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部長という仕事について考える

部長という仕事について考える
この記事で分かること

・耳が痛いFIREの話
・悩める中間管理職
・活き活き仕事をすること

ごきげんよう、ペーパー先生です。

ぼくはIT企業勤務の会社員。

150名ほど在籍している開発部門を見ているいわゆるザ・中間管理職です。

今日はそんな部長という仕事について語ってきたいと思います。

この数年でのトレンド、FIRE(経済的に自立した早期退職)は、

書籍やブログ、YouTubeなど、あらゆるところで目にする機会が多くなりました。

達成者の声を聞くと、

・会社勤めでのストレスから解放された。
・理不尽な仕事を押し付けられることがなくなった。
・無理な人付き合いをし続けなくて良くなった。

こんな話がよく上がってきますよね。

自分自身ももしかすると将来、早期退職をするかもしれませんから、

「あー、なんかすごく良さそうだな」

とか思いながらも、その一方で、

「部下からこんな風に思われてるんだろうなぁ…」

と、自分自身がそっち(FIREする)側ではなく、

むしろ、ストレスの元凶側に立っているのではないか、

という事実にもうげんなりします。

先日、元陸上自衛官ぱやぱやくん(@paya_paya_kun)の

こんなツイートが話題になりました。

ほんまこれ(笑)

結局、リーダーが活き活き仕事をしているかってすごく重要ですよね。

ぼくがやっている開発部門長という仕事は、

・製品開発が遅延している
・部内でコロナ感染者が急増している
・優秀な人材から退職希望が上がっている

などなど、日々トラブルの対応ばかりです。

とても活き活きしているような状況じゃありません。

だからこそ、この仕事をやりたいと思ってもらえる

雰囲気作りはできていないし、後進も育ちません。

同じくぱやぱやくんのツイートからですが、

ほんとこの通りで、メンタル負担分の給料も増額してくれないと割に合いません。

そういえば、日経電子版でもこのような記事がありました。

日本企業の部長の年収は、タイよりも低い。

経済産業省が2022年5月末に発表した「未来人材ビジョン」という報告書は、部長クラスの給与を比較すると日本企業の部長の年収はタイの部長よりも低いといった現実を紹介しています。

【出典】部長クラスの年収がタイより低い日本 経済成長の鍵は(日経電子版)
2022年7月12日 2:00 [有料会員限定]

部長クラスへの昇進年齢も年収も、諸外国と比べて圧倒的に低い日本。

部長職への昇進を打診され、現場仕事ができなくなることを理由に、

そのまま独立するような人も多いですが、

それは部長職という仕事が面白くないし、ストレスも多いのに、

対価だけは抜群に良い、というようなバランスが全然取れていないからでもあります。

そんなぼくも月給は手取りで40万円(泣)

人生はノーコンティニュー!

悔いのないようにやっていきましょう。

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では、ごきげんよう。

今日のまとめ

活き活きしたい。

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