・お財布にいくら入れているか
・先生のお財布
・存在感が低下する現金
おはーん、ペーパー先生です。
皆さんは外出する際にお金をどのぐらい持ち歩きますか?
このブログの内容はラジオでも解説しています。
プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社が発表した
「くらしの総決算2021」にこのようなデータがあります。
集計期間は2021年10月26日(火)~28日(木)の3日間、
20~79歳の男女2,000名を対象にインターネットリサーチで実施されたものです。
<普段、お財布にいくらくらい入れているか>
1位:1万円〜1万5000円未満 25.7%
2位:5000円〜1万円未満 19.5%
3位:2万円〜3万円未満 14.1%
4位:3000円〜5000円未満 8.8%
5位:3万円〜5万円未満 8.0%
6位:2000円未満 7.5%
7位:1万5000円~2万円未満 6.6%
8位:5万円以上 6.0%
9位:2000円~3000円 4.1%
n=2000
【出典】PGF生命調べ キャッシュレスが加速した2021年 皆さんのお財布には普段いくら入っていますか? 最も高いのは60代・70代男性で平均19,933円、 全体の平均は?(@Press)
平均は1万4,250円となり、キャッシュレス決済が行えない
シチュエーションにおいて、何とかなりそうな額の総和。
そんな印象を受ける数字ですね。
なお、0円(つまり持ち歩かない)という回答はないようですから、
皆さん、必ず少額は持ち歩いているということになります。
なお、先生は財布を持っていません。
iDもしくはSuica、カードで日頃の決済を済ませているため、
現金払いのみのお店はそもそも行かないようにしています。
唯一、コインランドリーの利用時、1回につき500円が必要となるため、
そのための現金を1万円分程度、封筒に入れておく。
そんな生活となっています。
言葉を選ばず言えば、現金決済を自らする理由ってこの現代ありません。
・ポイントが貯まらない
・決済に時間がかかる
・かさばる
・不衛生
・引き出す必要がある
・記録が残らない
パッと思いつくだけでもこれだけ使わない理由が思い浮かびます。
お金なんて他の資産との引換券でしかありませんから、
スマホを使いこなせない5,60代以降の世代を除けば
電子化して扱った方が便利に決まっています。
そういえば、先日町中にあるコインランドリーに到着した際、
ホテルを出る時までパンツの後ろポケットに入れていた
現金入りの封筒がないことに気付きました。
慌てて、視界の至る所を確認しながら来た道を折り返したところ、
歩道の真ん中に封筒が落ちていました。
それはもう堂々としたものでした(笑)
そういう意味ではカードの紛失はすぐに連絡して止めれば良いですが、
現金の紛失は誰かに拾われたらほぼ終わり。
財布の場合だと一緒に入っている免許証などから身元が割り出され、
めちゃくちゃ運が良ければ手元に戻ることもあるでしょうが、
ただの封筒ではそうはいきません。
まぁ、暗号資産だって盗まれるような時代ですから、
どのような資産も絶対ということはありません。
この観点でいくと不動産はその名の通り、落としたり盗まれたりは
しないので最強なのかもしれません(笑)
そんな冗談はさておき、お金を持ち歩かざるを得ない場合は、
無くなっても痛くない範囲にしておくというのが良さそうです。
本日は、お金をどのぐらい持ち歩く?について話をしてきました。
日本ではキャッシュレス決済比率が全体の3割弱と、
諸外国と比べて低い方ですが、世の中的には現金の位置付けは低下の一途です。
ポイントや電子マネーなどを提供する前払式支払手段発行業
および資金移動業を行う事業者は、履行保証金の保全として、
現金などによる供託が改正資金決済法の定めで必要になっています。
要は何らかの事情でサービスが終了するようなことがあれば、
全額を現金で返金できるようにしておかなければならないということです。
つまり、中央銀行デジタル通貨(CBDC)普及までの間、
金本位制の「現金(主)とゴールド(従)」という関係性のように、
現金はキャッシュレス決済のための担保、
つまり「キャッシュレス決済(主)と現金(従)」という位置づけとなり、
我々の目に触れる機会はほぼゼロになっていくんでしょうね。
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では、ごきげんよう。
引換券はデジタルで良し。