・過去に色々な裏切りにあった方。
・ちょっとした値動きに一喜一憂しちゃう方。
・期待しないことのメリットについて知りたい方。
おはーん、ペーパー先生です。
生活をしてると、イライラしたりガッカリしたりすることがあります。
こういうきっかけがあるとモチベーションが下がったり、
時には体調を崩すこともあるわけです。
この事態を避けるために先生はどんなことをしているか。
それは「期待しない」ことです。
あることが実現するだろうと望みをかけて待つこと。第三者をあてにすること。それを実現するだろうと心待ちにすること。
自分以外の人や物、事象などあらゆることに対して、
先生は一切期待をしていません。
するとどうなるか。
当たり前ですが「裏切られることがない」生活を送れます。
今日は「期待しない生活」についてやわらか解説していきます。
対人での「期待しない」メリット
例えば、
満員電車の途中駅で高齢者が乗車してきました。
高齢者の前のシートに座っている若者が、
①スーツのサラリーマン
②金髪のロックンローラー
このいづれかだったとします。
席を譲った場合。
①スーツのサラリーマン
→気が利く人だなと思いますが、サプライズはありません。
②金髪のロックンローラー
→目を疑います。そしてめちゃくちゃ好感度が上がります。もうサプライズです。
席を譲らなかった場合。
①スーツのサラリーマン
→なんて気が利かない若者なんだ、と思います。ネガティブサプライズです。
②金髪のロックンローラー
→ま、そうだよね。と思います。
今回は事例として分かりやすいように、外見による固定概念を含めましたが、
要は期待をしていないと、そもそもガッカリもしないし、少しの成果でもサプライズになります。
投資での「期待しない」メリット
これは投資にも言えます。
この数カ月で価格が高騰し注目を集める暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)。
例えば、
2015年に100BTC=500万円で購入していたとします。
めちゃくちゃ期待していた人の場合:
日々の値動きや市場概況をチェックし続け、2017年にはその花が咲きますが、翌年のバブル崩壊で「思っていた展開とは違う!」と狼狽売りしてしまいます。
まったく期待していなかった人の場合:
話題になってたから買ってみたけど、対して興味もなく保有していたことすら忘れていたところ、昨今の暴騰ぶりで思い出し時価総額を確認すると、100BTC=2億円になっていたことが判明します。
通常の資産運用であれば、アセットアロケーションの状況をチェックしているため、
「すっかり忘れてた!」というケースは極端かもしれません。しかし、
2003年から2013年までの顧客のパフォーマンスを調査したフィデリティ証券さんによると、
成績が良かった人の属性は以下だったそうです。
1位:亡くなっている人
2位:運用しているのを忘れている人。
投資は「将来こうなるだろう」という具体的なイメージを持った上で購入判断をしますので、一喜一憂してはいけないということです。
歩いたり、転んだり、子供の成長をゆっくり見守っていくぐらいの姿勢でいる方が、淡々と運用成績を伸ばしていけます。
では、ごきげんよう。
「期待しない」ことは、メンタルを常に穏やかにしておくことに繋がる。