・失敗続きの方。
・焦ってミスをしてしまう方。
・待ちきれない方。
おはーん、ペーパー先生です。
このブログでは、行動を促すようなテーマを扱うことが多いかと思います。
しかし今日はそれと真逆。
「立ち止まる勇気」について取り上げます。
いつ何時でも進み続けることは決して最優先すべきでなく、
時には立ち止まってしっかり考える。
周囲の状況が好転するまで待つことも大事。
こんな話をやわらか解説していきます。
自民党総裁選挙
9月に行われた自民党総裁選挙。
3人が立候補し、結果はご存じの通り、国会議員票および地方票を合わせた総得票数で菅氏が他を圧倒。
第99代内閣総理大臣に就任しました。
党員投票が見送られ、各都道府県連代表による地方票+国会議員投票となった今回の選挙。
地方で強いとされた石破氏はその地方票で伸び悩み、国会議員票では菅氏の1割りにも満たず最下位となりました。
石破氏は今回4度目の総裁選出馬となったわけですが、
前々回09年の総裁選挙では、1回目の投票で安倍氏を抜いて得票数1位。
決選投票までもつれ込みました。
最も総裁の椅子が近いと言われ続けてきましたが、10月には派閥会長を辞任。
先の総裁選挙は自身の政治生命を揺るがすほどの大きな敗戦となったわけです。
総裁選挙のきっかけは、安倍氏の任期満了ではなく持病悪化による電撃降板。
右腕だった菅氏のサプライズ立候補で空気は変わり、選挙の大勢は決まっていたかのように見えました。
菅氏の任期は安倍前総裁を引き継ぐため、翌年9月まで。
つまり、1年後に改めて総裁選挙が実施されるため、そこまで出馬を待つこともできたわけですが、石破氏は選挙に挑みました。
理由は本人のみぞ知るところですが、
今日のテーマである「立ち止まる勇気」を書いていく上でも、
一国民として色々と考えさせられる事例だったため紹介をしました。
成功するための3条件
どの分野でも成功するためには、
①言い出しっぺの情熱。
②周囲の支え。
③取り巻く状況。
この3つが揃わないといけません。
先生がこれまで社会人で携わってきたプロジェクトで成功したものはすべからく、
①の人物を中心に、②を先生がカバーし、③が追い風の時。
こういった構図でした。
お気付きの方もいると思いますが、
①から③にかけて、対象となる人数が増えていきます。
特に①と②がどんなに立派に揃っていても、③が整っていないときには絶対成功しません。
それだけ、事を起こすタイミングは重要です。
焦りをコントロールできて一人前
仕事でもプライベートでも、何をやっても上手くいかない時ってありますよね。
そういうとき先生は、一度立ち止まります。
周囲の状況を観察し、また自分自身を振り返って、
「ここぞ!」
という時までじっと待ちます。
走り続けている人にとって、立ち止まることはとても勇気がいるんですよね。
「立ち止まる=衰退」
を意味するからです。
ただしこの焦りをコントロールできて一人前。
成功する人は一度後退しても最終コーナーで追いつくものです。
では、ごきげんよう。
何かあったら一時停止。車庫に戻ってもよし。