・コミュニケーションについて
・キャッチボールの重要性
・相手と自分のバランス
おはーん、ペーパー先生です。
コミュニケーションはキャッチボール、なんて言うことがあります。
お互いの理解を深めるためには、それぞれの考えや思いを、
交互にバランス良くぶつけ合っていく。
そうすることで、相互理解が生まれていくわけです。
ぼくの座右の銘にこんなものがあります。
「コミュニケーションは、何を言ったかではなく、相手にどう伝わったか。」
自分が言いたいことばかりではなく、
相手がどんな心境か、どんなことを考えているのかを、
相手の立場になりきってみる。
それをすることで、
「言ったことを守ってくれない!」
とか
「聞いていた話と違う!」
といったような、すれ違いが起こる確率を限界まで下げることができます。
仕事を進めていく上でもこのキャッチボールというのはすごく重要です。
友人との雑談とは違い、結果が求められる世界だからです。
住宅の建材や、重機のネジのように、ミリ単位で人同士が噛み合わなければ、
組織における集合知の最大効果は得られません。
さて、興味深い記事がありましたので紹介します。
渋谷のワインバー「BAR BOSSA(バールボッサ)」店主で作家活動もされている
マスターの林伸次(はやし・しんじ)さんへのインタビュー記事です。
“大人になりきれてない大人”に共通することを問われた林さんは
「例えば人と話すときに、自分の話しかできない大人でしょうか。バーをやっていると、本当にこういう方は多いです。『ご出身はどちらですか?』って聞かれて『徳島です。私の出身では~……』って自分が話したいことだけを話して終わっていたりして。」
【出典】会話でわかる「大人になりきれてない人」の特徴。ハタから見ると気づきやすい(女子SPA!)
2022.06.16
まぁ、もちろんバーという場の性質上、自分の話を誰かに聞いてもらいたくて
来店される方もいらっしゃるでしょうから、すべての人が大人気ないとは限りませんが、
「自分の話しかしない人」と一緒にいても、相手は一つも面白くないというのはその通りです。
そういうのはテレビやYouTubeで十分。
コミュニケーションの良さというのは、予定調和で終わらない面白さにあるからです。
「その人の意外な一面が見えた」
「新しい趣味を見つけることができた」
「面白い映画を教えてもらった」
などなど、そんな魅力があるからこそ、
時間やお金を消費してでも、みんな誰かとどこかへ飲みに行きたいわけです。
ぼくは自分で言うのもなんですが、聞き上手なので
1対1でそんな状況に置かれた場合は、ひたすら「うんうん」頷いて聞き役に徹します。
相手はそれでスッキリするでしょうし、少なくても良く話を聞いてくれる人だということで、
良い人認定もされるでしょう。(それに意味があるかはさておき…)
一方で、相手があまり話題を出してこない人の場合は、
こちらが一方的に話してしまうことになりかねません。
その際は、ひたすら相手の引き出しを開けることに徹します。
「あれどう思った?」
「これもう見た?」
ぼくは仕事もプライベートでも話の割合を、
「相手7:3自分」になるように意識をしています。
きれいにこのバランスにはなりませんが、少なくても、
自分が喋りすぎない、つまりは「相手5:5自分」を限度として
仕事でのミーティングや、知人との会食などを過ごしています。
皆さんはこの辺り、どんな意識をされていますでしょうか?
やられている工夫なども合わせて教えてもらえたら嬉しいです。
では、ごきげんよう。
よろしければ、こちらの記事もご覧ください。
しっかり相手の話を聞けることが大人の条件。