・市民権を得たサブスクの怖さ
・ぺいぱのサブスク遍歴
・今後目指すところ
ごきげんよう、ぺいぱです。
このブログの内容は動画でも解説しています。
今回はぺいぱが利用しているサブスクについて紹介していきます。サブスクとは、サブスクリプションの略で、定額料金を支払うことで、一定期間、商品やサービスを利用できるビジネスモデルのこと。
スマホ時代になってからはオンラインで提供される多くのサービスのほか、ゲームや自動車など既存の買い切り型モデルでもサブスクも提供するようになるなど、このモデルは拡大の一途。デザインツールなどを手掛けるアドビが、サブスクに移行してから業績を伸ばしたなんていうのは有名な事例ですが、利用者は低額で利用できるし、企業側は安定収益になる。一見するとウィンウィンな感じに見えます。
しかし、我々利用者側は月単位で見れば低額で利用できるものの、それが累積するととんでもなく家計を圧迫させるということをわからないまま使い続けるなんてことはよくあります。ぼくも皆さんもすでにそうなっているかもしれません。
今回は、ぺいぱがどんなサブスクを利用しているかをまるっと大紹介していきます。そしてそれをみてぺいぱはまるっと大反省していきます(笑)
2020年8月に、ぺいぱは家計改善の一環でサブスク全体を見直しています。見直す前は、それこそアドビクリエイティブクラウドや広報の仕事をしていたこともあって自腹で新聞系の各種サブスク、タカギの浄水カートリッジ定期お届けサービスとか、もう山のように登録しており大変なカオスっぷりでした。そういうのに加えて、当時は社員持株会とかドル建て養老保険とかにもお金が出ていってましたから、これではお金が貯まるわけありません。
今回は、それらサブスクをきれいさっぱり整理し終わった「2020年9月時点」と「2025年7月時点」、そして「今後の目標」までを紹介していこうと思います。
なお、どこまでをサブスクとして捉えるかという点ですが、本比較では、所得税・住民税・健康保険・年金などは除外しています。ぺいぱのステータス変化で大きく変動していることや、生活設計上の固定支出とは性質が異なるためです。また、 食費も除いてあります。
そんなわけで、皆さんもご自身で利用されているサブスクと比較しながらぜひ最後までお楽しみください!
ぺいぱのサブスク遍歴
それではさっそく見ていきましょう!まずは、だいぶ絞り込んだ直後の「2020年9月時点」です。
<月払い>
ホテル宿泊費 100,000円
住宅ローン 86,720円
持ち家管理費 13,920円
日経電子版 4,277円
mineo 2,000円
NHK 1,260円
YouTube Premium 1,550円
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小計 209,727円
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合計 2,516,724円(年間)
<年払い>
ConoHa WING 11,172円
歯医者 10,520円
地震保険 6,210円
名づけてねっと 3,960円
火災保険 755円
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合計 32,617円
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年間総合計 2,549,341円
※価格は当時のもの
※一部は概算です
絞り込む前はこの倍ぐらいの数のサブスクを利用していましたから、個人的にはものすごくスリムにしたつもりだったんですが、それでも年間通じて255万円の固定費。なかなかパンチありますよね。
簡単に項目を紹介していきます。
まずは月払いから。「ホテル宿泊費」というのはその名のとおりで、当時はホテル暮らしをする前ではありますが、すでに平日はオフィス近くのホテル住まい、週末だけ自宅に戻る生活に入っていました。
「住宅ローン」は、この直前に借り換えをして利率を1.175%から0.475%に下げましたので、月々の返済額は5,300円ほど下がっています。
「持ち家管理費」はその名のとおり。
「日経電子版」は、解約した新聞系サブスクで唯一の生き残り。当時は個別株をやっていたので貴重な情報源の1つでした。2021年6月にオルカンへのコア投資に切り替えたのと合わせて、こちらも解約しました。
「mineo」は格安スマホ。ドコモから乗り換えました。乗り換え前は月8,000前後だったと記憶していますから劇的に下がりました。
「NHK」はその名のとおり。2021年3月の完全ホテル暮らしへの移行に合わせて解約しました。
「YouTube Premium」はその名のとおり。ただ、当時はiPhone上から登録していたので、Webサイト登録と比べ高く支払っていました。
続いて年払いです。「ConoHa WING」はブログ「やわらか中学校」開始に伴い発生したサブスクです。
「歯医者」は3カ月に1度通っている定期メンテで、その費用を年間にざっくり置き換えています。保険適用内での実施なので、それを超える範囲でのクリーニングの場合は追加費用がかかります。
「地震保険」は持ち家で加入しているもの。
「名づけてねっと」は過去に運用していた個人サイトのドメイン管理。
「火災保険」は持ち家で加入しているもの。
そんな感じとなっています。
では、それが今時点ではどうなっているのか。見ていきましょう。
<月払い>
家賃(光熱費込み) 250,000円
ベアーズ 23,474円
持ち家管理費 13,920円
CLAS 44,407円
賃貸手数料 7,040円
楽天モバイル 3,252円
ChatGPT 3,248円
MS Word 2,130円
mineo 1,766円
YouTube Premium 1,280円
Switch Online 306円
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小計 350,823円
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合計 4,209,876円(年間)
<年払い>
オルカン 32,000円
ConoHa WING 11,880円
歯医者 10,520円
地震保険 6,978円
名づけてねっと 3,960円
火災保険 755円
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合計 ¥66,093
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年間総合計 4,275,969円
※一部は概算です
衝撃の428万円! こりゃ、お金貯まりませんわ……。ま、ぼくは常に支出に意識を張っているというより、絞ってまた膨らんで、絞ってまた膨らんで、の繰り返しでやってるんで仕方ないですね。
毎日毎分毎秒、細かい支出を気にしすぎて極端なミニマリストになるのは望んでないんですよね。どちらかというとお気楽に毎日を過ごしたい。なので、自分の適性的には「膨らんできたら絞る」が合っているわけで、いまがその膨らんでいる状態というわけです。
簡単に項目を紹介していきましょう。 先ほどと重複しているものは割愛します。
「家賃(光熱費込み)」は引っ越しプロジェクトでもお伝えしているとおりで、オフィス近くの賃貸です。ここが重い!
「ベアーズ」は家事代行サービス。隔週でお世話になっています。
「CLAS」はホテル暮らしから現在の賃貸に移行する際に、洗濯機とか電子レンジなどをサブスクで利用しているものです。
「賃貸手数料」は、ホテル暮らし移行に伴い持ち家を賃貸に出しました。管理会社に委託しているのでその手数料です。
「楽天モバイル」は、現在の賃貸にネット回線が引かれていないのでモバイルWi-Fiで暫定対応しています。
「ChatGPT」はぼくの唯一の話し相手。「Plus」プランを利用しています。機材設定やら、YouTube原稿・脚本執筆での誤字脱字チェックやら、各種調べ物やらと、サポートで手放せません。
「Word」は一部の脚本コンクールエントリーで必要なため、現在は月額で利用しています。場合によっては2万円ほどの買い切り版を買ってしまう方がいいかもしれません。なお、以前は「Office 365(現在のMicrosoft 365)」を年契約で利用していましたが、解約してすべてMac同梱の代替アプリを使っていました。緻密なレイアウト維持などで高い互換性を求めなければそれで十分です。
「YouTube Premium」はWebからの登録で価格が下がりましたが、年契約するともう一段下げることができるので、次回更新からはそうします。無尽蔵にコンテンツが用意されている各種動画サービスの中で、ぺいぱが唯一利用し続けているのがこのYouTube。「アマプラ」とか「ネットフリックス」などはあまりに配信されている動画の数が多すぎて選びきれない、つまり何も見る気になれません。しかしYouTubeは10分〜20分前後の動画が中心ということ、そして自分自身も発信者であるということが、「Premium」利用で使い続けている理由かもしれません。
「Switch Online」は先ほど紹介したサブスク一斉点検時に解約していたのですが、「スイッチ2」の抽選申し込みをするために再登録。
続いて年間払い。
「オルカン」は「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」の保有でかかる手数料の概算です。評価額に対して実質手数料は2025年4月25日の運用報告書を見ると0.08%ですので、およそ4,000万円だとした場合は年32,000円の費用となります。これを高いと見るのか安いと見るのかは人によると思います。
今後目指すところ
そんなわけで「2020年9月時点」と「2025年7月時点」とを比べてきましたが、最後に今後の目指すところを紹介しておきます。目処としては今年中ですね。
<月払い>
家賃 170,000円
賃貸管理費 10,000円
持ち家管理費 13,920円
賃貸手数料 7,040円
ChatGPT 3,248円
mineo 1,766円
YouTube Premium 1,067円
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小計 207,041円
———————————
合計 2,484,492円(年間)
<年払い>
オルカン 32,000円
ConoHa WING 11,880円
歯医者 10,520円
地震保険 6,978円
名づけてねっと 3,960円
火災保険 755円
———————————
合計 ¥66,093
———————————
年間総合計 2,550,585円
※一部は概算です
まず月払いは「家賃」が引っ越しで変わります。そこまで削減はできていないのですが月4万円ほど下がります。
家事代行の「ベアーズ」、家具家電の「CLAS」は終了。引っ越し先はネット回線が引かれているので「楽天モバイル」は解約。「Word」はダウンロード版か必要な月だけサブスクに。「YouTube Premium」は年契約、「Switch Online」は解約とします。
年払いは変更なしです。
家具家電を最低限揃える必要がありますから初期費用はかかりますが、固定費を重視していくとそこは仕方ないですね。
そんなわけで、紹介してきた3つの時間軸で改めて比較すると、
■2020年9月時点
年2,549,341円
■2025年7月時点
年4,275,969円(+1,726,628円)
■今後目指すところ
年2,550,585円(▲1,725,384円)
※カッコ内は前回比較
このようになります。引っ越し後に目指す数字が奇しくも前回絞り込んだ直後の「2020年9月」時点とほとんど同じになりました(笑)
それにしても人が生きるというのはなんやかんやとお金がかかるものですねぇ。
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さいごに
今回はぺいぱのサブスクを大公開ということでやってきましたが、いかがだったでしょうか。現時点はリバウンドどころか、それを大きく超える状態に膨れ上がっています。
ま、コロナ禍以降は価値観が大きく変わってしまいましたから、正直こうでもしなければ会社員を続けることができなかった。オフィス近くの賃貸を価格度外視で選んだのがその極みです。会社員を続けるための生活と言い切れるでしょう。実際に勤務している時ですら月の収支は赤字になることが多かったですから。自分なりに勤務先への最後のご奉公の意識だったと思います。悲しき会社員の末路なんてこんなものです。
で、そんな環境を退職後も引きずっているものを、今度の引っ越しで一掃しようということになります。
ということで、皆さんはどんなサブスクをどのぐらいの規模で利用されていますか? おすすめや利用時の工夫などあれはぜひ教えてください!
この「やわらか中学校」ではお金や仕事に関する話題を中心に、FIRE生活に突入したぺいぱの日常を赤裸々にお届けしています。ぜひチャンネル登録・いいね・コメントをよろしくお願いいたします!
人生はノーコンティニュー!悔いのないようにやっていきましょう。
では、ごきげんよう。
塵も積もれば大惨事。