です。本作は宮木あや子さんによる小説シリーズが原作で、石原さとみさん演じる河野悦子がお気に入りのファッション雑誌の編集者を目指しながら、校正者としての仕事をしていく物語です。

ここに登場する作家たちがすごく魅力的だったんですね。このドラマを見ていて、「おれ、小説書くわ!」という一時期の感情に流されて衝動買いしたものが先程の「MacBook」です。倹約生活をしている今からすると自分でも信じられません(笑)

購入後、少しずつ小説を書き始めていきましたが、1ヶ月、2ヶ月と経つにつれその文章量も減少。ついに3ヶ月が経つ頃には「MacBook」が開かれることもなくなり、積み重なる雑誌や書類の間に挟まったまま姿を消しました。

時は過ぎ、2020年のコロナ禍。家計の大改革を行い、自分自身の生活習慣も変えていくために、お金にまつわる話を自分の実体験を元に発信していこう!と思い立ちました。人様に発信をするということは、情報をきちんと整理することにも繋がります。そんなこんなで、再び「MacBook」の時が動き始めた、というわけです。

いまではブログのほか、YouTubeの動画作成、P/L(損益計算書)、B/S(貸借対照表)など、お金にまつわるすべてをこの中で処理していますが、ぼくの場合はたまたま使ったパソコンが「MacBook」だっただけで、それが「Windows PC」でも「iPad」でも、なんならスマホでも良いと思います。

自分が一番使いやすく、そして効率的に作業を進められるデバイスを1つは必ず持っておくべき、ということをここではお伝えしておきたいです。

ぼくの場合はMac歴が1996年からと非常に付き合いが長いので「MacBook」に行き着きますが、Z世代の皆さんは「iPhone」でぜんぶ済ませられる方もいらっしゃるでしょうし、ここはぜひ相性のよい相棒をそれぞれで見つけていただければと思います。

とにかくぼくにとっての相棒「MacBook」が、今すぐ必要という時にたまたま手元にあった、というその事実が今のぼくの金融資産を築いていると言っても過言ではありませんし、ぺいぱの誕生にも繋がっているわけです。

さいごに

今回は「金融資産3,000万円達成のために役立った4つのアイテム」を紹介してきましたがいかがだったでしょうか?

役立った4つのアイテム

①書籍「お金の大学」
②家計簿アプリ「マネーツリー」
③株クラの「SNS」
④未使用だった「MacBook」

この記事をまとめるのにあたり、かなりの時間をかけて3,000万円到達への道のりを振り返ってみたのですが、結局この4つにたどり着きました。逆説的にはどれか1つでも欠けていたら3,000万円は今でも達成していなかったとも言えます。

少し話がズレますが、この手の話題の際、ぼくは必ず奇数にしたい人です。「3つ」「5つ」「7つ」といった具合です。でも今回は4つ。そう、無理やりもう1つを捻り出そうをしたんですが、

・FP(ファイナンシャル・プランニング技能者)資格の取得
・オルカン(全世界株式)への一本化
・ホテル暮らしの開始

このようにそれ風に見えるものは、すべて3,000万円を突破した2020年12月以降の話なんですね。嘘をお伝えしても全然意味がありませんので、断腸の思いで今回は4つとなったわけです。

なお、これから資産形成に取り組もう!という方は、今回ご紹介した順をそのまま追っていただくと分かりやすいと思います。まず初めに書籍「お金の大学」を読み基礎を身につける。その後、収支把握のために家計簿アプリを始める。同じ志を持った資産形成の先輩アカウントをチェックする。手元のITツールで自分も情報発信をしてみる。このような形です。

資産形成をまだされていない方は、これまでの生活を一新するために、まず最初の一歩を踏み出すところから始めましょう。今回の話がそんな一歩を後押しする一助になれば嬉しいです。

人生はノーコンティニュー!悔いのないようにやっていきましょう。

では、ごきげんよう。

今日のまとめ

資産形成で役に立ったアイテムは非常に限られる。

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