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日光東照宮陽明門から学ぶポートフォリオマネジメント

日光東照宮陽明門から学ぶポートフォリオマネジメント
この記事で分かること

・ポートフォリオとは
・違和感をあえて取り入れる
・ポートフォリオマネジメントの極意

おはーん、ペーパー先生です。

歴史好きな方、先生の周囲にたくさんいるんですよね。

小説や大河ドラマなどのほか、

「信長の野望」シリーズや、横山光輝さんの「三国志」、

「刀剣乱舞」シリーズのような女性向け歴史ゲームなど、

エンターテインメントを入り口に興味を持つ方も増えています。

さて、そんな今日は歴史から学ぶポートフォリオマネジメントについてやわらか紹介します。

ポートフォリオとは

まずは言葉の定義からです。

ポートフォリオとは

書類入れ、書類カバン、および、そのような書類入れに収納された書類のこと。

この言葉、実は職業によってさまざまな意味合いを持ちます。

<金融・投資用語のポートフォリオ>
現金、預金、株式、債券、不動産など、投資家が保有している金融商品について、具体的な銘柄の組み合わせ内容のことを指す。

<教育用語のポートフォリオ>
生徒たちが学習過程で残したレポートや試験用紙、活動の様子を残した動画や写真などを保存する、教育における個人評価ツールを指す。

<クリエイティブ用語のポートフォリオ>
クリエイターの就職・転職や営業、デザイン会社の会社案内の補完など、実績や力量を評価してもらうために作成する資料を指す。

【出典】ポートフォリオとは – Portfolioの意味と3つの業界での使い方(マイナビクリエイター)

語源はイタリア語のPortafoglio(ポルタフォリオ)からきているそうで、

Portaは、英語の「portable(ポータブル)=携帯用の」にも通じています。

つまり、常に持ち歩いている、把握しているもの、という意味を持つわけです。

違和感をあえて取り入れる

そんなポートフォリオ。

今回はもちろん金融・投資用語として深掘りをしていくわけですが、

どんな金融商品が良いか、どの銘柄が良いか、どんな買い方が良いか、などなど

正解のない中、多くの投資家は日々、自問自答しながらやりくりされていると思います。

【出典】NewsPicksコラボ①:緊急事態で動いた約2000億円現金化の裏側(お金のまなびば!)
021/03/16

こちらは、投資信託「ひふみ」シリーズを手がけるレオス・キャピタルワークスさんの

公式YouTubeチャンネル「お金のまなびば!」と、

ビジネスパーソンや就活生向け経済メディア「NewsPicks」さんとのコラボ企画動画です。

ファンドマネージャーの藤野英人さんが、大学生と投資について学ぶ内容になっています。その中で、

「ポートフォリオを組むときに嫌いなものも含むという風にインタビューでおっしゃってたが、それはどういう意味があるのか?」

と問われた藤野氏が回答された内容がこちらです。

「徳川家康さんの日光東照宮陽明門は、いくつかある柱の中で1つだけ逆になっているんです。逆さ柱と言うんです。それは何かというと、違和感を中に入れることによって、完全性を持たない。どこかに不完全性を残すことが結果的にロングタームに生き残るコツだっていうのが、家康の考えなんですよ。ファンドの中に逆さ柱を入れることはすごく大事なことだと思っていて、それがピンチの時に助けてくれることがある。だから自分が否定しているものとか、良くないと思っているもの、あまり気に入らないものをワザと放り込んでおく。これがポートフォリオマネジメントなんですよ。」

実際に家康さんの考えがどの程度この逆さ柱に反映されているのかは諸説あると思いますが、

この”違和感をあえて取り入れることの意義”は先生も大事にしている部分です。

例えば、資産運用では現在、

①米国株1
②中国株1
③東南アジア株1
④米国株投信
⑤新興国株投信
⑥日本株投信
⑦暗号資産
⑧法定通貨

このようなポートフォリオになってますが、

逆さ柱にあたるのは⑦なんですね。

そもそも暗号資産は投資なのか投機なのか。

通貨なのかコモディティなのか。

いまだに存在そのものに議論が絶えないわけです。

法整備も追いついておらず、「コツコツたんたん中長期」を掲げる

慎重派の先生の中においては異端の商品であり、王道のポートフォリオの中における”違和感”です。

もう一つ例を挙げます。

先生は仕事で開発部門長を担当しており、

10名程度いるプロジェクトリーダーが、どのようなものを制作するか差配しています。

つまりこちらでも資産運用同様に、ポートフォリオマネジメントをしているわけです。

それぞれのリーダーには個性や強み・弱みがあり、

すべてのプロジェクトに対して先生は100%満足しているわけではありません。

ただ、ビジネスというのは意外なところから大きなヒットが生まれることもありますから、

自身が満足・納得するものばかり並べてしまうと、そうした可能性を摘んでしまうわけです。

こうした組織運営における”違和感”をあえて抱えておくということはまさに、

「不完全性を残すことが結果的にロングタームに生き残るコツ」に通じる部分があるわけです。

さいごに

今回の話をものすごく端的に言い換えると、

「ポートフォリオには”違和感”を1つ入れておこう!」

こんな感じになるのかと思います。

違和感のまま終わることもあるかもしれませんし、

もしかすると、何もかもが上手くいかないとき違和感だったものが支えになる、

というミラクルがあるかもしれません。

几帳面な人ほど、自分流で完璧なポートフォリオを組もうとしてしまいますが、

1つぐらいの違和感を寛大に見守るぐらい懐が広くないと

ポートフォリオマネジメントなんかできないということなのかもしれませんね。

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では、ごきげんよう!

今日のまとめ

あえて未完成の状態のままとなっている陽明門「魔除けの逆さ柱」は、門をくぐって左側、奥から2本目。

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