・歯磨きでの惰性
・資産運用での惰性
・仕事での惰性
おはーん、ペーパー先生です。
何事も長続きするのは良いことですが、
その一方で惰性的に続けているってことありませんか?
このブログの内容はラジオでも解説しています。
例えばジムで筋トレをする時。
トレーナーに言われたのは、
「ただ組まれたメニューをこなしていくよりも、どの筋肉を鍛えているのかを理解しながらメニューをこなす方が効果ありますよ」
ということでした。
習慣づいた行動というのは、無意識でもやってしまうという点が、
メリットでもあり、デメリットでもあります。
今日はいくつか惰性的になりがちなケースを取り上げ、
その改善について考えていきたいと思います。
歯磨きでの惰性
歯磨きなんてまさにそうですね。
「やる」ことが目的になっていて、
「歯の表面に付着している微生物や食べかすなどを除去して虫歯の予防をする」という
本来の目的が欠落していることが多くあります。
先生は四半期に1度、クリーニングをしに歯科医院に行きますが、
惰性で歯を磨いた四半期のあとは、衛生士さんに磨き残しをめちゃくちゃ指導されます。
一方で、磨き残しをないように意識をしていた四半期のあとは、
歯石などが激減し、褒められました。
こういうことからも、習慣づけた上で目的を忘れないことが重要だと分かります。
資産運用での惰性
では資産運用ではどうでしょうか。
積立の自動設定だけしてほったらかしにする。
何もしていないよりは、これでも十分正解なのですが、
そもそも資産運用をすること自体が目的ではありません。
何をするためにいつまでにいくらを作る、というのが本来の目的です。
それは老後の生活資金かもしれませんし、子育ての資金かもしれません。
ですので、定期的に目的が当初から変わっていないかを
確認していくことが大事になります。
ここがハッキリしていると、
「テスラ株に一点張り!」
とか、
「暗号資産に全軍突入!」
のような奇抜な打ち手が自身にとって適切かどうかが分かるわけです。
仕事での惰性
仕事ではどうでしょうか。
惰性でやっていることありませんか?
先生はかなり心当たりがあります(笑)
会社に入社以降、同じ仕事をまるで機械のように
やり続けている人も珍しくないと思います。
人って、同じ場所、同じ行動をし続けていると、
当たり前ですが、アウトプットの方ばかりになります。
新しいインプットがないわけですので刺激もないし、成長にも繋がりません。
ただし、変化がない方が心地良かったりもするので、
このコンフォートゾーンから抜け出すのが難しくなるんですよね。
仕事をすぐに変えられないのであれば、プライベートで資格取得をするなど、
とにかくインプットを増やしていく意識を持ち続けたいですね。
さいごに
今日は「歯磨き」「資産運用」「仕事」の例に
惰性的に続けていることについて話をしてきました。
同じ時間を使うのであれば質を高めていきたいですから、
・目的を忘れないこと
・インプットを増やすこと
この辺りを頭の片隅に常に置いておきたいものです。
では、ごきげんよう。
だせい‐てき【惰性的】それまでの習慣から、無意識に同じような行為をし、新しく切りかえられないさま。(コトバンク)