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資産運用を全世界株式に1本化して良かった7つのこと

資産運用を全世界株式に1本化して良かった7つのこと
この記事で分かること

・ポートフォリオの変遷
・全世界株式に1本化して良かったこと
・生まれた余暇の有効活用

おはーん、ペーパー先生です。

ぼくは2017年からアメリカと中国の個別株を開始しまして、

2021年に全世界株式インデックスファンドへ1本化しました。

比較するとこの通りです。

2021年2月まで

①アメリカ株1
②アメリカ株2
③アメリカ株3
④アメリカ株4
⑤中国株1
⑥中国株2
⑦東南アジア株
⑧アメリカ株インデックスファンド
⑨新興国株インデックスファンド
⑩世界資産バランスファンド
⑪暗号資産
⑫ゴールド

⑬法定通貨(円)
⑭法定通貨(米ドル)
⑮法定通貨(香港ドル)

現在

①全世界株式インデックスファンド(コア)
②暗号資産(サテライト)

③法定通貨(円)

自分自身が2021年3月からキャリーケース1つで

ホテル暮らしを始めたこともあり、

この当時は身の回りのものを色々と処分していた時期でした。

銀行口座や証券口座も不要なものは全部クローズしたわけですが、

その流れもあって、資産の持ち方もよりシンプルに舵を切ったんですね。

そんなわけで、今日は資産運用を全世界株式に1本化して

良かった7つのことを紹介していきます。

全世界株式に1本化して良かった7つのこと

早速みていきましょう!

①運用に手間がかからない

個別株をやっていた当時は、決算短信やリリースなどを細かくチェックしていましたが、インデックスファンドであればその必要がありません。月に1度、原資を銀行口座から証券口座へ振替し、毎営業日買い付けを行う。これをすべて自動化しています。最初の一手間で設定さえしてしまえば、あとは自分の意思に関係なく現金を外貨建て資産へ置き換えてくれるわけです。

②極めて広く分散されている

ぼくが運用する『eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)』の対象指数ACWIは、日本を含む世界およそ3,000の銘柄で構成されています。また、評価価額は日本円で表示されていますが、現地通貨で各銘柄が買い付けされていますから、「銘柄分散」「地域分散」「通貨分散」と、これ1本で非常に多くの分散が効くことになります。

③資産の把握がしやすい

個別株を複数持っていた時代は、管理画面が地域ごとに別だったり、現地通貨も複数保有していたりと、証券口座での状況把握に手間がかかりました。いまは、一般口座とつみたてNISA口座それぞれで全世界株式を1本というシンプルな構成なので、管理アプリなどを使用せずとも資産額の把握がとても容易になりました。

④投資をしている意識からの解放

全世界株式での運用というのはほったらかし投資の王道です。個別株の頃は自身が詳しいテック株が中心で、その分野の情報は隈なくチェックをしていたものですが、いまはそうした時間を資格取得の勉強だったり、ブログや動画作成など、他の活動に充てることができています。「投資してる感」が物足りない人もいるかもしれませんが、人生は有限。自分のために使える時間を増やしていきたいものです。

⑤円安の対抗策になっている

今年に入ってから急激な円安が進んでいます。日本に住んでいると実感しませんが、ゴールデンウィークで海外旅行された方は、円の買い付ける力が弱まっていることに驚愕した方も多いのではないでしょうか。先ほど触れた通り、全世界株式は外貨建て資産です。今後も円安が常態化するというような見解も耳にします。生活費以外をバランスよく日本円以外に分散しておく意識を持ちたいですね。

⑥税制優遇制度を活用できる

金融庁のお墨付きを得た、長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託では、つみたてNISAを利用できます。全世界株式も対象となっています。ぼくは長期保有を行い売却はしないという前提で運用をしていますが、インデックスファンドの出口は、生活費として必要最小限を取り崩していくことにもなります。私的年金制度のiDeCo(イデコ)も含めて、こうした税制優遇はフル活用するべきだと思います。

⑦世界情勢に興味が持てる

全世界株式で資産運用を行うということは、日々世の中で起こっている動きで関係ないことは1つもありません。ウクライナ情勢、エネルギー高、サプライチェーン問題、アメリカの利上げやQT、日銀の指し値オペ、中国のゼロコロナ政策、景気の減速懸念などなど。こうした事象がどのように企業業績や株価指数に影響を与えるのか。そうした興味・関心が高まるのはメリットの1つと言えます。

さいごに

いかがだったでしょうか?

今日は全世界株式に1本化して良かった7つのことについて紹介をしてきました。

個別株と全世界株での運用は、ぼくの体感では180度がらっと違うなという印象です。

もちろん、どちらが良い・悪いという話ではありません。

どちらにもメリット・デメリットがあると思いますし、

得意・不得意で意見の分かれるところでもあります。

個人的に特に大きかったのは余暇が増えたことです。

去年はFP(ファイナンシャル・プランニング技能検定)の資格取得でかなりの時間を

勉強に費やしましたが、振り返れば全世界株式に1本化したことで得た余剰時間を

うまく活用できた事例でもあります。

コロナ禍以降、つみたてNISA口座の開設も急増しており、

全世界株式もしくはアメリカ株式でインデックス運用を始めた方も多いと思います。

ぼくは紆余曲折して今ようやくここにいますが、

最初からここにたどり着いた人は本当に羨ましいです!(笑)

一緒にコツコツたんたん中長期でやっていきましょう。

では、ごきんげんよう。

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今日のまとめ

思えばインデックスファンドに行き着くのにかなりの遠回りをしてきました。

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