・一時金とはなんぞや
・皇室に関する費用はどう決まる?
・皇室の財産授受にもルールあり
1日、秋篠宮家の長女、眞子さまの結婚に関するアナウンスが宮内庁からありました。
このブログの内容はラジオでも解説しています。
その3日前には人気グループ「嵐」の桜井翔さんと相葉雅紀さんが、それぞれ結婚を発表するなど、
皆さん、適齢期でちゃんと結婚をされていて、独身クソ野郎の先生としては、
この方々にはまったく縁もゆかりもないですが、すごく謎の敗北感を味わっています。(笑)
さて話が飛びましたが、最近よく目にする皇室を離れられる際の「一時金」。
報道によるとその額はなんと1億5250万円ということです。
では、この金額はどのように決まっているのでしょうか?
皇室に関する費用はどう決まる?
皇室のお金事情について、All Aboutで詳しく取り上げられていましたので紹介します。
皇室に関する費用は国会の議決が必要になり、2021年度は以下になっています。
①内廷費(3億2400万円)
天皇・上皇・内廷(雅子皇后、美智子上皇后、愛子内親王)の、私的に使えるお金。食費や被服費、交際費、医療費など。
②皇族費(2億6932万円)
皇族としての品位を保つために、各宮家の皇族一人ひとりに支給される。
③宮廷費(118億2816万円)
儀式、国賓・公賓等の接遇、行幸啓、外国ご訪問など皇室の公的ご活動等に必要な経費など。
この②から「一時金」は支払われます。
2021年度は1人あたり年間3050万円が定額となっており、
個々の支給額は何倍または何分の1という形で算出されています。
・秋篠宮さま=9150万円(定額の3倍)
・紀子さま=1525万円(定額の2分の1)
・眞子さまと佳子さま=各915万円(定額の10分の3)
・悠仁さま=305万円(定額の10分の1)
なんかファイナンシャル・プランニング(FP)における、
贈与とか相続の計算を思い出しました(笑)
で、ようやく「一時金」の話になりますが、
このような段階で金額が決まっているとのことです。
①まず、眞子さまが独立の生計を営む場合の皇族費を算出します。「独立の生計を営む内親王に対しては、定額の二分の一に相当する額の金額とする」となっていますので、これが1525万円。
②そして「一時金の額は、独立の生計を営む皇族について算出する年額の十倍に相当する額を限度とする」となっていますので、一時金の限度額は1億5250万円。
③限度額1億5250万円として、実際にいくら支給するかを皇室経済会議(総理大臣や衆参両議院議長など8人で構成)が決定します。
【出典】眞子さまが辞退される「一時金」って?意外と知らない皇室のお金事情(All About)
2021年09月29日
なお、皇室の財産授受は、年間160万円を超える場合、国会の議決が必要になります。
民間人と違って色々な制約がありなかなか大変ですね。
そもそもこういう方々って、資産運用はどうされてるんですかね?
先ほど紹介したような定額支給があるから、運用する必要もなさそうですけど。
では、ごきげんよう。
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公務も多いでしょうからFIREなんてとてもできなそう。