・「ドージ・ワン」発進
・「M1 Pro」でマイニング
・「投資話」で被害拡大
おはーん、ペーパー先生です。
本日は、最近気になった暗号資産(仮想通貨)ニュースをご紹介します。
このブログの内容はラジオでも解説しています。
この界隈は、ほんと新しい話題に事欠きませんね。
紹介するのは「ドージ・ワン」「M1 Pro」「投資話」の3本です。
暗号資産ニュース
イーロン・マスク(Elon Musk)がCEOを務めるスペースX(SpaceX)は、ブロックチェーン企業2社およびジオメトリック・エナジー・コーポレーション(Geometric Energy Corp:GEC)と提携し、月に小型の人工衛星を送り込むミッションを2022年初頭までに実施するという。このミッションは「ドージコイン(dogecoin)」で決済が行われる。
【出典】スペースX、月探査衛星「ドージ・ワン」を打ち上げへ…史上初めて暗号通貨で決済(BUSINESS INSIDER)
Nov. 15, 2021, 07:30 AM
新型MacBook Proに採用されたM1 ProおよびM1 Maxは大幅な性能アップを実現していることから、暗号資産のマイニング(採掘)に使えないかと脳裏をよぎった人も少なくはないはず。それを実際に試してみた結果が報告されています。(中略)電気代を差し引いた後の利益は、1か月あたりわずか12.82ドル、1日あたり約42セントにすぎません。もしも暗号資産マイニングのためだけにMacBook Proを買うとすれば、元を取るのに17年はかかる計算となります。
【出典】M1 Pro / M1 Max搭載MacBook Proを使った暗号資産イーサリアムのマイニングは効率的!? ただし元を取るまで17年かかる(TechCrunch)
仮想通貨(暗号資産)取引への投資を無登録で勧誘したとして、金融商品取引法違反(無登録営業)疑いで東京都の会社役員ら男女7人が逮捕された事件で、京都府長岡京市などでも被害が広がっている。警視庁によると、全国各地でセミナーを開催し、海外にある投資ファンドに出資すれば、出資金の3倍まで配当を保証するなどと勧誘、2019年4月から20年11月に約650億円を集金したとみられている。
【出典】仮想通貨の投資話、主婦にも被害広がる セミナー参加、出資金返金されず(京都新聞)
2021/11/13 19:03 (JST)
さいごに
このところ、暗号資産への投資話を入り口とした詐欺事案が
目に付くようになりましたよね。
【参考】暗号資産の詐欺事件で逮捕の社長 架空の事業計画を顧客に示す 約1500人から20億円集めたか(FNNプライムオンライン)
2021年11月10日 水曜 午後8:06
【参考】金融マルチ本格捜査へ 警視庁 出資金トラブル15億円か(産経ニュース)
2021/10/12 06:00
【参考】「AIで2.5倍に」戻らぬ200万円 詐欺被害に後悔(朝日新聞デジタル)
2021年7月12日 18時29分
「引っかけやすくて、とんずらしやすい。」
報道を客観的に見ていると、
そうした点が特徴として挙げられるのでは、と思います。
国民生活センターによると、暗号資産に関する相談件数は増加傾向。
2016年度には847件だったものが、17年度には2910件に急増しており、
多くが「出金できなくなった」という趣旨の内容とのことです。
【出典】急速に普及の仮想通貨、トラブルも増加 摘発事例も相次ぐ(ITmedia NEWS)
2021年11月15日 07時00分 公開
暗号資産市場が上昇局面で、資金流入している時期は、
世の中にポジティブな報道も増えますから、
そんな気持ちが揺らぎやすい時期を、犯行グループは狙っているんでしょうね。
お金は稼ぐことも貯めることも大事ですが、しっかりこういう魔の手から
守ることも意識していきたいですね。
こちらの記事もよろしければご覧ください。
では、ごきげんよう。
怪しい話をかぎ分ける嗅覚も重要。