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2つのオフィスとホテルとの3拠点生活について

2つのオフィスとホテルとの3拠点生活について
この記事で分かること

・大手IT企業で会社員をするということ
・コロナ禍における働き方の変化
・「集約」か「分散」か

おはーん、ペーパー先生です。

今日は働き方に関する雑記です。

ぼくは大手IT企業で会社員をしています。

かれこれ15年以上同じ会社に勤務をしていまして、

現在は開発部門長をしています。

それ以前は、社員5人程度のベンチャー企業やフリーランスとして

勤務をしていたことを踏まえると、

時代と逆行している人生を送ってるな、なんて思うことがあります。

大勢と群れるのが好きじゃないのに、なぜ大企業で働き続けているのかといえば、

「特に深く考えてこなかった」

というのが正直なところです(笑)

さて、そんな中で2020年のコロナ禍以降、仕事の形がガラリと変わりました。

在宅勤務とオフィス勤務とのハイブリッドによる業務となったことです。

ぼくは管理職ということもあり、全日オフィス出勤が求められているのですが、

先ほど触れたように、ベンチャーやフリーランス時代の価値観、

つまり結果さえ出せば「どこで何をしようがいいでしょ」という考え方が

コロナ禍のおかげで呼び覚まされたこともあり、

「毎日、オフィスに通勤なんてバカバカしい」

となったわけです。

これが、2021年3月から開始したホテル暮らしの理由にもなっています。

オフィス近く、歩いて3分程度のホテルを拠点に

平日はオフィスに行き、昼ごはんはホテルで食べて、

といったように、在宅勤務の環境に無理やり近づけたわけです。

そんな生活が1年ほど続いた先日。

なんと現在のオフィスが手狭になったことから、

ぼくの部門が丸ごと別のビルに引っ越しすることになりました。

オフィス間は歩いて20分程度の距離です。

複数箇所にオフィスがある会社に勤務をされている方は

イメージがつきやすいかもしれませんが、

2つのオフィスを歩いて行き来するのはなかなか手間がかかります。

もちろんオンライン会議で済ませられるものも中には有りますが、

どうしても対面が求められるものもあるからです。

通勤をしたくないから、オフィス近くでホテル暮らしを始めたのに、

結局オフィス間の移動がめちゃくちゃ発生することになったわけです。

シンプルじゃありませんね。

今ぼくは立地的に、

旧オフィス ⇄ ホテル ⇄ 新オフィス

このような感じとなり、

スターバックスの経営理念ではありませんけど、

ホテルがまさに仕事場におけるサードプレイスになっています。

実際に、新旧それぞれのオフィスで会議が設定されていて、

時間がそれなりに空いている場合は、何度も行き来するのが面倒なので

ホテルで仕事をするようになりました。

チャットやテレビ会議などのオンラインツールは整備されているので、

仕事を進めるのには支障がありませんし、むしろホテルは個室なので、

中途半端に場所移動をするよりも業務が捗ります。

でも、こうなってくると

「あれ?なんでオフィスに行かなきゃいけないんだっけ?」

と、改めて疑問が出てきちゃうわけです(笑)

1箇所のオフィスに全ての人や機能を集約するのであれば、

集合知という要素がメリットとしてあるかもしれない。

ただ、オフィスが分散する。オンラインツールは整備されている。

そうなると、「集約」と「分散」が曖昧となり、

仕事の軸の置き方、気持ちの置き方がとても難しいわけです。

IT関連の仕事というのは、全ての職種でとまでは言いませんが、いまやどこでも仕事ができます。

オフィスが分かれたことで、それがより鮮明に分かってしまい、

会社ルールとの間でのジレンマが改めて生まれるという状況になってしまいました。

皆さんのお仕事は在宅でしょうか?それともオフィスでしょうか?

リモートワークの是非は議論が尽きないところですが、

コロナ禍以降の働き方の変化について、皆さんはどのようなことを感じられているでしょうか。

ご意見・ご感想をお待ちしています!

では、ごきげんよう。

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今日のまとめ

1日往復40分。1年の営業日を245日とした場合、移動にかけるトータル時間は9,800分。つまり6日間と19時間20分。

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