・「お金のまなびば!」登録者数5万人突破
・プロの投資視点を知ることは大事
・「ひふみ」新商品の新規設定額
おはーん、ペーパー先生です。
先日、投資信託「ひふみ」シリーズを運用するレオス・キャピタルワークスさんの
公式YouTubeチャンネル「お金のまなびば!」について取り上げましたが、
チャンネル登録者数が5万人を突破したリリースが出ました。
2021年1月22日のチャンネル開設以降、累計再生回数は565万回を超えたということです。
【出典】レオスの公式YouTubeチャンネル「お金のまなびば!」 チャンネル登録者数が5万人を突破(レオス・キャピタルワークス)
2021.04.14
顔の見えるファンドマネージャー、藤野英人氏の考え方を垣間見ることができます。
プロがどのような視点で投資を行っているのかは、個人投資家にとって貴重な情報です。
ぜひご覧いただければと思います。
そんな今日は「ひふみ」シリーズの最新動向をやわらか紹介します。
「ひふみ」シリーズで債券
レオス・キャピタルワークスさんが2021年3月30日に、新しい投資信託の運用を開始しました。
国内外の株式および債券を投資対象としたアクティブ運用の公募投資信託「ひふみらいと」、
「まるごとひふみ」(まるごとひふみ15、まるごとひふみ50、まるごとひふみ100の総称)です。
簡単にまとめると以下の通りです。
・「ひふみらいと」(株式10/債券90)
・「まるごとひふみ15」(株式15/債券85)
・「まるごとひふみ50」(株式50/債券50)
・「まるごとひふみ100」(株式100)
数字は株式の比率を表しているんですね。
なお、「ひふみらいと」はレオス・キャピタルワークスさんの直販のみとなっています。
銀行や証券会社から購入できる「ひふみ」シリーズの商品ラインアップは以下の通りです。
【出典】「ひふみ」シリーズ商品ラインアップ(レオス・キャピタルワークス)
各ファンドの3月30日時点での新規設定額は次の通りでした。
・「ひふみらいと」 (20.8億円)
・「まるごとひふみ15」 (46.65億円)
・「まるごとひふみ50」 (111.53億円)
・「まるごとひふみ100」 (176.88億円)
【出典】投資信託の運用会社別純資産総額(運用残高)ランキング:2021年3月(投資信託の投信資料館)
2021/04/15
なお同社の純資産総額は2021年3月に前月比で約11.5%(約875億円)増加し、8,462億円になりました。
新商品効果もあり数字を大きく伸ばしていますね。
ベンチャーキャピタルを設立
16日にはベンチャー企業への出資等を目的としたベンチャーキャピタル(VC)子会社、
「レオス・キャピタルパートナーズ株式会社」を設立したことを発表。
年内に外部から資金を募ってファンドを設立し、投資を開始するとのことです。
【出典】ベンチャーキャピタル子会社 「レオス・キャピタルパートナーズ株式会社」設立(レオス・キャピタルワークス)
2021.04.16
上記の図のように、上場前の段階から成長企業を探し出して支援をしていくということですが、
「ひふみ」シリーズが10年以上経過し、上場企業から埋もれた原石を探し出すことが、
従来のペースではできなくなっている裏返しなのかもしれません。
さいごに
「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2020」ではTOP10のうち、アクティブファンドは2つのみでした。
【出典】「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2020」
2021年1月16日
1つは10位の「農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶね」で、
バフェット流の米国株長期厳選投資でおなじみ奥野一成氏が手掛ける商品です。
そしてもうひとつが5位の「ひふみプラス」です。
どちらも顔の見えるファンドマネージャーという点で共通していますね。
インデックスファンド全盛の中で、コストに厳しいブロガーからの指示を得ていることは称賛に値します。
そんな藤野流の目利きがVC分野でどうなるのか、注目ですね。
こちらの記事もよろしければどうぞ。
では、ごきげんよう。
「頑張り過ぎない、諦めない、継続する。これが仕事にも趣味にも通ずる僕のモットーです。」 藤野英人氏(日本のファンドマネージャー)