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純資産8,000万円を築いたぺいぱがぶっちゃける!44歳越えで老化が加速した会社員に降りかかる7つの厄災

純資産8,000万円を築いたぺいぱがぶっちゃける!44歳越えで老化が加速した会社員に降りかかる7つの厄災
この記事で分かること

・人は44歳と60歳で老化が進む
・人は罪をあがなうために働いてる
・人と会社の本質は同じ

ごきげんよう、ぺいぱです。

動画解説

このブログの内容は動画でも解説しています。

2021年6月20日に最初の投稿が行われたYouTubeチャンネル「やわらか中学校」。3年強の運用期間で実に237本もの動画をアップしてきました。

■記念すべき最初の投稿動画(2021年6月20日)

今年に入ってからの視聴者層を見ていくと、

「やわらか中学校」の年齢と性別(2024年)

 男性 87.1%
 女性 12.9%。
 ————-
 13~17歳 0%
 18~24歳 0.7%
 25~34歳 13.1%
 35~44歳 29.8%
 45~54歳 34.6%
 55~64歳 17.6%
 65歳以上 4.3%

このようになっています。ぼく自身が「45~54歳」に属しますから、まさに同じ年代の方々を中心にご視聴いただいているということになります。

先日も少しご紹介しましたが、スタンフォード大学の研究チームが「人は一定の割合で徐々に老いるのではなく急激に老化が進むポイントが2回存在する」という研究結果を発表し話題となっています。

この研究チームでは、人に含まれる多くの分子や微生物の量は緩やかに変化するのではなく、特定の年齢で大きく変動することを発見。特に顕著な変化が44歳頃と60歳頃に集中して起こるそうです。

ある時を境にガクッと体力・気力が低下したと感じること、皆さんにもあるのではないでしょうか。ぼくはコロナ禍に入った2020年から22年の間で確実にそうした時期がありました。これがまさに44歳ごろだったんですね。

今回は久しぶりに「会社員ひきこもごも」シリーズとして、IT企業に20年近く勤め、純資産8,000万円を築いてきたぺいぱが実際に44歳を超えて感じたことを、あらゆる角度からお気持ち表明していこうという企画です。

これらは、体力の低下からくることもありますし、40代中盤という社内での立場がそうさせることもありますし、JTC(伝統的な日本企業)勤務の管理職であるがゆえのこともあります。

お金を手に入れるかわりに失ったものとは何なのか。いつものように会社員あるあるネタとして楽しんでいただければと思います。

44歳越え会社員に降りかかる7つの厄災

ではさっそくいってみましょう!

① 定時まで体力・気力が持たない。

まずはこれですね。ぼくは明らかに40代中盤を迎えてから体力・気力が低下しています。以前は食事も休憩も取らず「12時間ぶっ続け稼働」なんて当たり前のようにやってましたが、いまはもう一案件ごと集中して望まないと当時のパフォーマンスが出せません。

つまりアクセルベタ踏みで1日を過ごすことができないので、ヒットアンドアウェイではありませんが、踏む場所・踏まない場所を使い分けて、体力・気力を温存した戦い方しかできなくなっているわけです。

これをやるには頭の中で1日のスケジュールを分析し、力の使い所を決めてから着手していく必要があります。つまり不測の事態が起きたときには、自分の中で「ぺいぱ非常事態宣言」を発令して、補助エネルギーで稼働する必要があります。

こうなるともはや絶命寸前ボロボロのターミネーターです。本来そんな機能は人には備わっていませんが、まぁ火事場の馬鹿力といったとこでしょうか。

ぼくは大抵こういう事態に陥った際は、チョコとか甘めのパンとかで糖分補給して乗り切ります。

② 昼食後に強烈な睡魔に襲われる。

ぼくが昼ごはんを摂るかどうかは正直まちまちなんですが、食べようが食べなかろうがもう昼になると眠いですね(笑)。朝3時起きということもあるでしょうけども、以前よりも確実に眠くなる基準が下がっています。

これを我慢しすぎると、パフォーマンスが低下することが明らかなので、今年に入ってからは10分から30分程度、必ず仮眠をとるようにしています。これができるのもオフィスから3分程度の場所に住んでいる特権です。

例え10分の仮眠だったとしても、かなり頭の中がスッキリするんですよね。寝ずに頑張るのとは明らかに変わります。最近のオフィスには仮眠用のスペースが用意されていたりもしますが、たしかにこれは理にかなってますね。

ぼくはこれをやるようになってから、仕事や会議中にウトウトして恥ずかしい思いをすることがなくなりました。ぜひ皆さんも仮眠をお試しください。

③ 一人になりたい時間がある。

会社員での仕事は基本的にチーム戦です。誰かと話すこと自体が仕事であるといっても過言ではないでしょう。特にプログラマーやデザイナーなどの開発職ではなく、プランナーやマネージャーなどの頭脳労働型の業務だとそうなります。

ぼくは現在100名ほどのスタッフが在籍する組織を担当しています。大抵の場合、スケジュールは会議がバーっと設定されており、その合間にメールや決裁書のチェック、請求書へのサインなどを行う形です。

もちろん組織をより良くしていくための打ち手の構想作りだったり、各種プロジェクトに関する課題解決などの案件も五月雨式に取り掛かっていきますから、基本的には業務に切れ目や終わりがありません。

そのほぼすべてで、誰かと検討したり議論したり着地点を見出したりをすることになりますから、常に対話をしているわけです。だからこそ、本当に一人の時間が欲しくなる。

ぼくの場合はオフィスが複数箇所に分かれていることもあり、たまに外部に出る移動が発生するんですよね。歩きやタクシーになるわけですが、こういう一人の時間がめちゃくちゃ有り難かったりします。

④ リア充社員に振り回される。

あくまでぼくが管理職の立場にある独身クソ野郎である、ということで思っていることをお話しします。すごく怒られるかもしれませんが、それでも話します。

会社員として長年過ごす中で思うことがあります。それは、パートナーがいたりお子さまがいたりと生活が充実しているいわゆるリア充(実社会における人間関係や趣味活動が充実している人)社員の方々を、ぼくのようなプライベートが全然充実していない独身の悲リア充社員が支える制度になっていることです。

会社の規模や歴史によっては結婚して家庭を持たれている方がマジョリティ、独身を貫いている方がマイノリティーだなんてことはよくあるでしょうし、少なくてもぼくの勤務先ではそうです。

会社によって制度に違いはあるかもしれませんが、通常は結婚をすることになれば一定期間お休みがもらえますし、お子さまがいれば出社時間を自由に調整が可能ですし、家族の体調やライフイベント事情での欠勤もあります。そしてもちろん、現在は男性でも女性でも産休・育休がしっかり設けられています。

これらは、社会を回していくために必要な将来の労働力人材をみんなでカバーする、支え合うためにあると考えられるわけですが、構図としてはぼくのように独身をこじらせている非リア充の人が、リア充社員による急な休みや欠員の対応にいつも追われているわけです。

そして毎日のように奔走してその対応に努力しているにも関わらず、リア充サイドの人からは「対応が不十分」だとか不満やあるべき論を浴びせられる。これも管理職が罰ゲームだと言われる所以ではないでしょうか。

ま、もうこれはホントに捻くれ者による妬み以外の何ものでもないのですが、ぼくも小さい人間なんであえて言わせてもらいました(笑)

⑤ 給料日が嬉しくない。

これは、自身の金融資産が一定以上育ったということが大きいとは思います。資産運用で日々数十万円から数百万円の評価額が上下するようになりましたし、生活をしていてその日のお金に困るようなこともありませんから、給料日を意識することがなくなったわけです。

若い時は待ち遠しかったし、給料日にATMに並んでお金を下ろすなんて作業も「生きている実感、働いた対価を得ている実感」がすごくあったんですよね。いまはこういうワクワクやときめきがありません。

これはこれで悲しいことです。歳を重ねていくとこうした有り難みを味わえなくなるというのも、会社員が辛く感じる理由の1つかもしれません。

飴と鞭ではありませんが「仕事の辛さ」と「給料の喜び」。このバランスが崩れてくると、会社勤めがしんどくなるということがあるのではないでしょうか。

もちろん資産形成が順調にいっているからこんなことを言えるわけで、とても贅沢な悩みであることは十分承知をしています。

その上で、50代を控えた会社員がモチベーションを維持していくためには、お金ではないところ。例えば後進育成だとか、プロジェクトを通じた社会貢献だとか、他の何らかの部分にそれを見出していく必要があるわけです。

⑥ ハラスメントゲーム疲れ。

「ハラスメントゲーム」はぼくの造語ではなく、脚本家・井上由美子さんによる経済小説のタイトルです。2018年にはご本人の脚本でテレビドラマ化されましたのでご存知の方も多いかもしれません。

大手スーパーの店長をしていた主人公の秋津渉(あきつ・わたる)がある日突然、社長命で本社に呼び戻され、会社のリスクマネジメントに携わるコンプライアンス室長に任命されて起こる騒動を描いた作品です。

井上さんは、脚本家としてコンプライアンスの制約等を受けた窮屈な自身の立場と、些細な発言がセクハラやパワハラなどとして非難の対象となる窮屈な世の中とに共通点を見出し、この題材で作品を作られたそうです。

ぼくも会社員生活をしていると、至る所で「パワハラ、セクハラ、マタハラ、カスハラ、スメハラ」などの言葉や問題が行き交います。もう何をするにしてもハラスメントになる時代といっても過言ではありません。

普段のコミュニケーションの中で同僚や部下などと、髪型や服装、ご家族や休日の過ごし方などを昔はよく話したものですが、今はこれすら正直難しい。相手が何をどこまでならOKとするかが人によっても変わるし、相手が不快に感じた時点でアウトだからです。

そのため、ぼくは先ほどのような会話も避けていますし、飲み会に行くなんてこともできるだけ避けていますから、社内でする会話は、業務の話か天気の話ぐらいになりました(笑)

オフィスに行っても楽しいことがない理由の1つになっていると感じます。もううんざりです。

⑦ 謎かけのような業務ばっかし。

管理職の役割は、意見の合わない部署や人たちの間を取り持って落とし所を見つけることです。本来は会社利益に貢献す
るための仕組みづくりなのでしょうが、これは建前でしかありません。

ぼくはIT企業勤務ですから、日々色々な開発案件に携わります。複数の部署や立場の人が複雑に絡み合いますからこんなことが発生します。

・Aさんは、予定通り明日までに納品したい。
・Bさんは、品質が悪いから納期を延期させたい。
・Cさんは、基準がAさんとBさんでズレていると指摘。

すごく簡単に書きましたが、こんなことの100倍複雑な状況が日々発生するわけです。その都度、ファクトチェックして関係者が腹落ちする着地点を見つけ出すのが会社員の仕事の重要な1つというわけです。

もう、毎日が謎かけやとんちを解いている気分です。いや、実際にそうなのかもしれません。管理職は「リアル脱出ゲーム」ならぬ「リアル脳トレ」をやらされているのかもしれません。

おしらせ

キャラクター”ぺいぱ”がデザインされた「資産運用学園やわらか中学校」公式アイテムがついに販売開始!トイレットペーパーを模したキャラデザの由来は、古くなったお札が再利用されてトイレットペーパーになることや、ウン(運)がつく縁起ものだからなど、諸説あり。いずれのアイテムも日常使いできるシンプルデザインです!ぜひお買い求めください!

「資産運用学園やわらか中学校」公式アイテム

さいごに

今回は「44歳越えで老化が加速した会社員に降りかかる7つの厄災」について取り上げてきましたがいかがだったでしょうか?

ぼくが勤務している会社はかれこれ20年近くもお世話になっていますし、確実にぼくのキャリア形成にとっても大きな役割を担いました。これは一緒に働いてきた人たちとの出会いや、担当したプロジェクトなどあらゆる面からです。

そして何よりも、この会社員での収入がなければぼくの資産形成はスタートすることすら出来ませんでしたから、そうした観点でも、勤務先は足を向けて寝られない存在であるわけです。

それにも関わらず、なぜか文章に起こすと悪いことしか出てきません(笑)これも人間のサガなんでしょうか。

労働力確保の観点から、現在は企業に65歳までの継続雇用義務が課せられていますし、場合によってはそれがさらに伸びて70歳、75歳となっていく可能性すらあります。

ドラマ「アンナチュラル」の中で、法医解剖医の主人公である三澄ミコトがこんなことを言うんですよね。

「イタリアの友達に聞いたんだけどさ、労働って罰なんだって。人は皆 罪人で 罪をあがなうために働いてるって。だから1分でも早く仕事を終わらせて家に帰る。」(ドラマ『アンナチュラル』 第4話「誰がために働く」より)

この話の真偽はともかく、労働はしなくて良いなら誰も進んでしないわけですから、誰もがお金のためにやる。生きていくためにやる。

そういう意味では管理職どころか、会社員として働くこと自体がそもそも罰ゲームをやらされている、なんて見方だってできるのかもしれません。

人というのは生物学的に、関わり合いながら、支え合いながら生きていく生き物です。それを踏まえると、社会活動を形成している中核は会社という集合体ですから、これを一塊にして「法人」、つまり法律上は1つの人として扱うことにするというのも、構造的には納得感がありますね。

生まれて、学んで、社会に出て、結婚して離婚もする。時にはやる気が出なかったり病気にかかったりもある。こういうことが発生するところも「人」と「会社」は似ています。

人が日々悩みながら生きているように、その集合体である会社という組織もまた日々様々な葛藤を持ちながら営業活動を行なっている。そう考えると、ぼくらは大きなマトリョーシカのような世界に生きているのかもしれません。

人生はノーコンティニュー!悔いのないようにやっていきましょう。

では、ごきげんよう。

今日のまとめ

人も会社もつまるところは同じ穴のムジナ。

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