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金融資産額は努力の結晶

金融資産額は努力の結晶
この記事で分かること

・過去の収支の積み重ね
・お金持ちにさせられる謎のレッテル
・貯蓄は「収入ー支出」の差額

おはーん、ペーパー先生です。

金融資産の額というのは、その人の歩みを見える化した指標とも言えます。

音声解説

このブログの内容はラジオでも解説しています。

過去の収支の積み重ねが脈々と続いていき、現時点の額に行き着くからです。

先生自身は金融資産5,000万円に向けてようやく7合目と言ったところで、

試行錯誤しながら家計をやりくりしています。

そんな一方、預貯金を作ることすら難しい人も世の中には多く存在するわけで、

先生に対してはこんな厳しい声もあったりします。

「部門長はたくさん給料もらってるもんね」

「業界の景気が良いから運が良いよね」

「ボーナスたくさんもらってるもんね」

「独身はお金を自由に使えるからいいよね」

要は、

“最初からお金を持っている”

という謎のレッテルを貼られるわけです。

特に、

・株価指数の動向に注目している
・中銀の金融政策に注目している
・不動産について情報交換する
・リスク資産で運用をしている

たったこれだけのことで、

どこぞやの内閣のスタンスと同様、

「元から金がある奴は良いよな」

こんな風潮が日本にはあるわけです。

ただ、強調をしておきたいのは、

お金を作るために、見えないところで相当な努力をしているという事と、

給料が高いか安いか、役職があるかないか、業界が潤っているか否か。

これらは金融資産額にはまったく直結しないということです。

貯蓄というのは、「収入ー支出」の差額です。

手取り1,000万円だったとしても、支出も1,000万円では意味がありません。

貯蓄率2割を目指せば、年間200万円
貯蓄率5割を目指せば、年間500万円
貯蓄率9割を目指せば、年間900万円

支出を把握し、不要なものを削り、年間を通じて節制をし続けることで

ようやく金融資産として溜まっていくわけです。

投資をして運用に回していくというのも同様に苦労が伴います。

証券口座を開き、商品を選び、雨の日も風の日も、

相場が好調な時も不調な時も、とにかく耐え忍んで

コツコツ長期の運用をやり抜いた人にだけ、

ようやく果実、つまり含み益が手に入ります。

その原資になる稼ぎだって、仕事で成果を出す。

転職をして年収を上げる。副業で総収入を増やす。

こうやってお金が増えるサイクルを創り出さなければいけません。

ですので、人ぞれぞれが持つ金融資産額というのは努力の結晶であり、

断片だけを捉えて「簡単に手に入れた」かのように言われる、見られるのは

事実ではありませんし、こうした部分に敬意を払えない人は

同じステージまで上り詰めることも難しいと思います。

「あなたは〇〇だからお金持ってて当たり前」

みたいなことをいうやつは、値上げラッシュに飲まれて沈んでしまえ!

では、ごきげんよう。

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