・欲を出すこと
・感情を自制すること
・自分自身と対話すること
おはーん、ペーパー先生です。
投資とスポーツというのは似ているところがありますね。
それは「欲を出す」という点です。
このブログの内容はラジオでも解説しています。
投資においては、株式相場が順調だと見るやレバレッジをかけて臨む。
暗号資産がブームになればそこに全力で乗っかる。
そんなような欲が出ます。
スポーツでも同様です。
先生は学生時代に野球とテニスをやってきました。
社会人になってからはゴルフも少しだけかじりましたが、
こちらも良い結果を出そうと欲を出して空回りすることが度々ありました。
お金をかけて道具を一新したら相性が悪かった、
ここで決めてやると力んだらぜんぜんうまくいかなかったなど。
こちらも挙げればキリがありません。
「成功させる!」「必ず勝つ!」
こんな意識が頭や手元を大きく狂わすわけです。
ですので投資もスポーツも、自己との戦い。
あらゆる感情を自制して、常に冷静に向き合えるかどうかという点で
共通しているように思うわけです。
社会人になると、世の中のあらゆるヒト・モノ・カネ・情報の波に飲まれていきます。
そうした騒音・雑念の中でいまの自分というものをしっかり持つために、
あのスティーブ・ジョブズ氏も禅にその答えを求めたのかもしれません。
近年ではマインドフルネスが注目を集めていたりもします。
私たちは、今この瞬間を生きているようでいて、実は過去や未来のことを考えて、「心ここにあらず」の状態が多くの時間を占めています。特に、過去の失敗や未来の不安といったネガティブなことほど、考えを占める時間が長くなりがちです。つまり、自分で不安やストレスを増幅させてしまっているのです。こうした心ここにあらずの状態から抜けだし、心を”今”に向けた状態を「マインドフルネス」といいます。
<呼吸のめい想>
①背筋を伸ばして座る。目は軽く閉じるか、薄く開けて斜め前を見る。
②息を吸ったときに、おなかや胸が膨らむのを感じ、心の中で「膨らみ、膨らみ」と実況する。
③息を吐いたときに、おなかや胸が縮むのを感じ、心の中で「縮み、縮み」と実況する。
【出典】マインドフルネスとは?(NHK健康チャンネル)
2021年6月23日
こうした自分自身との対話を、1日10分ほど行うだけでも
その1日はかなり違ったものに見えてくるかと思います。
ふわついている自分の心の軸を中心に戻すようなイメージでしょうか。
周囲の状況に流されやすいという方は、ぜひ一度お試しいただくと良いかと思います。
では、ごきげんよう。
よろしければこちらの記事もごらんください。
集中力や創造力を高めていくためには、いまの自分を見つめよう。