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FIRE計画の前に夫婦で話し合うべき5つのこと

FIRE計画の前に夫婦で話し合うべき5つのこと
この記事で分かること

・FIREに対する理解
・夫婦で揃えたいFIREの目線
・結婚前に見極めたいお金の価値観

おはーん、ペーパー先生です。

FIRE(経済的自立をした早期退職)を目指すのにあたって、

周囲の人にどのような説明、または理解をしてもらうのか、

ということも、しっかり考えておいた方が良いんだなと、

先日お届けしたFIRE達成者、

たぱぞうさん(@tapazou29)、おけいどんさん(@okeydon)の

対談記事をみて改めて強く思いました。

独身の場合は、誰の断りもなく実行しても大きな問題にはなりませんが、

結婚してパートナーがいる場合は、そうもいきません。

お相手との目線合わせをしっかり行う必要があることに加え、

それぞれの両親へも、事前に説明をしておく必要があるからです。

『1日1分読むだけで身につくお金大全100』などの著書がある

マネーコンサルタントの頼藤太希(よりふじ・たいき) さんは、

“FIRE計画の前に夫婦で話し合うべき5つのこと”を

以下のように紹介されています。

①お互いの今の資産

FIREするには夫婦の協力が不可欠。お互いのお金事情を隠さず共有しましょう。

「結婚」を「企業合併」と例えることもありますが、

お互いのバランスシートを見せ合う。

それにより資産額だけではなく、負債額がどの程度かも把握をする。

その上で、管理の仕方をどうすべきか。

夫が管理するのか、妻が管理するのか、それとも別管理とするのか。

こうした運用方法まで落とし込んでいくことが大事ですね。

日本では、理由もなく「妻」がお金を管理、というケースが

未だに多いようですが、正しくは収支とちゃんと見れて、

運用でお金を育てていける方が管理をするのが理想。

夫も妻も一定水準でこれらが行えるということであれば、別管理でも成立しますね。

この場合は「持ち株会社方式」といった感じでしょうか。

②お互いの今やりたいこと

FIREのために若いときにしたいことを犠牲にすると、後々後悔するかもしれません。

お金や時間をかけてでも、今やっておきたいこと。

例えば、海外旅行やスポーツ、食べ歩きなど、

若くて、元気も興味もある時にこそ、やっておかなければ、

年を取って、元気もなく、興味も薄れて、お金だけが残る。

そんなことになりかねません。

夫婦でお互いに1つずつ譲れないことを出し合って、

そこにはちゃんと投資をしていく、という合意形成をしておくことが良さそうですね。

ぼくはコロナ前までは、それが映画鑑賞でした。

毎週末、映画館で1、2本新作映画を観ていました。

それが、自身のインプットとして、また生活する上での活力になるのであれば、

意味がある投資だよね、そんな合意形成になるのかと思います。

③マイホーム購入か賃貸か

家の購入は人生最大の買い物とも言います。ライフプランと共に考えておきましょう。

人生の三大資金は「住居」「教育」「老後」です。

特に、住居については、その後の子育てや自身の老後まで、

一気通貫で関連してくるものなので、最もしっかりした軸を持ちたいところです。

場所を固定して長く住みたいのか、ステージに合わせて場所を選べるようにしたいのか。

住まいの在り方は、生き方そのものでもあります。

ぼくは元々は2010年に自宅マンションを購入していますので、

深くは考えず「持ち家派」だったわけですが、

昨年から賃貸に出してホテル暮らしをしているので、

いまはどちらかというと「賃貸派」に属します。

いづれにしても、家を買うのも投資。

資産性のある家を見つけられるのであれば住んじゃってもいいでしょうし、

その自信がないのであれば、賃貸としておくのが正解かもしれません。

誤ったマイホームを手に入れてしまうと、売却もできず、

引っ越しもできず、お金もない、という最悪の状況に置かれます。

ご夫婦どちらかが、その目利きをできるのかどうかで、

自ずと答えは出てくるかもしれませんね。

④子どもの将来(教育費)

FIRE資産の他に教育費の準備は必須。かかる費用をどう準備するか早めに検討を。

そもそも子どもの有無は、FIREをするしないに関わらず、

合意形成をしておくべき重要な項目の1つですね。

子育てにかかる費用には様々ありますが、

大きく分けると学費などの学校や勉強に関係する「教育費」と、

教育費以外で生活するのに必要な「養育費」の2つになります。

1人生まれるごとに概算で、「教育費」に1,000万円、

「養育費」に1,500万円、合算して2,500万円以上がかかるとされます。

夫婦でお金を貯める場合、

・子どもなしでダブルインカムの期間。
・子どもが社会人になって以降の期間。

上記を除くケースでは、著しく稼ぐ力が弱まります。

子どもが生まれればどちらかが育休を取る必要がありますし、

場合によってはその後、フルタイムで仕事に戻ることができないかもしれません。

そうなると、「子なしダブルインカム」の時期に集中して

入金力を活かした投資で最大化をし続けることが、

来るべき教育費に向けての解決策になると思います。

⑤FIRE後何がしたいのか

明確な目標があればこそ頑張れるもの。お互いの夢や希望を書き出しましょう。

FIREはあくまで資産を活用して自由を手に入れる手段でしかありません。

その自由を活かして何を成し遂げたいのか。

海外に移住してのんびり過ごすのか。

趣味に特化した生活をしたいのか。

作物などを育てて自給自足をやってきたいのか。

色々な価値観が交差する部分でもありますから、

まずは、お互いに意見を出し切っていくしかありません。

FIREを目指すためには、日々の生活で一定の努力が伴います。

それを力を合わせてやり遂げるためには避けて通れない部分ですね。

さいごに

今日は、FIRE計画の前に夫婦で話し合うべき5つのことについて

ぼくの見解も含めてご紹介をしてきました。

結婚してからFIREを思い立つのと、お付き合いの途中からとでは、

難易度もだいぶ変わるかと思います。

いづれにしてもお金に対する考え方というのは、離婚原因の上位にもなるぐらいです。

お付き合いの期間を通じて、そのマッチングが良さそう、

となって初めて、結婚を考えていく。

本来はそうしたステップが理想かもしれませんね。

ま、恋愛というのはそうロジカルにいかないことも事実ですが。

では、ごきげんよう。

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