・投資の成績が良かった人の属性
・多忙だと資産運用に影響はあるのか
・自分もお金もせっせと働くことは理想
おはーん、ペーパー先生です。
このブログの内容はラジオでも解説しています。
資産運用の有名な小話に、
フィデリティによる2003年-13年の調査で、
投資の成績が良かった人の属性が
・1位「亡くなった人」
・2位「運用しているのを忘れている人」
だったというものがあります。
嘘か実かはさておき、これ痛烈な皮肉でもあります。
「儲けよう!」
「勝とう!」
と意識しすぎるがあまり、あれこれと情報を仕入れ、
どんどん打ち手を変えて、結果的には評価損。
そんなことが投資の世界には溢れているということです。
資産運用というのは、まさに自分自身との戦いというわけですね。
多忙だと資産運用に影響はあるのか
先般からブログでご紹介している通り、
先生は11月に入って以降、仕事がかなり立て込んでいます。
まぁ、それ以前が暇だったわけではないのですが(笑)
抱えている複数のプロジェクトが節目に差し掛かっているんですよね。
簿記3級の受験も見送らざるを得ないぐらいですので、
このところは、株式相場の細かい動きを全然追えていません。
先生の金融資産は「全世界株式」「暗号資産」「法定通貨(円)」です。
買い付けは月30万円(つみたてNISA含む)を、毎営業日に自動で行っています。
つまり普段は、売買するためではなく、自身の勉強のため、
株式、暗号資産、ドル円、の各相場状況を
理由と共に把握をしておく、というのが日課でした。
ただ、今月は3指数の終値とそのポイントを抑えるので精いっぱい。
で、運用状況に何か悪い影響があったかというと、
驚くほど、恐ろしいぐらい、まったくないんですね(笑)
むしろ、順調に資産は成長をしています。
さいごに
何が言いたかったかというと、
いま、ちゃんと生きていて、かつ運用していることも覚えている人にとって、
めちゃくちゃ忙しくしている方が資産運用の成績を上げるにはもってこいだということ。
「第二のテスラ銘柄を掴め!」
「中国株式はきっと底値!!」
「ビットコインは必ず爆上げ!!!」
多忙だと雑念が生まれる隙がありませんから、
ごちゃごちゃと打ち手を変えて、
道を大きく踏み外すリスクが軽減されるためです。
先日、日本記者クラブで会見したエンジェルスの大谷翔平選手が、
高額納税者であることを記者に問われた返答で、
「消費するということはあまりない方なので、今の所は貯まっていく一方なのかなと思います」
とコメントしていたことが印象的でした。
お金をしっかりとした投資先で働かせているのであれば、
自分自身も同じぐらいせっせと働いて忙しくしているというのは、
ある意味で理想的な人とお金の関係なのかもしれません。
では、ごきげんよう。
大谷選手は忙しくても爽やか。