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金融資産8,000万円に到達したから分かる重要な5つの節目

金融資産8,000万円に到達したから分かる重要な5つの節目
この記事で分かること

・金融資産5つの節目
・当時のポートフォリオ
・金融資産を加速させる2つのコツ

ごきげんよう、ぺいぱです。

動画解説

このブログの内容は動画でも解説しています。

健康だけが取り柄だったぼくが体調を崩し、これまで20年近く勤めていた会社を年内で早期退職をします。

来年からFIRE生活を始める準備を進めながら、10月からは新しい挑戦として脚本家学校にも通い始めました。また、7月には資産形成の目標だった金融資産7,500万円を達成し、11月には純資産でも念願の億り人に到達することができるなど、振り返ればこの一年は節目の連続。

あとはYouTubeチャンネル「やわらか中学校」登録者数1万人達成をこれらに加えたいところです。ぜひお友達などに紹介してください!(笑)

個人的にはそんな記憶にも記録にも残る2024年が終わりに近づく中、今回はぼくのこれまでの資産形成を振り返る年末企画として、金融資産を築く中で迎えてきた「節目」に焦点を当てて話をしたいと思います。

資産形成のステップにおいて、ぼく自身の経験から5つの重要な節目があったなと考えています。これに加えて先日達成したばかりの「8,000万円」を加えた6つ、それぞれの段階でぼくが何を感じ、何を考え、どんな行動をとってきたのか。そして、当時の金融資産ポートフォリオがどんなものだったのかも紹介していきます。

振り返ってみると、これらの節目はすべて資産形成を進める上で重要な通過点でした。当時からそう感じていたわけではありません。あくまでいま振り返ってそう思っているということです。

では、それぞれがなぜ大切だったのか、その時にどのような学びがあったのか。これらを共有することで、現在全力で資産形成をされているすべての皆さんの一助になれればと思います。

重要な金融資産の節目

では、早速いってみましょう!

① 金融資産100万円(2004年ごろ)

ぼくが金融資産100万円を達成したのは、社会人になってしばらく経った2004年ごろでした。おぼろげな記憶を辿っただけなので、若干の前後はあるかもしれません。当時のポートフォリオは非常にシンプルで、このような内訳です。

<保有商品>
 現金 50万円
 日本株 50万円
 –
 100万円

20代中盤だったぼくにとって、100万円というのは大金でした。この頃は、「何を買えるか?」ではなく「もし会社を辞めたら、何ヶ月間無職でいられるだろう?」なんて試算をよくしていた記憶があります(笑)

社会人になったばかりの頃、ぼくは給料を手にすると、すぐに好きなものに使っていました。自宅用のMacを買い替えたり、その周辺機器を揃えたり、大好きだった携帯電話を複数回線持ったりなどにお金を注ぎ込んでいました。

しかし2003年、2社目に転職してから忙しくなり、お金を使う時間があまり取れなくなると、次第にその支出は減っていきました。その代わりに始めたのが、日本株投資です。

「株式投資をする人ってカッコいい」という理由だけでマネックス証券に口座を開設。そのまま日本株を購入し、資産運用の世界に足を踏み入れたわけです。

当時の運用資金は50万円。結果は散々でした。出来もしないデイトレやスイングトレードでグングン元本を毀損、その後追加費用も投じたものの結局計100万円の損失を出し、2007年に株式投資をすべて辞めたわけです。

これがトラウマとなり、ぼくはその後10年間も投資から遠ざかることになりますから、それだけこの損失は若い頃のぼくにとって黒歴史であるとも言えます。

金融資産に話を戻しますと、100万円という額は人生で最初に到達する「お金持ち」の節目だと思います。

ぼくの場合は失敗しましたが、初めて投資をする余裕が出てくる額でもあるからです。さすがに手持ち資産の半分はやり過ぎだったと思いますが、毎月3万円や5万円の積立投資をしていくことを考えれば、十分に余裕のある資産額、それが100万円です。

そして当たり前のことですが、この100万円がなければその後に積み上げていくことになる金融資産もあり得なかったわけです。

② 金融資産500万円(2011年ごろ)

ぼくが金融資産500万円を達成したのは、2011年ごろのこと。ポートフォリオはうろ覚えですがこのような内訳でした。

<保有商品>
 現金 440万円
 持株会 60万円
 –
 500万円

この頃は、自宅マンションを住宅ローンで購入した直後。社会人としての収入も安定し、生活もある程度落ち着いていた時期です。

勤務先の持株会には2006年から加入しており、毎月1万円を積立していました。持株会は究極の集中投資でもありますからその利用は賛否分かれますが、ぼくはこれを通じて、ドルコスト平均法の効果を体感できたことは良かったと感じています。

また、2007年から2009年にかけて、ぼくは社会人大学院に通い、およそ300万円の学費を支出しました。高額な投資ではありましたが、30代に入り収入が増えたこと、この当時はそこまで浪費するような生活をしていなかったことから、学費を払いつつも資産を貯めることが両立できていたわけです。

しかし、勤務先内での職責が上がるにつれ、ぼくの生活は次第に変化していきます。仕事の忙しさが増し、外部の人たちとの接待や会食、合コンなど、交際費が増加。結果的に、貯蓄率がゼロになる時期を迎えることになります。

この頃のぼくは、仕事に追われる一方で、自分がいくらの資産を持っているのか詳細を気にする余裕すらありませんでした。とはいえ、年収を超えるぐらいは保有しているだろう、というなんとなくの受け取り方で大きな安心感をもたらしていたのも事実です。

1、2年は仕事をしなくても生活ができるし、突然の病気や事故にも対応できるという観点もありますから、生活の余裕だけでなく心の余裕も生み出してくれる金額、それが金融資産500万円だったわけです。

住宅ローンを組む、学費を捻出する、交際費を出し惜しみしない。こういった大きな支出がありながらも日常生活を維持できたことの背景には、資産が減ったとしても労働収入があるから気にしなくて良かったという側面ももちろんあります。金融資産が心許ない時代の労働収入はそれだけ偉大なのです。

③ 金融資産1,000万円(2017年1月)

ぼくが金融資産1,000万円を達成したのは、2017年1月のことでした。この時期のポートフォリオはこちらです。

<保有商品>
 日本株 405万円
 持株会 302万円
 養老保険 217万円
 現金 90万円
 –
 1,014万円

家計簿アプリ「マネーツリー」の記録は2014年から残っていますが、当時は収支をきちんと管理していたわけではありません。お恥ずかしながら、ただなんとなく資産が増えていった感じです。

ポートフォリオに目を向けても、継続していた持株会や養老保険への加入、そしてまったく記憶にない謎の日本株。具体的な目的や意思を感じられない構成です。とはいえ、この時期からいくつかの金融商品をバランスよく持つようになったことは大きな変化と言えるでしょうか。

この年にはアルファベット株で米国株デビュー。その後、中国株や東南アジア株にその守備範囲を広げていくことになります。

そしてもう1つ忘れていけないのは、12月に暗号資産へ全力で投資(投機?)したことです。出たばかりのボーナスもまるまる突っ込みました。そして翌年の1月に大暴落し300万円の損失。これはいま振り返っても非常に手痛い経験でした。わずか数週間で300万円強を失うなんて、若気の至りでは済まされません。

そんなことがあった中でも、持株会や養老保険などの強制貯蓄効果が功を奏し、資産は少しずつ増えていきました。特に、現金をほとんど手元に残さずに生活できたのは、先ほども触れましたが会社員として得られる安定した労働収入があったからです。

1,000万円という資産規模は、資産の方程式の中で「どこかが飛び抜けていないと達成しない境地」と言えると思います。資産運用で驚異的な利回りを得るか、または貯蓄率を極限まで高めるか。ぼくの場合は収入が高かったことが一番の要因だったと思います。

■資産の方程式
(収入 - 支出) + (資産 × 運用利回り)
   フロー       ストック

そしてこの段階から、おぼろげながらではありますがお金を増やしていくことを意識し始めるようにもなりました。金融資産1,000万円というステージはそうした気付きを与えてくれたようにも思います。

④ 金融資産3,000万円(2020年12月)

2020年12月、ついに資産3,000万円を達成しました。この時期のポートフォリオはこの通りです。

<保有商品>
 米国株 1,455万円
 中国株 671万円
 東南アジア株 405万円
 現金 237万円
 日本株アクティブ投信 120万円
 暗号資産 97万円
 ゴールド 71万円
 米国株インデックス投信 38万円
 世界株バランス投信 10万円
 –
 3,104万円

先ほど少し触れましたが、複数の米国株や中国株などを保有していた時期です。投資先は「eコマース」「SNS」「金融」「ゲーム」「広告」のうち3つ以上を事業の柱として持つテック銘柄から選定していました。自分の詳しい領域で戦おうという作戦ですね。

ポートフォリオの内容を見ると、金融商品への興味が盛んな時期だったことがよく分かります。情報を得るために、さまざまな投資系インフルエンサーのYouTubeやブログを読み漁り、あれこれとポートフォリオを模索していました。一方で、現金保有も大切だという認識が強まり、バランスを取ることを意識し始めたのもこの時期です。

なお、500万円を倍にするのにおよそ6年かかったのに対し、1,000万円を3倍にするのには4年しかかかりませんでした。この違いがハイパーグロース株の伸びの凄まじさを物語っています。

そして、忘れられないのが2020年3月のコロナショック。ここを冷静に静観できたのが、個人投資家として大きな経験値になったと感じています。

過去のライブドアショック(2006年1月)や暗号資産市場の大暴落(2018年1月)時にはパニック売りをしていましたが、この時は冷静に状況を見守り、その後の金融緩和相場に全力で乗ることができました。長期保有の投資スタイルを目指す中で、自信を持てた瞬間です。

この金融資産3,000万円という金額には、2つの大きな意味があります。

ひとつは、ぼくのブログやYouTube「やわらか中学校」が広く注目を得るきっかけとなったのが、「金融資産3,000万円を達成するための○○」という動画シリーズだったことです。これにより多くの人々に自分の考えや経験をシェアすることができました。


金融資産3,000万円を達成した後に考えるようになった10のこと
金融資産3,000万円を達成した後に考えるようになった10のこと金融資産3,000万円。皆さんにとってはどのような額でしょうか?ぼく自身は2020年12月末に初めて金融資産3,000万円を突破しました。今日は、この達成をきっかけに何を考えるようになったのか。当時を振り返って一気に書き出していこうと思います。...

もうひとつは、この3,000万円の達成が、その後のFIREや億り人到達へとつながる重要な節目であったこと。数千万円単位で株式投資することで、資産の成長を実感できるようになるからです。ここを突破できたことが、今の自分を形作っていると言っても過言ではありません。

さらに、この2020年という年は、FIREという生き方を知った年でもありました。3,000万円の資産を築いたことで、今の勤務先に固執する必要がなくなると感じ始めたことで、会社に対する姿勢が大きく変わりました。

ダメなものはダメと言い、会社に媚びず、現場を預かる管理職として正しいことをする。そんな青島刑事のような過ごし方をするようになったわけです。結果「面倒臭い管理職ぺいぱ」として、周囲からは少し煙たがられたかもしれませんが(笑)

重要なことなのでもう一度言いますが、3,000万円という金額は、FIREや億り人到達への重要な節目です。この金額を突破する上でやってきた行動の一つ一つはそのまま生涯必要です。

⑤ 金融資産5,000万円(2023年7月)

2023年7月、ついに金融資産が5,000万円に到達しました。ポートフォリオはこの通りです。

<保有商品>
 オルカン 4,083万円
 現金 478万円
 暗号資産 444万円
 –
 5,005万円

この資産の増加は、2021年6月に暗号資産を除くすべての金融商品を売却し、オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式 オール・カントリー)一本に絞ったことが大きいですね。社員持株会も養老保険も解約し、見違えるほどシンプルになったポートフォリオ。資産運用を完全にほったらかしで行えるようになったのはまさに転換点でした。

思えば2022年の株式市場は1年を通じて軟調な年でしたが、そんな中でも2021年7月から毎月30万円分のオルカンを自動買付をやり続けており、それが2023年に入ってからの資産増加へ繋がっています。

株価が低迷している期間というのは決して気分が良いわけではありませんが、コロナショックを乗り越えた経験から、長期保有のスタンスが確立されていたため、動じることなく耐え抜くことができました。投資というのは、本当に経験がものをいうなと実感したわけです。

大きな変化は他にもあり、2021年5月から家賃収入が加わったことが挙げられます。勤務先近くでホテル暮らしを始め、持ち家を賃貸に出したことが理由です。また、2020年8月に開始したブログと、2021年6月に開始したYouTubeがようやく収益化を果たしたのも2023年からです。

労働収入以外で少しずつキャッシュインフローが増えたわけですが、思えばこのように収入源を多角化し、それらを太くする意識が高まったのも、この頃からでした。オルカンの自動買付で投資に関してはほとんど時間をかけなくて済むため、他の収入源を増やすことに頭を回す余裕を作り出したことが大きいですね。

ぼくのコア資産であるオルカン自体にも触れておきましょう。オルカンは決してNo.1にはなれない商品です。例えば米国株が6割を占める現在の構成は、他の地域の株式が足を引っ張るわけです。

例えば30年後にインド株が台頭すれば対象企業の時価総額に応じてその割合は大きくなりますが、結局インド株インデックスにはパフォーマンスで勝てない。このように常に目立たないそこそこの位置を地味にキープするということが特徴の商品なわけです。

そこでぼくは、ビットコインとイーサリアムをサテライト枠に追加しました。正確にいうと1BTC・1ETHの保有。これらは運が良ければ爆益、悪ければ全損という覚悟のもとで保有しています。

2021年9月に480万円でスタートした暗号資産は、2022年12月に236万円まで評価額が下落しましたが、その後なんとか回復し元本付近まで戻してきたのがこの2023年7月。この間よく耐えた。ドラクエの「はがねのつるぎ」は序盤しか使えませんが、「はがねのメンタル」は一生もんですね。

さて、金融資産額に話を戻しますと、500万円を倍にするのに6年、1,000万円を3倍にするのに4年、3,000万円から5,000万円までが2年7ヶ月です。稼ぐ力がさらに増え、支出削減や運用利回りの上昇も影響しています。

資産の加速はこうした相乗効果の賜物。お金を使っても、それを上回るペースで自分のところにお金が集まってくる。そんな実感を得ることができるようになりました。

この5,000万円という金額に達したとき「お金に愛される生き方」が身についたという実感もありました。お金には意思があり、手元にある時に丁寧に扱う、使うときに感謝をする。そうすれば、お金たちはまた自分のところに戻ってくるものだ。ぼくはそんな考えを持っています。

詳しくはこちらの回「お金に愛される生き方:ゴールドハンドを手に入れろ!」でも紹介していますので、ぜひチェックしてください!


お金に愛される生き方:ゴールドハンドを手に入れろ!
お金に愛される生き方:ゴールドハンドを手に入れろ!お金に愛される生き方を通じてゴールドハンドを得た人は、自身で頑張らなくてもお金がお金を呼び込んできます。これは配当金や複利効果で資産が増えるということだけではなく、お金を生むきっかけや仕組みまでをも引き寄せていく力が発揮されるということです。...

⑥ 金融資産8,000万円(2024年11月)

達成時のポートフォリオはこのようになります。

<保有商品>
 オルカン 3,612万円
 暗号資産 1,577万円
 現金 2,881万円
 –
 8,070万円

冒頭でも触れた通り、ぼくは2024年いっぱいで現在の勤務先を退職し、来年からはFIRE生活に入ります。

今後の支出をどれだけ抑えられるかが重要なポイントになると感じており、家計の棚卸しを行っている過程で、住宅ローンを完済する決断をしました。ローン返済のために、2,000万円分のオルカンを解約、その資金を返済に充てる手続きを進めているため、現金が多めになっているわけです。


ぺいぱ、住宅ローンを完済する。
ぺいぱ、住宅ローンを完済する。現在、ぼくは会社の早期退職に向けて色々な準備期間にあります。6月に会社へ退職意向を示して以降、9月いっぱいで引き継ぎを終了し、10月から有給消化中。ここまで1ヵ月半以上経過をしており、まだ退職時期含めた交渉は残っているものの、FIRE後の生活に向けた棚卸しを進めている状況というわけです。その中の1つ、住宅ローンについて進展があったので今回はその話をしようと思います。...

平凡でつまらない商品と言われるオルカンも、5,000万円分の塊になるとそれは非常に強力であり、株式市場の上昇における恩恵を大きく受けました。オルカンの含み益分で住宅ローンを完済することがそれを表しています。

もう一つ注目すべきは、オルカンの平凡な成長力を脇からブーストするために投入した暗号資産。480万円で購入した1BTC・1ETHは、先ほど紹介したように一時期236万円まで下落しましたが、現在では1,500万円。これは「激辛商品」としてのサテライト枠保有が実った結果です。

全損する可能性も未だある一方、運用商品としては理想的ではないこんな振れ幅があるからこそ面白いと感じています。もちろんそんなリスクをしっかりと受け止めることができるのは、オルカンの塊がドシっと構えてくれているからでもあります。

なお、年末にはローン完済に伴い金融資産が6,000万円ほどに減りますが、代わりに毎年140万円ほどの不動産収入が得られることになります。来年から労働収入がなくなるぼくにとっては非常に大きな支えです。

さて、ここまでの金融資産額にもなると、守りの資産運用を意識するようになります。今後はどうこの資産を維持し続けるかが焦点。これまでは株式にほぼフルベットしていたポートフォリオを、一部不動産に振り向けたのもそのためです。

将来的には、金融市場が大荒れになる可能性もあります。株式が50%下落したり、不動産市場が総崩れしたり、インフレや為替の急激な変動も考えられるでしょう。そうした状況でも動じないように、堅強なポートフォリオを組み家計を守ることが必要です。

8,000万円という金額は、守りのポートフォリオへのシフトを決意する節目であり、「増やす」ことよりも「減らさない」ことを重視する段階に入ったと感じています。

おしらせ

キャラクター”ぺいぱ”がデザインされた「資産運用学園やわらか中学校」公式アイテムがついに販売開始!トイレットペーパーを模したキャラデザの由来は、古くなったお札が再利用されてトイレットペーパーになることや、ウン(運)がつく縁起ものだからなど、諸説あり。いずれのアイテムも日常使いできるシンプルデザインです!ぜひお買い求めください!

「資産運用学園やわらか中学校」公式アイテム

さいごに

今回は「金融資産の重要な節目を振り返る」というテーマで話してきましたがいかがだったでしょうか?各節目にどんな意味があったのかを改めてまとめるとこのようになります。

資産の成長スピードという観点ではこのようになります。

金融資産の節目期間

 ・100万円→500万円(およそ7年)
 ・500万円→1,000万円(およそ6年)
 ・1,000万円→3,000万円(およそ3年11ヶ月)
 ・3,000万円→5,000万円(およそ2年7ヶ月)
 ・5,000万円→8,000万円(およそ1年4ヶ月)

各項目の金額幅に違いこそありますが、後半に進むにつれてその達成期間が短縮していることが分かります。そしてこれらの節目の中でも「ベスト・オブ・節目」を決めるのであれば、3,000万円と言いたい所ですがその手前、やはり1,000万円の壁をどう突破するか。ここになるでしょうか。

この段階をクリアすると、そこまでに積み上げた経験や資産運用の型を維持することで、資産は自然と増えていくと考えられるからです。個人的な経験則からですがコツはこの二つ。

 ・一度振り切った生活をしてみる
 ・極力手間暇をかけない

1つめについては、思い切って必要最低限の生活にしてみること。例えばぼくは、部屋の荷物をほとんど捨てたり、サブスクを一度すべて解約したり、つまり身の回りの不要だと考えられることを徹底的に削減しました。その上で、どうしても必要なものだけ戻せば良いという考えですね。

生活の無駄を削ぎ落とすことで、効率的にお金を管理できるようになります。また、稼ぐ部分でも能動的に行動を起こすことが重要です。年収を上げるための努力や副業、SNSでの情報発信なども有効ですね。

2つめは、資産運用に時間をかけないこと。ぼくは2021年6月にオルカンに一本化&自動積立設定をしてから、時間的にもメンタル的にも余裕が大きく生まれました。最初は大いに悩んでください。どの商品を、どう買うか。ただこれを決めた後はもう、

「意思を入れない、評価額を見ない、日常に持ち込まない」

これです。

ぼくは、こうやって生き方全体をシンプルに保つことが、お金に愛される生き方につながると考えています。

今回の経験談や考え方のどこか一部でも、資産形成を進められているすべての皆さんの参考になれば嬉しいです。そしてぜひ、皆さんからも体験談やお考えをコメント欄にお寄せください!すべてに回答させていただきます。

人生はノーコンティニュー!悔いのないようにやっていきましょう。

では、ごきげんよう。

今日のまとめ

まずは1,000万円の大台を目指せ!

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