・英会話を何度も挫折している方。
・短期集中型スクールに興味がある方。
・金額に見合う効果があるのか気になっている方。
おはーん、ペーパー先生です。
先生の英会話への挑戦ということで、お届けしてきた『トライズ』レビューついに最終回。
1年間でどの程度の成果が出たのかを紹介します。
走りきった1年間
学習開始の最初3ヶ月間は、毎日3時間の学習を維持できていました。
しかしその後、仕事の過密期があり、1週間ほとんど学習ができない期間を挟みました。
それ以降は、なかなかペースが戻らず、平均すると毎日1時間ほどの学習時間になってしまいました。
1年間トータルでいくと500時間弱というところでしょうか。
『トライズ』での学習は毎日の積み重ねですので、ペースが崩れると立て直すのはメンタル面でかなり厳しいです。
純粋に連続3時間学習の記録が切れてしまうと、モチベーションが一気に瓦解するからです。
ここは、英会話学習を楽しんでやってる、もしくは必要に迫られてやっている人と、そうでない先生のような人との違いが明確に出ます。
学習成果について
ではここからは学習成果の振り返りをしていきます。
まず『VERSANT』スピーキングのスコアから。
『VERSANT』の総合スコアは20~80点で採点されます。
【出典:『VERSANT』公式サイト】
受験は、『トライズ』側でコードを発行してくれますので、それを利用して各自で行います。
24時間365日、スマホやパソコンを使って手軽に受験可能で、設問に発声して回答をしていくというものです。詳しくはこちらをご覧下さい。
先生のスコアはといいうと
2019.04.14実施/26点
2019.12.21実施/34点
実は19年末を最後に受験してません汗
日本人のスコア平均は38点ですので、先生はまだ平均以下ということです。
スコアではあまり出ていませんが、『トライズ』での学習で日常会話ならある程度こなせるようになりました。
学習当初に立てた「1年後に海外で自社のプレゼンテーションを出来るようになる」ですが、カンペを見ながらであればこれはもうできます。
一方で、質疑応答を、トランスレーターなしでやるのは、まだ厳しいと思います。
現在も、日本語が話せないネイティブスピーカーとのオンラインレッスンを週に1度行っていますが、大統領選挙や台風接近、コロナかにおける経済状況など、幅広いテーマで会話を行うことができています。
ただし、完璧には程遠いですので、あくまで『トライズ』の1年間は、英会話学習の「頭出し」をしてくれたに過ぎません。
必要に迫られていない人は、この最初の部分が特に難しいですから、そこに100万円強を払う価値があるかは、もはやその人が英語学習で得る対価との天秤になると思います。
重要な相性
学習の質を高めるという点で重要なのは、専属コンサルタントとの相性です。
二人三脚で学習を進めていきますから、この相性が悪いと、途中で挫折します。
これは、オンラインレッスンのコーチでも同様です。
先生はコンサルタントもレッスンコーチもそれぞれ1度、変更をしていただいたことがあります。
我慢せずに、無理だと思えばすぐに変えた方が良いです。
One more thing
ということで、今回は3回に分けて『トライズ』の学習レビューをしていきました。
とにかく『トライズ』では「英語を話す」ことにフォーカスをしています。
ですのでこれをやりきったとしても、TOEICのスコアはぜんぜん上がらないと思います。
英語学習は色々な入り口があります。
その中で先生が「英会話」を選択したのは、文章はツール翻訳の利用でカバーできますが、会話ではそうはいかないからです。
『ポケトーク』とか「iOS 14」の翻訳アプリでも代用は効くかもしれませんが、会話はテンポが求められます。
そういうわけで『ほんやくコンニャク』が開発されるまでの間は、引き続き英会話学習を頑張ろうと思います。
では、ごきげんよう。
マルチリンガルの人には足を向けて寝れません。