・堀江貴文さんの自己投資論
・先生の自己投資で思い出深い2アイテム
・Macという自己投資で生まれた結果
おはーん、ペーパー先生です。
お金を手に入れた時に、「自己投資」をすべきか「金融投資」をすべきか、
これは明確に答えがあるものではありません。
このブログの内容はラジオでも解説しています。
以前にそのどちらを優先すべきかを深堀した記事をお届けしました。
先生の周囲を見渡すと、若い時は自己投資!
という声がやや優勢なのかなという気はしますが、皆さんはどうお考えでしょうか?
今日は自己投資のその後のパフォーマンスを振り返ってみたいと思います。
堀江貴文さんの自己投資論
プレジデントオンラインに堀江貴文さんのこんな寄稿がありました。
「僕は、人より稼いでいる。同時に、人の何倍も浪費家だ。」
具体例をこのように挙げられています。
「東大生だった23歳のとき、起業資金の600万円を当時付き合っていた彼女の父親から借りた。実業家としてのキャリアは、借金からのスタートだった。(中略)けれど僕は、怖じ気づかなかった。本気でやりたかった、インターネットビジネスの海に飛びこむ興奮が、借金の不安を完全に上回っていたのだ。(中略)600万円の借金は、1年ほどで完済できた。数年で、最初の借金の10倍以上ものお金を動かせるようになった。学生の僕にとって「不要不急」だった借金のおかげで、ビッグマネーの最前線を目の当たりにできた。」
【出典】堀江貴文「本当のお金持ちがせっせと貯めている、お金より大事なあるもの」(プレジデントオンライン)
2021/10/06 15:00
その瞬間にしか、体験できない、出会えない、参加できないことがある。
つまり、冒頭の話で言えば徹底的に自己投資をされているのが
堀江さんの生き方というわけですね。
万人が準えることができるものではありませんが、
先生もこれは凄く同意です。
先生の自己投資で思い出深い2アイテム
ここからは先生自身の体験から深堀します。
人生を振り返ると金額的に大きな投資だったことはいくつかあります。
以前、通っていた社会人大学院について取り上げたことがありました。
これは2年間でトータル300万円ぐらいの支出になっており、
自己投資の額としては今でも過去最大なのですが、
せっかくなので違うアイテムを選んでみようと思います。
『EOS B900』(1996年)
18万9,000円
→小室哲哉プロデュースの、シーケンサーや音源、スピーカー一体型シンセサイザー。
『Macintosh Performa 6210』(1995年)
18万円ぐらい
→PowerPC搭載のエントリーモデルMac。プリンター同梱でソフトも豊富。
先生の大学生時代、この2つが大きな投資でした。
とは言っても、EOSはバイト代を貯めて購入した一方で、
Macは親に購入してもらい、自身で使っていましたから、ある意味で借金。
今日は後者のMacという投資が、その後どう活きたのかを考えてみます。
Macという自己投資で生まれた結果
グラフィックデザイナーを目指していた大学生当時、
『illustrator』や『Photoshop』などのグラフィックソフトは
高価すぎて手が届きませんでしたから、
バンドルされていたアップル純正の統合ソフト『クラリスワークス』の
ペイントでひたすらドット打ちをしていたことを思い出します。
色数も少なく、アンドゥはたったの1度しかできないという究極の緊張感の中、
キャラクターやロゴなどを描いていました。
これが、インターネットのトレンドも重なり、1999年にサービスインした
ドコモのiモード向け個人サイトを立ち上げることに繋がっていきます。
待ち受け画像を配信したことで、その後色々な雑誌に取り上げていただき、
社会人最初の勤務先であるベンチャー企業にお世話になるわけです。
そういう意味では、世の中がWindows95の大ブームの中でMacをあえて選び、
しょっぼいペイントツールでコツコツと腕を磨いていたことが、
グラフィックデザイナーとして社会人になる基礎となり、
その後現在までIT業界の世界に身を置き続け、そこそこの年収になっているわけですから、
当時の18万円の投資は効果が高かったと言えます。
さいごに
こうした振り返りからも、将来の稼ぎ先を探していくことや、
稼ぐ力を養っていくという点において、最先端なものに
ガンガン触れていくということは凄く大事だと改めて思います。
仮に1995年の段階でMacを購入していなかったら、
その後1996年に大学へ入学するまでパソコンは触らなかったでしょうし、
商学部でしたから、もちろんグラフィックデザインを追求するなんてことは皆無だったはずです。
そういう意味でもMac、引いてはアップルという会社との付き合いが
かれこれ四半世紀続いているというのも縁ですし、
なんとなく恩も感じています。
ま、もっと恩を感じなけれいけないのは買ってくれた親ですが(笑)
ということで今日は過去の自己投資を振り返ってみました。
自分にもし子供ができた場合も、この経験を踏まえると
自己投資の機会を提供し、視野を広げてあげたいなと思いますね。
では、ごきげんよう。
チャンスの前髪をつかめ!(好機はすぐに捉えなければ後から捉えることは出来ない)