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転職エージェントは現在の転職市場をどう見ているのか?

転職エージェントは現在の転職市場をどう見ているのか?
この記事で分かること

・人材の流動性で質が変化
・転職エージェントから見た転職市場
・プロに相談するのは大事

おはーん、ペーパー先生です。

コロナ過においても転職市場は動き続けていますね。

何度かこのブログでも関連した話題をお届けしてきました。

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先生が勤務する会社でも、新たに中途入社される方もいますし、退職をされる方もいます。

特に退職される方については世の中の環境変化に関連して、

住居を変えられたり、体調を崩されたりが理由になることも多くなりました。

つまり明らかに人材の流動性で質が変化しているわけです。

そんな今日はコロナ禍の転職市場についてやわらか紹介します。

転職エージェントから見た転職市場

転職サイト「ビズリーチ」を運営するビズリーチさんが、

登録ヘッドハンターを対象に、中途採用・転職活動に関するアンケート調査を実施しました。

<調査概要>

名称:「ビズリーチ ヘッドハンターへの中途採用・転職支援に関するアンケート」
対象:ビズリーチに登録するヘッドハンター 
期間:2021年4月15日~2021年4月21日 有効回答数:602
※回答率は端数処理の関係で合計が100%にならない場合があります。

<Q:今後(向こう3カ月)、企業の中途採用活動はどうなると思いますか?>

活性化する 27.4%
どちらかといえば、活性化する 54.7%
どちらかといえば、鈍化する 17.2%
鈍化する 0.8%
※n=519

<Q:1年前と比較して、求職者の傾向についてお聞かせください。>
(複数回答可。3つまで)

1位:明確な転職意向が固まっていない段階での相談が増えた 62.2%
2位:待遇(ポジションや給与)を重視する傾向が高まった 39.7%
3位:やりがい(仕事内容や社会貢献度)を重視する傾向が高まった 32.4%
4位:主体的なキャリア形成の意識が高まった 28.6%
5位:大手志向が高まった 21.2%
6位:日系大手企業に勤務する求職者からの相談が増えた 14.3%
7位:ベンチャー志向が高まった 8.4%
8位:変化は感じられない 7.9%
※n=595

<Q:1年前と比較して、求職者からの相談は、どのような内容が多いですか?>
(複数回答可。3つまで)

1位:会社の将来に不安がある 73.3%
2位:業界自体の将来に不安がある 44.7%
3位:より専門性の高い仕事をしたい 38.7%
4位:より決裁権のある仕事をしたい 29.7%
5位:待遇・福利厚生に不満がある 24.2%
6位:会社からの評価に不満がある 22.0%
7位:会社の考え・風土が合わない 18.2%
8位:「キャリアの棚卸し」がしたい 11.9%
9位:自身の適性を知りたい 11.8%
10位:他にやりたい仕事がある 10.3%
11位:その他 7.7%
12位:職場の人間関係がよくない、上司や同僚と合わない 7.6%
※n=595

<参考>

本アンケートに回答したヘッドハンターのプロフィール(n=602)

●コンサルタント経験年数
1年未満 2.5%
1年以上3年未満 20.1%
3年以上5年未満 17.4%
5年以上10年未満 26.7%
10年以上15年未満 15.1%
15年以上20年未満 10.0%
20年以上25年未満 4.8%
25年以上 3.3%

●最も得意な決定年収帯
500万円未満 8.6%
500万円以上600万円未満 16.8%
600万円以上700万円未満 18.4%
700万円以上800万円未満 14.1%
800万円以上900万円未満 13.1%
900万円以上1,000万円未満 11.0%
1,000万円以上1,100万円未満 9.0%
1,100万円以上1,200万円未満 2.7%
1,200万円以上1,300万円未満 2.2%
1,300万円以上1,400万円未満 0.7%
1,400万円以上1,500万円未満 0.7%
1,500万円以上 2.8%

【出典】<ヘッドハンターに転職市場についてアンケート> 8割が、今後の中途採用の活性化を予測 6割が「転職意向が固まる前からの相談が増加」と回答(PR TIMES)
2021年5月26日 11時10分

プロに相談するのは大事

求職者に対するアンケートはよく目を通しますが、

今回は転職エージェント側の視点なので大変興味深いですね。

エージェントは求職者からの相談を受けて、キャリアプランを含めたアドバイスを行います。

同じ対象者と何年も情報交換でお付き合いが続く、なんてこともあります。

詳しくは過去のレビュー記事をご覧いただければと思います。

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今回のアンケート結果で特徴的なのは

・転職意向が固まっていない段階での相談が増えた
・会社や業界の将来に不安がある

コロナ禍を反映してこれらが上位に挙がっています。

「ビズリーチ」の利用者は、

“将来に向けて転職は考えているけど、具体的ではないので、まずは情報収集から”

こんな方が中心です。

つまり少なくても転職する可能性は念頭にある状態です。

一方、今回のアンケートを見ると、現状不安からの相談、

つまり転職を具体的に考える前の段階が増えていると読み解けます。

業界・業種で、企業業績や給与の明暗が分かれたことが要因と考えることができます。

しかし、転職をまずはプロに相談するという流れはすごく良いことで、

キャリアプランと真摯に向き合ってくれる質の高いエージェントを見つけられるかが、重要になってきますね。

アンケートの中にも「棚卸し」なんて言葉が出てきましたが、

こういう時期だからこそ、一度立ち止まって自分自身と向き合うことが必要だなと改めて思いました。

では、ごきげんよう。

今日のまとめ

小休止、おうち時間で、棚卸し。(先生 心の俳句🧻)

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