・天井のあるなし
・目的と目標
・読書は代理経験
おはーん、ペーパー先生です。
今日は自身のキャリアを考える上で役に立つ対談動画のご紹介をします。
このブログの内容はラジオでも解説しています。
元外務省主任分析官の佐藤優(さとう・まさる)さん、
HRサービスを手掛けるワンキャリア取締役の北野唯我(きたの・ゆいが)さん、
このお二人がキャリア設計に関連し、価値観やスキル、能力の構造や読書の神髄など
幅広いテーマで対談しているNewsPicksの動画が以下です。
この中で佐藤さんがこのようなことを言われていました。
「キャリアを哲学する上で、能力を考えなければいけない。英語で準一級を取る、これは天井がある。英語で達人になる。これは天井がない。バランス良くやることを配置する。それがいい。」
通常、仕事とプライベートそれぞれでゴールを設定することは良くありますが、
さらにメッシュを切って、「天井のある・なし」を加えるという発想は面白いですね。
「目標」という言葉がありますが、これは「目的」を達成するために、
今どこの地点にいるのかを計る指標です。
つまり、
・仕事で天井がないこと→ 仕事の目的
・仕事で天井があること→ 仕事の目標
・仕事以外で天井がないこと→ プライベートの目的
・仕事以外で天井があること→ プライベートの目標
このように置き換えることができます。
目的と目標
例として先生の場合を当てはめていきましょう。
なお、仕事の目的・目標はリアルガチになるので一部伏せておきます(笑)
目的:
・新しい事業の柱になるブランド立ち上げ。
目標:
・2021年度 売上※※億円、売上総利益※※億円。
・2025年度 売上※※億円、売上総利益※※億円。
目的:
・やりたいことが見つかった時のための資産づくり。
目標:
・2021年中にAFP資格の取得。
・2021年度中に簿記3級の合格。
・45歳までに金融資産5,000万円。
・50歳までに金融資産1億円。
仕事の方は、そもそも開発部門を預かっているので
数値責任を負っています。
つまり会社で立てている目的・目標がそのまま入ることになります。
プライベートの方はほんと難しいですねぇ😅
将来やりたいことって、何にも思いつかないので、
何度かこのブログでも紹介をしている
蛭子さんのコメントから目的を引用しています。
🚤蛭子能収さん:
オレが考える大人の条件は「好きなことをやっていること」。それと「ちゃんとお金を稼いでいること」。「好きなことが見つからない」という人は、あれこれ考えるより、まずお金を稼いだほうがいいです。そうすれば、あとで好きなことが見つかったときにそれが元手になるじゃないですか https://t.co/GjGUblDIse— ペーパー先生 (@papercapinfo) March 5, 2021
目標は常々公言をしているものを入れています。
ぜひ皆さんもご自身の仕事/プライベートでの目的・目標を
整理してみてはいかがでしょうか。
さいごに
この4つのマトリクス、うまくバランスを取って、
相互に相乗効果を生み出しながら推進していく。
これが、理想のキャリアプロデュースなのかなと思います。
そういう意味では、先生の事例は夢を語れていませんから、
まったく参考になりませんが…。
人生迷い人であることすらも丸裸になる。
こういうことも含めて、見える化されるということですね。
なお、この動画の中で佐藤さんは、「英検準一級」と「簿記2級」取得を
イチオシされていました。
あと、動画全般では読書の重要性ですね。
「代理経験」なんて例えも出ていましたが、書籍はたしかに
第三者の研究や分析を、最も安価に、最も素早く入手できる方法です。
こうしたインプットを絶やさず続けていくことも、
目標達成には重要だなと思う今日この頃です。
では、ごきげんよう。
こちらの記事もよろしければどうぞ。
目的・目標の立て方でその人のセンスが出る。